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新生児が起きないとき授乳はどうする?ママたちにきく、赤ちゃんの上手な起こし方
新生児が授乳の時間になってもなかなか起きてくれなくて、授乳の回数が少なくなり困っているママもいるかもしれません。今回の記事では、新生児が起きないときに起こすかどうかや、起こす場合の状況、起こし方などママたちの体験談をもとにご紹介します。
新生児が起きないときは起こす?
気持ちよさそうに寝ている新生児を起こすことをためらってしまうママもいるようですが、新生児が寝すぎていると授乳間隔が空いてしまい、赤ちゃんが脱水症状を起こしてしまったり、ママのおっぱいトラブルにつながることもあるようです。新生児が起きないときは起こしていたのか、それとも起こさなかったのかママたちに聞いてみました。
起こす
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20代ママ
30代ママ
助産師さんに3時間以上授乳時間を空けないようにと指導されましたが、うちの子はよく寝る娘のようで5、6時間くらい寝てしまうこともあります。お腹が空いてしまうかもしれないと不安になり、4時間毎におむつ替えをして起こしています。赤ちゃんが起きたら機嫌がよさそうなタイミングで母乳をあげるようにしています。
授乳間隔が空いてしまうため、時間を決めて起こしているママや、授乳回数が少なくなることで、新生児の体が心配になり起こしていたというママもいるようです。他には、おっぱいが張ったときに新生児を起こして母乳やミルクをあげていたという声もありました。
起こさない
30代ママ
赤ちゃんが寝ている時間が自分も休める時間だったので、私からは起こしませんでした。赤ちゃんが泣いたタイミングでミルクをあげるようにしていました。
30代ママ
2人目を出産後、入院しているときは3時間おきに赤ちゃんを起こして授乳をしていましたが、退院後は夜間授乳が辛かったため、赤ちゃんが泣いて起きるまでは起こすことはありませんでした。
30代ママ
助産師さんに相談したところ、「起こしてまで母乳を飲ませなくても大丈夫だよ」と言われたので、赤ちゃんが欲しがったときに授乳していました。6時間以上ぐっすり寝ていることもありましたが、赤ちゃんの体重も順調に増えていたので自分から起きるまでは起こしませんでした。
新生児はまだ夜間授乳も頻繁に発生する時期です。新生児が寝ている時間は、自分の身体を休められる時間と考えて、新生児を起こさなかったママもいるようです。ママのなかには、無理に起こすことはしていないけれど、あまりにも長時間寝ている場合は新生児の顔色や呼吸などの様子を見るようにしていたという声もありました。
新生児を起こす場合
新生児の様子を見ながら、起こしたほうがよいか迷うこともあるかもしれません。どのような場合に、起きない新生児を起こしていたのかママたちに聞いてみました。
体重が気になる
30代ママ
娘を低体重で出産したので、助産師さんに相談したところ、2時間おきにミルクをあげるようにアドバイスされました。娘は寝ると5~6時間くらい起きないことがあり、体重がなかなか増えず気になったので、起こしてミルクをあげていました。
30代ママ
新生児期は母乳の授乳量が足りているのかがわからず悩みました。ベビースケールをレンタルして毎日体重の増加を確認していました。
新生児の体重の増えなどが気になる場合は、時間を決めて新生児を起こし、授乳していたというママもいるようです。他には、おっぱいが張って母乳をあげるために新生児を起こしたときは、お腹が空いていたのかたくさん母乳を飲むので、ミルクも足していたという声もありました。
母乳で授乳量が足りているかわからない場合、新生児期だけベビースケールをレンタルしていたというママもいるようです。
排泄物の量と回数が少ない
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30代ママ
寝ている時間が4時間以上になるときでも、おしっこをしていないことがありました。心配になり助産師さんに相談をしたら、「母乳の量が不足しているかもしれない」と言われ、起こして授乳するようにして、ミルクを足していました。
新生児期は夜間授乳の回数も多く、頻繁に母乳やミルクを飲む時期です。長く寝ている新生児でも、排泄物の量や回数が少ない場合は、新生児を起こしていたというママもいるようです。排泄物の量や回数のほかに唇がカサカサしているなどの症状がある場合は、脱水症状を起こしている可能性があるようです。おむつ替えのときにおしっこやうんちの量や回数をチェックしておくと、新生児の変化に気づけることがあるかもしれません。
新生児の起こし方
授乳などの理由から、起きない新生児を起こそうとしたとき、どのように起こすとよいのか気になるかもしれません。ぐっすり寝ている新生児の起こし方をママたちに聞いてみました。
足の裏を触る
30代ママ
足の裏をくすぐったり、指の腹でこするように触る起こし方をしていました。足の裏を触ると、寝ている赤ちゃんはもぞもぞ動いて目を開けていました。
30代ママ
入院中からよく寝ていたので助産師さんに相談したところ、足の裏をぎゅっと力強くさする起こし方を教えてもらいました。足をさすっていると、赤ちゃんは目を覚まして元気よく泣き出します。
足の裏をくすぐる、さする、こするなどして触る起こし方をするママもいるようです。足の裏の他にも、首やあごの下、脇腹やお腹をくすぐるなどして新生児を起こしていたという声もありました。
声掛けをする
30代ママ
「起きて、おっぱいだよ」など声掛けすると、赤ちゃんの手足が少しずつ動いて目を覚ましていました。
20代ママ
赤ちゃんの名前を呼びながら、ほっぺをツンツンするなどして起こしていました。起きたら、おむつ替えをしてから授乳をしていました。
声をかける起こし方をしているママは、新生児の名前を呼んだり、授乳の時間を知らせたりする声掛けをしているようです。寝ている新生児を驚かせないように、ささやくように優しく声掛けをしていたという声もありました。
窓を開ける
20代ママ
新生児期にずっと寝ていて起きないときは、窓を開けて外の音が聞こえるようにしました。起きたら、「おっぱいの時間だよ」と声掛けをしてから授乳していました。
新生児期の赤ちゃんがなかなか起きない場合、窓を開けて外の音が聞こえるようにしたというママの声がありました。特に、静かな部屋で寝ている赤ちゃんには効果的なようです。部屋の空気も入れ替わって、赤ちゃんの気分転換にもなるかもしれませんね。
おむつ替えをする
30代ママ
寝ているときにおむつを替えると起きることがあったので、寝すぎたり、授乳のタイミングなどで起こしたいときには、おむつを替える起こし方をしています。
40代ママ
おむつ替えをして起こしていました。おむつがきれいになって気分転換になるのか、ご機嫌にしていました。おむつ替えをしてから母乳をあげていました。
おしっこなどが出ていないときでも、一度おむつ替えをして体を動かすことで、新生児が目を覚ますことがあるようです。あまりにぐっすり寝ていると、ただおむつを替えても起きなかったので、おむつを開いてうちわで軽く風を送っていたというママの声もありました。
新生児を起こすときの注意
新生児を起こすときに、頭を激しく揺さぶることは避けましょう。赤ちゃんの脳はとても柔らかくダメージを受けやすい状態にあります。そのため、赤ちゃんの頭を激しく揺さぶるような起こし方をすると、重大な事故につながる可能性があります。
赤ちゃんが授乳中に寝てしまった場合の対処法
新生児の赤ちゃんがようやく起きて授乳をしていたら寝てしまったという経験をしているママも多いようです。授乳中に赤ちゃんが寝てしまった場合、ママたちはどうしていたのでしょうか?
30代ママ
授乳中に赤ちゃんが寝てしまうと次の授乳までにおっぱいが張ってしまうので、足の裏をくすぐって起こすようにしていました。
40代ママ
授乳中にそのまま寝てしまうことがありました。体重やおしっこの回数に問題がなければ、特に起こさずにそのまま寝かしていました。
赤ちゃんが授乳中に寝てしまった場合、ママたちの対応はそれぞれのようです。次の授乳までの間隔が空いていたり、体重や排泄物に問題がなければそのまま寝かしていたママもいるようです。ママのおっぱいが張ってしまう場合や排泄物の量や回数が少ない場合は、起こして授乳した方がいいかもしれませんね。
新生児が起きないときは様子を見て
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今回の記事では、新生児が起きないときに起こすかどうかや、起こし方などについてご紹介しました。
新生児期は夜間授乳の回数も多く、ママの体調もまだ辛い時期。何時間も寝ていて起きない新生児を、起こすか起こさないかはママの考えによってさまざまなようです。新生児の体重や排泄物の量や回数が気になるなどの理由で新生児を起こしているママもいました。新生児を起こすときは、足の裏を触ったり、おむつを替えたりする起こし方ができるかもしれません。新生児が起きないときは、顔色や呼吸など様子を見ながら判断できるとよさそうです。
新生児を起こすかどうか悩んでいる場合は、今回の記事を参考にしてみてください。
入院中は3時間おきに泣いて起きていたのに、退院してからは泣いて起きることが少なくなり、5時間以上寝ていて脱水症状になるのではないかと心配でした。今は、アラームをかけて時間を決めて起こし、授乳しています。