1人目の育児が落ち着くと、今後の家族計画について夫婦で相談する機会が増えるかもしれません。1人目にきょうだいを作ってあげたい、にぎやかな家庭を築きたい、など2人目を考えるきっかけはたくさんあるでしょう。今回は、ママやパパが2人目を考えるときに、大切なことや考えたいことなどをご紹介します。
将来2人目の子どもが欲しいと思いながらも、1人目の育児に追われていると、具体的にいつ2人目を考え始めるとよいかタイミングに悩むママやパパもいるかもしれません。
実際に、1人目の育児をしながら2人目を考えているというママたちに話を聞いてみると、上の子がもうすぐ入園だから、夫が育児に協力的ではないから、というような不安な声も耳にします。
自分たちが思い描く家族を実現するために、2人目を考えるのによいタイミングはあるのでしょうか。
大切な家族が増えるタイミングをいつにするかは、それぞれの夫婦次第のようです。さまざまな事情を考慮して、なにが自分たちにとって大切なのか考えましょう。
2人目が欲しいと一方が思っても、夫婦の思いが一致していなければ前に進むことはできないでしょう。どちらか一方がひとりで思い悩まずに、焦らず夫婦いっしょに相談することが大切かもしれません。
2人目が欲しいと思ったら、まずは今後の家族計画について夫婦でしっかり話し合うことから始めましょう。
共働きの家庭においては、職場の事情を考慮することもあるでしょう。妊娠、出産、育児となると、会社を長期で休むことになるかもしれません。
また実際に、つわりがひどく会社を休みがちになったり、妊娠高血圧症候群や切迫流産などの症状で入院しなければならなかったりと、予期せぬ出来事で職場に迷惑をかけてしまったというママの声もありました。
会社への報告や自分の仕事の進捗を管理したり、突発のお休みにも対応できるように自分の仕事をメモしておくだけでも、会社への負担を減らすことができるかもしれません。
2人目が欲しいという意思がある場合は、職場への影響を考えてそのための対策をしておくと安心ですね。
2人目を考えるママやパパの中には、何歳差で2人目が欲しいと漠然と思い描いている方もいるでしょう。実際に子どもを育てる上で、年齢差は大切なポイントになるかもしれません。
学校への入学や卒業だけでなく、それに伴う金銭面についても考えなければならなかったり、自分自身にきょうだいがいる場合はそれを目安に柔軟に考えることも必要でしょう。
計画通りに進めることが難しいとしても、事前に頭に入れておくだけで今後の家族計画について、イメージが持ちやすいのではないでしょうか。
育児には想像以上に大変なことがあるでしょう。2人目を産んだママたちの中には、育児の大変さは1人のときと比較にならないほどだという声もありました。
育児にはママとパパの体力も必要になるので、2人目が産まれるときに自分たちが何歳になるかということも考えておくとよいかもしれませんね。
2人目を授かるのに、よいタイミングというのはそれぞれの家庭によって異なるでしょう。まずは、2人目を妊娠した自分を想像してみるとよいかもしれません。
2人目が欲しいと思ったときに、ママたちが考えたことを聞いてみました。
妊娠をすると、満足に抱っこしてあげられなかったり、つわりがひどくなったときにきちんとお世話ができるか不安に感じることもあるでしょう。1人目のことを考えると、なかなか踏み出せないというママの声もありました。
1人目のいちばんかわいい時期をいっしょに過ごし、少し手が離れて育児が楽になるタイミングで2人目を考えることで、ママやパパに余裕がうまれるだけでなく、1人目の子どもにとっても愛情をしっかり伝えられてよいかもしれませんね。
仕事は女性にとって、日々の生活の中でも重要な要素かもしれません。子どもをきちんと育てたいという理由で仕事から離れたママも、仕事への熱意を感じるようになり、それが2人目のタイミングに繋がったという声もあります。
自分の人生の中でやりたいことを実現するためにも、今後どのような家族形態を築くのか、夫婦でしっかり相談することが大切ですね。
周りの意見に流されず、自分の気持ちを強く持つことで、2人目を授かったときも育児に誠実に向き合えるかもしれません。それぞれの家庭に合ったタイミングで、納得して2人目を考えることが大切でしょう。
2人目を考えるときは、自分たちの年齢や1人目の子どもとの年齢差、ママとパパの仕事のことなど、さまざまな視点で考える必要があるようです。
子どもを妊娠・出産するのはママです。ママの体のことを第一に考えて、夫婦でじっくり話し合い、大切な家族を迎える準備ができるとよいですね。
2020年02月27日
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