
絵本の読み聞かせは赤ちゃんが生まれてから、と思うママもいるでしょう。生まれる前のお腹の赤ちゃんにもママの声が聞こえているかもしれません。妊娠中の絵本の選び方や読み聞かせ方法、妊娠中に絵本を読むことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
お腹の中の赤ちゃんとのコミュニケーションの取り方には、話しかけたりお腹をなでたり、キックゲームをしたりといくつか方法があるでしょう。絵本の読み聞かせも妊娠中に赤ちゃんとのコミュニケーションを取る方法の一つになります。
妊娠中に絵本を読むとどのようなよいことがあるのでしょうか。
妊娠中は体調が崩れたり、赤ちゃんのことで心配になることがあるかもしれません。
そんなとき温かな言葉で綴られた絵本や、やわらかな色彩の絵本は、ざわついた心を落ち着かせてくれるでしょう。絵本の文章は気分をゆったりとさせてくれることもあり、絵を眺めているだけでも癒しの効果がありそうです。
子どもにどのように読み聞かせをしたらよいかわからないというママもいるそうです。
妊娠中であればたっぷりと読み聞かせの練習することができます。いろいろなリズムや声のボリュームを試して、赤ちゃんが生まれてから心地よい読み聞かせができるように練習しましょう。
お腹の中の赤ちゃんは成長していくと、ママやパパの声や外の世界の音が聞こえるようになります。妊娠中のママが絵本を読むことで胎教になるという説もあるようです。専門家もこのように言っています。
「胎教には絵本を読むこともよいといわれています。
ママやパパが好きな本を選び、感情を込めて読んだり、リズムの面白さを伝えるように読むとよいでしょう。
初めからストーリーのある本ではなく、擬音語で書かれている絵本だと、出産後に実際に赤ちゃんの読み聞かせができるのでおすすめです。」
先輩ママたちは妊娠中に絵本を選ぶとき、どのような視点で選んでいたのでしょうか。
ママの気持ちが穏やかになれる絵本を選んだという声がありました。
絵本を読んでママが悲しい気持ちになったり、興奮したりするとお腹の赤ちゃんに伝わるかもしれません。妊娠中に読む絵本を選ぶときは、ママがリラックスできる絵本を選ぶことが大切なようです。
赤ちゃんが生まれてからも楽しめる絵本を選んだというママもいました。ページ数や文字数が少なく、色や形がはっきりとしたカラフルな絵本だと生まれてからの小さな赤ちゃんも楽しめるかもしれません。
ママが楽しんで読んでいることはお腹の赤ちゃんにも伝わるでしょう。妊娠中に絵本を読むなら、ママ自身が楽しいと思える絵本を読みたいですよね。
妊娠中は赤ちゃんが無事に生まれてくるか、赤ちゃんを育てることができるかなど不安に思うママもいるかもしれません。
赤ちゃんが生まれてくることに対する不安に共感したり、こたえてくれる絵本もたくさんあるようです。
ママたちはどのような方法でお腹の赤ちゃんに向けて読み聞かせをしていたのか聞いてみました。
お腹をなでたり、赤ちゃんに語りかけたりして絵本の読み聞かせをしていたというママもいました。ママがリラックスしている状態ということがポイントかもしれません。
赤ちゃんが生まれたあとに読み聞かせをしているところを想像しながら読むと、読み聞かせの練習になりそうです。
きょうだいがいる場合は、絵本の読み聞かせをする機会があるかもしれません。そのときにお腹の赤ちゃんのことも意識して読むとよいでしょう。
ママだけではなくパパやきょうだいに読み聞かせをお願いしてもよいでしょう。妊娠しているママとは違い、なかなか赤ちゃんが生まれる実感がわかないというパパやきょうだいもいるかもしれません。生まれる前の赤ちゃんとコミュニケーションをとる時間を作ることでパパや兄、姉になるための準備をする機会となりそうです。
妊娠中に絵本を読むことは、ママがリラックスしたり、これから生まれてくる赤ちゃんへの読み聞かせの練習になったりしそうです。
また、ママたちはいろいろな想いを込めて妊娠中の絵本を選んでいたということがわかりました。
妊娠中に絵本を読んで心も体もゆったりとした時間を過ごせるとよいですね。
2019年10月17日
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