里帰り出産をするとき。旦那との連絡頻度や食費などのお金の管理方法

里帰り出産をするとき。旦那との連絡頻度や食費などのお金の管理方法

里帰り出産を控えているとき、里帰り中に旦那と連絡を取る頻度や、食費などのお金の管理について気になる方もいるのではないでしょうか。旦那だけで生活ができるのか旦那の親も心配しているかもしれません。今回の記事では、里帰り出産期間の旦那の生活や、里帰り前に夫婦で準備できることをママたちの体験談をもとにご紹介します。

里帰り出産中の旦那さんとの生活

里帰り出産をするとき、里帰り期間中の旦那さんとの生活について心配になることがあるかもしれません。どのようなことが心配だったのか、ママたちに聞いていました。

「私の実家と今住んでいる家は距離が離れていました。どれくらいの頻度で旦那と連絡を取ったり会ったりできるのか心配でした」(30代ママ)

「里帰り期間中、1人暮らしの経験がない旦那が、1人で生活できるのか不安に思っていました。私だけではなく、近くに住む旦那の親も心配していたようです」(20代ママ)

「旦那1人分の食費や生活費がいくらかかるのかや、旦那が自分できちんと管理できるのかなどが心配でした」(30代ママ)

里帰り出産中の旦那さんとの生活について、心配だと感じることはママによってさまざまのようです。実際に、離れて暮らす旦那さんとのコミュニケーションのとり方や、食費などの生活費の管理の仕方について、ママたちはどのようにしていたのでしょうか。

里帰り出産中のコミュニケーションのとり方

里帰り出産中、ママたちはどのような手段や頻度で旦那さんとコミュニケーションをとっていたのでしょうか。里帰り出産をしていたママたちに聞いてみました。


電話

スマホ
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「毎日、寝る前の同じ時間に電話をすることを決めていました。あらかじめ時間を決めておくことでその時間にあわせて行動でき、お互いの負担にはなっていなかったと思います」(20代ママ)

里帰り出産中は電話で旦那さんとコミュニケーションをとっていたというママもいるようです。遠方に住んでいる旦那さんとは会える頻度が少なかったので、電話で話せる時間を楽しみにしていたというママの声もありました。


メール

「出産を終えてからは赤ちゃんの写真を毎日のように送りました。遠く離れている旦那も日々成長していく子どもの姿を見て感激していたようです」(30代ママ)

赤ちゃんの写真などを送るなどができるメールで連絡を取りあっていたというママもいました。メールを使うと、育児の合間など自分の都合のよいタイミングでやり取りができるかもしれません。


会いにきてくれた

「家から車で1時間くらいのところに実家があるので、週末に会いにきてくれそのまま泊まっていました。沐浴やミルクの授乳など、新生児期の赤ちゃんのお世話を旦那といっしょにすることができました」(20代ママ)

旦那さんがママの実家に会いにきてくれたというママもいるようです。休日は会いに来てくれて、それ以外の日は電話やメールで連絡を取りあっていたというママの声もありました。

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旦那さんの生活費をどうしていたか

ママが里帰りしている間、旦那さんの生活費をどのように管理していたのか気になるママもいるかもしれません。里帰り出産中のお金の管理をどうしていたのかをママたちに聞いてみました。


金額を決めて渡す

通帳とハンコ
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「旦那はあまりお酒を飲まず、夜も仕事が終わるとすぐに帰宅することが多かったので、主な支出は食費だと考えていました。自炊と外食のどちらになっても困らないよう、夫婦で生活しているときと同じ額の生活費5万を渡してやりくりしてもらっていました」(30代ママ)

旦那さんの生活費は金額を決めて渡していたというママもいるようです。これから家族も増えるので上手にやりくりしてもらいたいという気持ちから、旦那さんに少なめにお金を渡していたというママの声もありました。


夫に任せる

「普段から責任感の強い夫なので、生活費の管理をすべて夫に任せました。旦那は1人暮らしの経験もあり、自分自身でしっかりお金を管理していました」(30代ママ)

「共働きなので普段から家計は別管理でしていました。そのため、私が里帰り出産中でも旦那が使う分の食費などは自分のお金のなかでやりくりしてもらっていました」(30代ママ)

里帰り出産中の生活費の管理は旦那さんに任せていたというママもいるようです。旦那さんに任せたことがきっかけで、家計のことに興味を示してくれ、子どもが生まれた後の家計のことを夫婦で話しあうようになったというママの声もありました。

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里帰り前に夫婦で準備できること

旦那さん1人残して里帰りすることが心配なとき、里帰り前に夫婦でいろいろと準備をしておくとよいかもしれません。里帰り前に夫婦で準備できることについて、ママたちに聞いてみました。


家事のやり方を共有する

「日頃旦那は仕事の帰りが遅く、家事はほとんど私がやっていました。そのため旦那が1人で生活するときにものの置き場所などで迷わないように、しゃもじやおたまなど使いそうなものをわかりやすくラベリングして、いっしょに確認していました」(30代ママ)

「里帰りする前に家電の使い方や洗濯機の回し方などを伝えながら、一通りの家事を旦那といっしょにやりました」(20代ママ)

旦那さんが自分でやるときに困らないように家事のやり方を共有したというママもいるようです。物の場所がスムーズにわかることで、仕事帰りの旦那さんも積極的に自炊など家事をしていたというママの声もありました。


食材や生活用品をストックする

「里帰り出産に入る前に冷凍ごはんやレトルトのカレーなどすぐに食べられるものをストックしておきました。食料を用意しておくことで、里帰り出産中に旦那の食事のことはあまり心配せずにすみました」(30代ママ)

「洗剤やトイレットペーパーなどの日用品は、夫が買い足さなくてよいように里帰り出産前に購入しておきました」(20代ママ)

里帰り出産前に食料や生活用品をストックしていたというママもいるようです。あらかじめストックしておくことで、旦那さんの買い物の頻度が減らせ、生活費の出費を抑えることができたというママの声もありました。


ルールを決めておく

「旦那にも妊娠中の自分の様子や出産後の赤ちゃんの様子を知っておいてほしかったので『1日1回は必ず連絡しようね』と事前に伝えておきました。旦那も私からの連絡がくるのを日課にして楽しみにしていたようです」(20代ママ)

夫婦で事前にルールを決めておいたというママもいるようです。離れていても連絡を取りあうことで、里帰りから帰った後の赤ちゃんとの生活がスムーズに始められたというママの声もありました。

夫婦で協力して里帰り出産期間を乗り切ろう

家族
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里帰り出産のときの連絡の頻度や、旦那の食費などお金の管理の方法は、家庭によってさまざまなようです。ママのなかには、旦那に1人暮らしの経験がなく旦那の親も心配しているという声もありましたが、事前に家事のやり方を夫婦で共有するなど、夫が1人で暮らすことになっても心配ないよう工夫できることがあるかもしれません。夫婦で協力して里帰り出産期間を乗り切れるとよいですね。

2018.11.04

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