【小児科医も推薦!】言葉や指先、考える力の発達など、魅力いっぱいのブロック遊び!乳幼児から楽しむ方法とは

【小児科医も推薦!】言葉や指先、考える力の発達など、魅力いっぱいのブロック遊び!乳幼児から楽しむ方法とは

楽しく遊びながら赤ちゃんの能力を伸ばせる知育おもちゃ。その中でもブロックは、指先や想像力をはじめ子どものさまざまな発達をサポートしてくれるアイテムです。でも「3、4歳にならないと無理じゃないかな…」と思っているママもいるでしょう。今回は読者ママと一緒に、レゴのオフィスで乳幼児向けのブロック「レゴ デュプロ」を体験してきました。さらに、小児科医の先生とレゴビルダーの原田さんにも参加いただいたので、その様子もたっぷりレポートします。

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指先や言葉、思考力など、ブロック遊びで5つの能力をサポート

ブロック遊びは子どものさまざまな能力を伸ばしてくれる知育おもちゃの1つといわれています。そのために「早く遊ばせたい」と考えているママもいるでしょう。3歳のお子さん(けんごくん)をもつKIDSNA読者渡辺さん(@watanabe_mayuko)もその一人。

具体的にどんな力を伸ばす効果が期待できるのでしょうか。小児科医でもあり、ママとして子育てもされている眞々田先生に聞いてみました。

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「にぎる」「つかむ」など、手や指への刺激が楽しめるレゴ デュプロ

「にぎる、つかむ、つむ、くっつけてはずす」動作が指先のトレーニングと脳への良い刺激に

ブロックは遊びの中でパーツをにぎる、つかむ、つむ、はずす、などの動きを繰り返し行うことになります。

眞々田先生
眞々田先生

一連の動きを繰り返すことで、指の微細な感覚を鍛えることができます。

『もっと力をいれないとくっつけられない』『このくらいの力なら外せる』など、遊びの中で力の調整を学ぶことで、手先が器用になっていきます。

また、指先を積極的に動かすことは、手先の器用さを鍛えるだけでなく、脳へ良い刺激を与え、子どもの心と体の発達を促す働きがあると考えられています。


想像力と創造力の発達を促す

ブロック遊び
飽きることなく黙々と遊びこむけんごくん。その集中力に大人たちはびっくり
眞々田先生
眞々田先生

1歳半~2歳のお子さんの発想は、驚くほど柔軟です。ブロックで何度も遊ぶことで、いろいろな発想ができ、想像力、創造力につながっていきます。

「こんなつなげ方、できるんだ」「この色や形の組み合わせは斬新!」など、ブロック遊びを通して、ママが知らない子どもの新たな一面に気づくきっかけになることもあるようです。


空間認識能力や数学的センスを磨ける

ブロック遊び
ブロックで作ったタワーの高さを比べてみよう!遊びながら足し算の概念を学ぶきっかけになるそう

空間認識能力とは、物の大きさや形、位置などを素早くとらえる能力のこと。小さな工作から建築物まで、モノづくりをする上で基礎となる力です。ブロック遊びはその力を遊びながら育むことができます。

眞々田先生
眞々田先生

『このすき間を埋めるには、どのブロックをはめればいいか』などと考えることが、空間認識能力を高めることにつながるでしょう。

また、ブロックは、上だけでなく、下やななめにも作品を広げることができます。それも空間認識能力を鍛えるトレーニングになります。

さらに、「隣と同じ高さにするには、どのブロックのパーツを足せばいいか」と考えることで、足し算の概念なども身につきます。


ごっこ遊びを通じて相手を思う気持ちを学べます

ブロック遊び
「ごっこ遊びは、情緒やコミュニケーション能力を育むことができます」と、眞々田先生

2歳ぐらいになるとごっこ遊びもさかんに行われます。

眞々田先生
眞々田先生

ごっこ遊びから、人を思いやる気持ちや、コミュニケーション能力などを学べます。ブロックで作った世界の中で、存分にごっこ遊びを楽しむのもいいでしょう。

『昨日のお散歩の時にきれいなお花が咲いていたよね。その時のお花をブロックで一緒に作ってみようか』など、身近に体験した話題からごっこ遊びにつなげてみるのもいいですね。

このように、ブロック遊びは、楽しみながら、指先のトレーニングや空間認知能力など、子どもが生きていく上で基礎となる力を育むことができます。

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指先や言葉、考える力など、子どもの成長をサポート!「レゴ デュプロ」

小さいと「ちゃんと遊べるかな」と、心配するママも…

ブロック遊び
けんごくんのママも最初は「ブロックを買っても小さすぎて遊びこなせないのでは…」と、考えていたそう

ブロック遊びが子どもにもたらす良さはわかったものの、子どもが1歳前後だと、

「ブロックで遊ばせたいけれど、くっつける、はずすのができるかな…」

「物が完成する前にあきちゃいそう…」

「パーツが小さいので扱いづらく誤飲も心配…」

と考え、遊ばせるのを躊躇しているママも多いのではないでしょうか。

そこで知ってほしいのがデンマーク発世界的にも有名なブロック「レゴ」が、1歳半の小さい子どもからでもブロック遊びの楽しさを体験できるように開発された「レゴ デュプロ」です。

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「レゴ デュプロ」が1歳半から安心して楽しく遊べる理由

デンマークで誕生し、今や世界130カ国のママと子どもたちに選ばれ続けている「レゴ デュプロ 」。

さっそく、小さな子どもでしっかりブロック遊びを楽しめる理由を紹介します。


小さな手でもつかみやすい大きさのパーツ

ブロック遊び
小さな手でもしっかり握れるから、集中して遊べます

1歳半~2歳の頃は、手でものを「つかむ」「つまむ」という動きができるようになり、自分でもすすんでやってみたくなる時期です。

レゴ デュプロ」のパーツは、小さな手でもしっかりつかめるよう程よい大きさに設計されています。

あつかいやすさから、子どもたちを「もっと作りたい!」という気持ちにさせてくれます。

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自分でくっつけられるから手先が器用に

小さな子どもでも無理なくパーツをくっつけたり、はずしたりできるので、集中して遊ぶことができます。

はずす、くっつけるのをくり返し行うことで指先が鍛えられ、将来、お箸やえんぴつの練習をする土台にもつながります。


動物、人形パーツ入りで、想像力を育みやすい

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通常の四角いブロックのほかに、動物や人形のパーツ入り。子どもの好奇心をくすぐるしかけが満載です。


角が丸いので安心

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パーツの角はすべて丸みフォルムになっており、小さな子どもの手に馴染みやすいのも特長。ケガをしにくく安心して遊ぶことができます。


成長段階によって遊び方が変えられる

1歳半のときは、ママと一緒にブロック積み遊び。少し大きくなったら子どもが作った世界の中でごっこ遊びを。さらに成長したら色の名前あてクイズなど、成長に応じて遊び方を変えられるので、長く楽しむことができます。

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遊びながら学べることがいっぱい!「レゴ デュプロ」

現役レゴビルダーが証言!「Webデザイナーという仕事の基礎を作ってくれたのはレゴ デュプロでした!」

原田さん
レゴビルダーの原田さんは「レゴ デュプロ」で遊んだ経験が、日々の仕事に活かされています

WebデザイナーとしてKIDSNA編集部を支えている原田さんは、東京芸術大学在学中から現役のレゴビルダーとして活動しており、レゴ専門店クリックブリック主催のコンテストで1位になった経験もあります。

その原点は、子どもの頃に買ってもらった「レゴ デュプロ」。そこで、今回は、「レゴ デュプロ」の魅力を語ってもらいました。

原田さん
原田さん

レゴ デュプロ』は、はさみやのりを使わず、想像したことを簡単にカタチにできるところがいいですね。

一度作ったら終わりではなく、何度も作り直しができるところ、パーツが増えれば表現できる幅がどんどん広がっていくことも夢中になった理由です。

また、見本と自分の作品のどこが違うのかをじっくり見比べることで「観察する力」を養うことができました。

さらに原田さんは、できあがったレゴの作品を「どうやってより魅力的に見せるか」ということを考えるそう。その発想が、現在のWebデザインの仕事に大いに活かされているようです。

原田さん
原田さん

いかに読みやすく読者の目に留まるようなデザインにできるか、という視点は、『レゴ デュプロ』で「この作品、もっとカッコよく魅せられたら褒められるかな」という視点と共通するものがあります。

レゴ デュプロ』で遊んだ時間や経験が、私の生活の土台になってくれているような気がします。

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「レゴ デュプロ」で上手に遊ばせるコツは

ブロック遊び
「シンプルなことですが子どもが遊んでいる時に<寄り添う>ことがとても大切です」と、眞々田先生

ママでもある眞々田先生に「レゴ デュプロ」で遊ばせる際のコツを聞いたところ、「子どものやりたいことに寄り添う」ことが大切とのことでした。

眞々田先生
眞々田先生

子どもが自発的に遊んでいる時は、特にママから声かけは必要ないと思っています。

子どもがやりたいこと、やろうとしていることに同調してあげるだけで充分です。

自分のやることをママがわかってくれた、寄り添ってくれたと感じるだけで安心感が生まれます。

その安心感が脳にとって良い刺激となり、子どもの発達を促してくれるそうです。

もし、子どもの手が止まっているなどで話しかけるときは、「〇〇をやろう!」と、ママが作るものを決めるのではなく、「次はどうする?どうしたいかな?」という感じで、子どもが自分から遊びを考えられるような声かけするのがポイントです。

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遊んだ後に「発見や変化があった!」と、手ごたえを感じられる「レゴ デュプロ」

今回、読者代表として参加してくれたけんごくん(3歳)とママもすっかり「レゴ デュプロ」がお気に入り。

渡辺さん
渡辺さん

自分でいろいろと組み替えたりして、ずっと遊んでいる姿にビックリしました。

今までここまで集中して遊べたものってなかったと思います。

今日は「レゴ デュプロ」でマヨネーズとケチャップを作っていましたが(笑)、そういったものを作ろうとする子どもの発想力の豊さにも驚きました!

レゴ デュプロ」を通して子どもの新たな一面に気づくことができ、親としてうれしいですね。

ブロック遊び
“ごはん”に見立てたブロックに「ちゅー」とマヨネーズをかけるけんごくん

けんごくん自身も「とっても楽しかった!まだ遊んでいたいな」とまだまだ発想力が尽きない様子でした。

けんごくんは、これからちょうどお箸を練習する時期だそう。

渡辺さん
渡辺さん

レゴ デュプロ」を活用し、お箸の正しい持ち方をマスターするのに必要な指先の力を鍛えてあげたいです。

眞々田先生
眞々田先生

うちの子は小さな時からブロックで遊んでいたおかげで今でも算数、とりわけ空間認識能力が高く、そういった問題が得意なんですよ。

眞々田先生のお子さんも小さな頃から「レゴ デュプロ」に親しんできたそう。

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小児科医のママも推薦!成長に合わせて遊べる「レゴ デュプロ」

初めて「レゴ デュプロ」で遊ぶ子どもにおすすめアイテム

ブロックおもちゃ
「みどりのコンテナスーパーデラックス”おおきなこうえん”」は「レゴ デュプロ」デビューの子どもにピッタリ!

小さな子どもでもブロック遊びの楽しさや魅力を存分に感じられるよう開発されている「レゴ デュプロ」。

はじめて遊ぶなら、「みどりのコンテナスーパーデラックス”おおきなこうえん”」がおすすめです。 

【おすすめのポイント】

・子どもたちにとって身近な公園がテーマなので、想像力をふくらませやすい

・遊ぶたびに違ったデザインの公園やおうち、風車付きの塔などを造ることができ、毎回新しい遊びができる

ブロックおもちゃ

・回るプロペラなど、子どもの「やってみたい!」気持ちを刺激するパーツが豊富

ブロックおもちゃ

・2体のお人形パーツ入りで、ママやお友達とごっこ遊びを楽しめる


また、BOXつきなので、お片付けの習慣がみにつきやすいのも特徴です。


みどりのコンテナスーパーデラックス”おおきなこうえん”」で、子どもたちにブロック遊びの楽しさを体感させてあげてください。

レゴデビューにおすすめ!みどりのコンテナスーパーデラックス”おおきなこうえん”
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「実際に見て・触って・遊べる!わくわくレゴランド」

レゴランド

今回ご紹介した「レゴ デュプロ」で実際に遊べるのはもちろん、レゴブロックができるまでの工程を楽しく学んだり、レゴブロックで再現された日本の各都市を散歩できたりする「子供が笑顔で夢中になれるレゴランド」へ遊びに行ってみませんか。子どもはもちろん、ママやパパもわくわくドキドキするようなアトラクションもあるので、家族みんなで思い切り楽しめます!

ぜひ遊びに来てください♪

家族で楽しめる!ワクワク「レゴランド・ジャパン・リゾート」の詳細はこちら
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ブロックの魅力を1歳半から楽しめる「レゴ デュプロ」

ブロック遊び

小児科医の眞々田先生によると、ブロックは、手先の器用さや、空間認知能力、集中力、コミュニケーション能力など、子どもがこれから生きていくうえで「ぜひ伸ばしておきたい」力を、楽しみながら育める遊びです。

そうはいっても1歳前後だと、ブロックのパーツをつけたりはずしたりするのも難しいですよね。また、細かいパーツの場合、誤飲の心配もあります。

そんな小さな子どもを持つママの声に応えてくれるのが、デンマークのレゴ社が手がける1歳半から安心して遊ばせられる「レゴ デュプロ」シリーズ。

子どももママも安心して楽しめる「レゴ デュプロ」シリーズで、ブロック遊びの楽しさを、ぜひ子どもと一緒に体感してみてはいかがでしょうか。

レゴオフィス

Profile

眞々田容子(クローバーこどもクリニック)

眞々田容子(クローバーこどもクリニック)

台東区蔵前の小児科クローバーこどもクリニック院長。信州大学医学部卒業。日本小児科学会専門医、日本アレルギー学会専門医。ホリスティック医学協会会員。 症状だけを診ていくのではなく、患者さんの心身全体の状態をみていく”心と身体をつなげる”医療をしています。 お母さんの子育ての不安が少なくなるよう、診療内でお話しをしっかり聴いていきます。

2019年04月19日

ショート動画

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