暑い夏に出かけたくなる。海の世界を知る絵本12選

暑い夏に出かけたくなる。海の世界を知る絵本12選

今年も暑い夏がやってきます。この夏、子どもたちが大好きな海に出かける家庭も多いのではないでしょうか。海水浴として楽しむだけでなく、絵本を通してさまざまな海について知ることができると、今までの見方も違ってくるかもしれません。今回は、海の魅力がたくさんつまった絵本12選をご紹介します。

小さい子どもも楽しめる絵本

まだまだ海を存分に楽しめなくても、絵本であれば小さい子どももさわやかな海の世界を味わうことができるかもしれません。子どもの感覚を刺激する、親子いっしょに楽しめる絵本です。

うみ

うみ
小さい子どもに海のことを伝えたいとき、ぜひ手に取ってほしい一冊。

大人にとっては当たり前のことも、子どもにとっては驚きの連続かもしれません。小さな子どもの目線から見る海を、シンプルなストーリーでコミカルに描いています。明るく鮮やかなイラストは子どもの興味をぐっと引きつけそうです。

てのひらすいぞくかん

てのひらすいぞくかん
海の生き物たちが、手のひらスタンプで描かれたユニークな絵本。

手のひらでこんなにも多くの生き物を描くことができるなんて……と驚かずにはいられません。何より、同じように手を使って、自分だけの海の世界を作ってみたくなるでしょう。間違いなく子どもの想像力を育む一冊です。

海の美しさを感じる絵本

あまりの美しさに、思わず息をのんでしまう真っ青に輝く海。そんな心に刻まれる海の絶景を絵本で体感してみてはいかがでしょう。

なみ

なみ
まるでその場に立って、海の音を聞いているかのような気持ちになる、この作品。アメリカで刊行されて以来、世界各国から出版の依頼が殺到したといわれる話題の一冊です。

青と白だけで描かれた世界は文字がないのにとにかく美しく、海のきらめきやざわめきが豊かに伝わってきます。シンプルなようでいて、ページ一面に広がる躍動感あふれる海の情景に、誰もが心うばわれるでしょう。

うみ ざざざ

うみ ざざざ
0歳の赤ちゃんでもきっと楽しめる、印象的なフレーズ満載のこの絵本。歌人の東直子さんと画家の木内達朗さんによる、「きせつのおでかけえほん」シリーズ第4弾です。

足の近くを寄せては返す美しい波や、白い砂の上を歩く感触、ちょっとしょっぱい潮の香り……海のあらゆる景色を五感で楽しめる一冊です。

そらのいろみずいろ

そらのいろみずいろ
海でうまれた雲がめぐりめぐって海へと戻っていく様が、とにかく美しく鮮やかな絵で描かれています。

リズミカルな文章はとても心地よく、ページを開くとそこには、ただただうっとり見入ってしまうような日本では見られない風景が広がっています。自然の生命力を力強く感じるとともに、暑い夏にパワーをもらえる一冊です。

スイミー 小さなかしこいさかなのはなし

スイミー 小さなかしこいさかなのはなし
絵本作家レオ・レオニの代表作のひとつとして世界中で愛されるこの絵本。知らない人はいないのではないかというほど有名な作品ですが、改めて絵本で読むと、その美しく幻想的な海の世界とワクワクする冒険ストーリーに新しい発見があるかもしれません。

いきいきと力強く描かれる海の仲間たちに、生きるたくましさを感じ、子どもたちにとっても学びのある内容です。絵本の棚に大切に取っておきたくなるような世界的な名作です。

海の世界を知る科学絵本

生命を育む海が直面する多くの問題。これからも美しい海を守るため、知っておくべきことがあります。海のことを小さい子どもにもやさしく説明してくれる科学絵本で、子どもの興味を育てながら、海の知識を深めましょう。

このあな なんじゃ ひがたのいきもの へん

このあな なんじゃ ひがたのいきもの へん
干潟を歩くと見つかる、いろいろな穴。この穴、なに?と子どもに聞かれたことがある方もいるかもしれません。

この絵本は、干潟の珍しい生き物を紹介する、子どもも大人もワクワクするしかけ絵本。リズミカルな文章は、子どもと歌いながら楽しめます。しかけを開くたびに新しい発見があり、どんどん読み進めたくなるのではないでしょうか。

山に木を植えました

山に木を植えました
山に木を植えることが海にどんな影響があるのか……大人でもはっきりと答えられる方は少ないかもしれません。

地球に存在するあらゆる植物や生物が、実は海と密接につながっていることがしっかり理解できるようになっています。小さい子どもには難しい内容のように感じられるかもしれませんが、出てくるキャラクターやページをめくるしかけがとても面白く、図鑑のように眺めるだけでも楽しめます。

プラスチックのうみ

プラスチックのうみ
多くのプラスチックごみが海の中をうずまく表紙が衝撃的なこの絵本は、海洋汚染について考える作品です。

私たちの生活に欠かせない便利なプラスチック。このプラスチックがごみになったときにどんな問題を引き起こすのか、美しいイラストとわかりやすい言葉で教えてくれます。この絵本を通して、私たちが今できることは何なのかを子どもといっしょに考えてみてはいかがでしょう。

海に出かけたくなる絵本

どこまでも続く広い海。身近な存在でありながらも、そこにはきっと私たちが知らない世界がたくさんあるのでしょう。思わず海の世界を冒険したくなるような、子どもも大人もワクワクする絵本を集めました。

チリとチリリ うみのおはなし

チリとチリリ うみのおはなし
海の中を走る2台の自転車。実際には起こりえない世界が美しく描かれた表紙に、興味をそそられます。

どいかやさんの人気シリーズ「チリとチリリ」より、さわやかな冒険を描いた夏にぴったりの絵本です。輝く海の世界が表情豊かに、とにかく美しく描かれています。大人もワクワクするストーリーで、最後の最後まで目が離せません。

ふたりだけのとっておきのいちにち

ふたりだけのとっておきのいちにち
海辺の街で、夏の1週間を友だちとすごすストーリー。

主人公のロビーとリンの冒険は、誰もが幼いころに思い描いたことがあるであろう、楽しくもスリルのある、特別な時間です。永遠に続けばいいのにと思ってしまうような、このとっておきの空間を子どもといっしょに楽しんでみてください。

オセアノ号、海へ!

オセアノ号、海へ!
私たちが普段目にする海のずっとずっと深い世界が描かれた、この作品。美しく、そして何よりも緻密なしかけに驚きと発見がたくさんあります。

オセアノ号がたどる海の色が実に多くの”青”で表現されており、その色によってさまざまな海の表情がダイレクトに伝わってきます。

普通の絵本とは一味違った、素敵な一冊。大切な友人への贈り物としてもおすすめです。
<執筆>KIDSNA編集部
「絵本」に関する記事をKIDSNAアプリで!
アプリDLはこちら▼

2021年07月12日

絵本の関連記事

  • もうすぐハロウィーン。近年では日本にもハロウィーンが浸透し、子どもたちの仮装や「トリックオアトリート」という言葉もポピュラーなものになりました。今回はそんなハロウィーンをもっと楽しむため、本場海外のハロウィーンの雰囲気を味わえる絵本や、ハロウィーンをより身近に感じられるような絵本を紹介します。

  • 芸術の秋。子どもには小さいうちからアートに触れさせたいという保護者も多いのではないでしょうか。今回は「色」に注目した絵本を集めました。美しい色彩の絵本を読み聞かせることは、子どもの感性を刺激することでしょう。赤ちゃん向けの絵本から、大人の心に響く絵本まで、とっておきの12選を紹介します。

  • 10月はスポーツの秋、運動会シーズンがやってきます。運動会の日が近づいてくると、運動が好きな子も苦手な子も、ちょっとソワソワと落ち着かない気持ちになっているかもしれません。そんな運動会への気持ちを盛り上げたり、不安な気持ちは少しでもやわらげるような12冊の絵本を紹介します。

  • 子どもに野菜を食べさせたい、野菜好きになってほしい……そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。食欲の秋に子どもがすすんで食べられるよう、野菜がいきいき描かれた絵本を読み聞かせてみませんか?好き嫌いが生まれる前に親しみをもてる絵本から食育になるような絵本まで、年齢別にご紹介します。

  • 子どもはみんな好奇心にあふれています。身近なことに「どうして?」と感じはじめる幼児期に、絵本を通してサイエンスの魅力を伝えてみてはいかがでしょう。子どもの読み聞かせや、いっしょに実験や観察を行うおともとして持っておきたい絵本11選をご紹介します。

  • 子どもたちにとって頼れる存在であり、どんなときも味方でいてくれる、おじいちゃんとおばあちゃん。敬老の日は、そんなおじいちゃんとおばあちゃんに感謝と尊敬の気持ちを伝えたいですね。いつまでも大切にしたいというあたたかい思いが伝わってくる、祖父母との絆を深める絵本12選をご紹介します。

  • 「いま、なんじ?」と子どもに聞かれたら時間を学ぶチャンスです!今回は、時計に興味を持ちはじめた子どもが楽しく理解できる絵本をご紹介します。新学期をむかえる9月、時間の大切さや一日の流れを理解するきっかけにしてみてはいかがでしょう。

  • 夏休みもあっという間に終わり、気がつけば新学期。お休みの間に乱れがちになった生活習慣をきちんと整えたいですね。今回は、着替えから歯みがき、トイレなど基本的な生活習慣から、お片付け、挨拶、返事といった日々の生活に大切なことまで、子どもが親しみやすいストーリーで生活習慣が身につく絵本12選をご紹介します。

  • 街で障がいのある人を見かけたら……友だちに障がいのある子がいたら……私たち保護者は障がいについて子どもたちにどのように伝えるとよいのでしょうか。無意識のうちに本人や周りの方を傷つけることのないよう、子どもが親しみやすい絵本から障がいについて理解を深めましょう。今回は、子どもと障がいを考える絵本12選をご紹介します。

  • 絵を描いて色を塗る、紙を切って貼る。指先を使っていろいろなものを作るこのような工作は、脳に刺激を与えるだけでなく、子どもの隠れた能力を引き出すというよさもあるかもしれません。そこで今回は、おうち時間での遊びや夏休みの宿題にぴったりなアイディアがいっぱいつまった、工作の絵本11選をご紹介します。

  • 原爆の日や終戦記念日など、8月は「戦争」という言葉を目にする機会が増える時期かもしれません。戦争について、子どもに伝える必要があると思っている保護者の中にも、どうすればうまく伝えられるか悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。今回は、戦争と平和について伝えてくれる絵本10選をご紹介します。

  • 子どもと家ですごす時間がよりいっそう増える夏休み。普段は忙しくてなかなか時間が取れないママやパパも、せっかくならこの夏休みにしかできないことを親子で体験したいですよね。そんなときは、いろいろな料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?料理に興味をもちはじめる幼児期にぴったりの料理絵本10選をご紹介します。

カテゴリ一覧
連載記事
連載一覧へ