妊娠が分かると、パートの仕事を辞める時期に悩むママも多いかもしれません。お金の問題が気になるママもいるでしょう。パートで働いていた先輩ママたちに仕事を辞めた時期、辞めるときに気をつけたこと、辞めた後のお金などについて聞いてみました。
「通勤に2時間かかる職場で、夜勤だったため体への負担を考えて、妊娠が分かった初期に退職しました」(30代ママ)
「お金も必要なので妊娠8カ月まで勤めてパートを辞めました」(30代ママ)
「早めに仕事を辞めるつもりでしたが、後任がなかなか決まらず臨月まで働くことになりました」(30代ママ)
ママたちがパートを辞めた時期は人によってさまざまでした。妊娠する前に考えていた退職時期の希望と実際に辞めた時期が異なるママもいるようです。
「お金のことも考えて、妊娠してもパートを続ける予定でしたが、つわりが重かったので初期に辞めました」(30代ママ)
「繁忙期に入ってからパートを辞めると会社に迷惑がかかるので、体調は問題ありませんでしたが、少し早めの時期に退職しました」(20代ママ)
妊娠中の体調、家庭や勤務先の事情によってパートの仕事を辞める時期が変わってくるようです。退職する年はパパの扶養に入れるようお金を計算して辞める時期を考えたママもいました。周りの人とも相談しながら、無理なく話を進められるとよいですね。
「重いものを持ったり、立ったりしゃがんだりが多い仕事だったので、体への負担を考え、業務内容を配慮してもらいました」(40代ママ)
妊娠中の体調の変化は予想していないことが起こることもあるでしょう。パートの仕事が続けられるか、身体への負担や体調を見ながら職種や内容を考える人も多いようです。
「臨月まで働いて引継ぎをして辞めましたが、産後1年たたないうちに、元の職場へ復帰を希望し相談しました。子どもが小さいことを考慮して、週に2、3日、午前中だけの勤務にしてもらっています」(40代ママ)
「出産後、妊娠中とは違う職場で働きましたが働き方が合わず、出産前の職場に戻りました。信頼関係ができているので融通も利かせてもらえ、ありがたいです」(30代ママ)
パートを辞めることを決める前に、産休や育休が取れないか、退職した場合は再雇用の可能性があるかなどを勤務先に確認したほうがよい、というママたちの声もありました。
「仕事の引継ぎがスムーズにできるよう、辞める時期までに細かいマニュアルを作成しました」(30代ママ)
パートで働いていたママも引継ぎ用マニュアルを用意したという声が複数ありました。繁忙期に人手不足にならないよう辞める時期を調整する、仕事の引継ぎをきちんと行うなど、退職によって勤務先に迷惑がかからないよう気をつけたというママが多くいました。
パートでも以下の2つの条件を満たしていれば、雇用保険の基本手当(失業手当)を受け取ることができるようです。
1.離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が12カ月以上あること
2.就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があること
妊娠や出産ですぐに働けないときは「失業の状態」にはあたらないようですが、失業手当が受け取れることもあるそうなのでハローワークに問い合わせるとよいかもしれません。
「雇用保険に加入して働いていました。妊娠8カ月でパートを辞め、失業手当の受給期間延長手続きをしました。娘が2歳6カ月になったときに幼稚園に入園したので、失業手当を受給しながら仕事探しを始めました。産後すぐは働けないので、受給期間を延長できる仕組みがあってありがたかったです」(40代ママ)
子どもが生まれたときは申請することで、基本的には42万円の出産育児一時金がもらえるようです。
「妊娠9カ月でを辞めましたが、健康保険から出産育児一時金をもらいました」(20代ママ)
「夫の扶養に入ってパートで働いていました。夫の健康保険から出産育児一時金をいただきました」(30代ママ)
妊娠してパートの仕事を辞めるかどうか考えるとき、お金のことも気になりますよね。お腹の赤ちゃんとママの体調が順調であれば、お腹が大きくなっても働き続けられるかもしれません。家族や勤務先と相談しながら自分たちのよい退職時期が見つかるとよいですね。
※記事内で使用している参照に関する内容は、2018年1月29日時点の情報となります。
2018年02月10日
仕事をしながら子育てをしている働くママのなかには、さまざまな悩みを抱えている方もいるかもしれません。今回の記事は、子どもが病気のときの欠勤など働くママたちの悩みについてや、悩んだときに行なったこと、働くママが意識していることについて、体験談を交えてお伝えします。
アルバイトやパートで働く人も条件を満たせば勤め先の社会保険に加入できるのをご存知ですか?フルタイム勤務などをしているママの中には、労働時間などの条件や加入する利点を知りたい人もいるかもしれません。今回は厚生労働省の資料を元に加入条件を調査し、周りの働くママに社会保険加入の有無を聞きました。
育休中や出産のため退職したママのなかには、フルタイムでの仕事復帰を考えている方もいるのではないでしょうか。今回は、産後に時短勤務ではなくフルタイムで復帰したママたちが感じたことの他、保育園や仕事以外の時間はどのようにすごしているか、仕事と家事を両立するポイントなどについて体験談とともに紹介します。
妊娠を機に満員電車が苦手になったママもいるのではないでしょうか。通勤に電車を利用している方の中には、少しでも身体の負担を減らしたい場合もあるかもしれません。今回は妊娠中の電車利用について周りのママにアンケートを実施し、つらかった部分や満員電車を乗り切るコツを聞きました。
主婦をしていたママがフルタイムで仕事をしたいと考えるとき、どのようにポイントで仕事を探せばよいのか気になるのではないでしょうか。今回の記事では、フルタイムの仕事を探しはじめたきっかけや選ぶときのポイント、実際に選んだ仕事、夕飯作りや幼稚園の送迎など家事、育児との両立するコツを体験談を交えてご紹介します。
パートの面接の電話をかけるとき、どのような準備をしたらよいかや、電話内容の流れなどを知りたいママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、求人情報やスケジュール帳など電話をかける前に準備しておきたいものや、タイミングや話し方など、パートの面接の電話をかけるときに意識したことなどについて体験談を交えてご紹介します。
時短勤務のパートの仕事の探し方や仕事と育児を両立させる方法を知りたい人もいるのではないでしょうか。育休明けに育児と両立するため正社員からパートタイムでの勤務に変えたい場合もあるかもしれません。今回は、時短勤務のパートの仕事の探し方や仕事と育児を両立させるためのポイントを体験談を交えてご紹介します。
主婦が収入を得るとき、扶養に入るか扶養を外れて働くかで悩むこともあるのではないでしょうか。ママたちに扶養内/外で働く理由をそれぞれ聞いてみました。その他、主婦が収入を得ることでかかる税金や社会保険について、扶養範囲内で働きたいときの上限についてもご紹介します。
保育園の標準時間について詳しい内容を知りたいママやパパも多いのではないでしょうか。短時間との違いは何かなど、気になるポイントは多いですよね。内閣府の資料を参考に保育園の保育標準時間について解説しつつ、周りのママは何時から何時まで預けているかなどをご紹介します。
子育て中の女性が仕事復帰を考えるとき、出産後の仕事はいつから始めるのかやどうやって両立させたらよいのかなど悩むこともあるのではないでしょうか。今回の記事では出産後の仕事に悩むママについて、仕事に復帰する前の準備、子育てと仕事を両立させるためのコツなどを体験談を交えてご紹介します。
パートの面接を受けるときに役立つよう、履歴書の書き方を知りたい主婦の方もいるのではないでしょうか。今回は、履歴書の書き方や用意するときのポイント、企業に履歴書を送付するときに意識したことについて、ママたちの体験談を交えてお伝えします。
妊娠中に仕事をしたいとき、在宅ワークを検討するママもいるでしょう。仕事の種類や期間について気になるママもいるかもしれません。今回は、妊娠中に在宅ワークをした期間、在宅ワークをしてよかったこと、仕事内容や気をつけたことを、ママたちの体験談を元にご紹介します。