育児休暇の延長。条件や手続きに必要な書類などを調査

育児休暇の延長。条件や手続きに必要な書類などを調査

上の子の保育園や慣らし保育はどうなる?

育児休暇や育児休業の延長について、条件や手続きに必要な書類を知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。いつまで延長できるのか、保育園との兼ね合いなど、気になるポイントは多いですよね。今回は厚生労働省の資料を元に育休延長について調査し、育休延長と保育園について周りのママに聞きました。

育児休暇・育児休業を延長したい

育児休暇や育児休業をとっているママやパパの中には、育休を延長したいと思っている方もいるかもしれません。

延長するにはどうしたらよいか、会社などへの提出書類や手続き方法、上の子の保育園はどうなるかなどを詳しく知りたい場合もあるでしょう。

いつからいつまで育休を延長できるのかなど、厚生労働省の資料や周りのママの声を参考にご紹介します。

育児休業の延長について

1歳に満たない子どもを育てているママやパパは、一定条件を満たせば子育てのために会社を休むことが法定に認められています。これが育児休業です。

育児休業を延長するにはどのような条件が必要なのでしょう。いつからいつまで延長できるかや必要書類などの手続き方法をご紹介します。

育児休業を延長できる条件

保育所
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育児休業を延長するには、以下のいずれかの条件を満たすことが必要です。

  1. 保育所の申込みをしたけれど入所できない場合
  2. ママやパパなどが病気や怪我などをした場合
  3. 夫婦の婚姻関係が終了したり別居することになった場合
  4. ママが産休取得中、もしくは産休期間中にあたる場合

保育園に入園できない場合を考え、育児休業の延長を考えている人が多いかもしれません。条件1にある保育所には県からの認可を得ていない、いわゆる無認可保育施設は含まれていまません。

保育園に入れないために育児休業の延長をする場合、1歳の誕生日の前々日までに自治体を通して認可保育所などに申込みの手続きをする必要があるので、覚えておくとよいでしょう。

出典:育児・介護休業法のあらまし/厚生労働省
出典:Q&A~育児休業給付~/厚生労働省

育児休業の延長はいつからいつまで

基本的に育児休業は1歳の誕生日の前日までが対象期間となっています。しかし保育園に入れないなどの理由があれば、1歳の誕生日から1歳6カ月になる前日まで育児休業の延長が可能です。

平成29年10月からは、育児休業の延長期間が2歳の誕生日の前日まで延長できるようになりました。

延長のタイミングは1歳の誕生日の前日と1歳6カ月になる前日の2回あります。その都度手続きも忘れずできるとよいでしょう。

出典:Q&A~育児休業給付~/厚生労働省

育児休業延長の手続き方法

書類
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育児休業を延長する場合、ほとんどの会社では「育児休業期間変更申出書 」などと呼ばれる書類が送られてくるようです。書類の名前は会社ごとに異なります。育児休業を延長するなら、早めに必要書類を送ってもらえるよう会社に伝えておくとよいでしょう。

厚生労働省では「育児休業期間変更申出書 」などの雛形を公開しているので、予め記入事項を確認しておくのもよさそうですね。

育児休業を延長せざるを得ない状況を説明する書類も、一般的に必要のようです。保育園に入園できずに育休を延長する場合、自治体から発行される「不承諾通知書」などがあげられます。

手続きに必要な書類について会社の担当者に聞いておくと、安心して手続きできるのではないでしょうか。

出典:育児休業申出書/厚生労働省

保育園利用と育児休暇・育児休業のポイント

上の子が保育園に通っていたり、子どもが保育園への入園が決まった場合、どのようなポイントを押さえておくとよいのでしょう。周りのママたちの声を聞きました。

育児休業を延長しても上の子は保育園を利用できるか

30代ママ
2人目は生後7カ月です。今は育休中で、上の子は保育園に通っています。私が住んでいる自治体では育休中は上の子の保育園利用が認められていますが、延長した場合は退園させられてしまいます。1歳までに2人目が保育園に入園できるか、今から心配です。

上の子の保育園の利用については、各自治体で取り扱いが異なるようです。育休中から上の子の保育園利用が認められていない自治体もあれば、延長中も認められている自治体もあるようです。

ママやパパの働き方も変わってくる可能性もあるので、きょうだいの保育園利用がどうなるかを、きちんと確認しておく必要があるようです。

慣らし保育期間の対応

30代ママ
「私が住んでいる自治体では復職する1カ月前から保育園に入園できます。会社に入園できたことと慣らし保育について説明し、育児休業中に慣らし保育を終えることができました

復職する前から保育園を利用できる自治体もあれば、復職している実態がないと保育園に入りにくい自治体もあるかもしれません。復職後に慣らし保育を行う場合、慣らし保育期間中は有休を使って対応しなければならない可能性もあるでしょう。

育児休業中や育児休業延長中は慣らし保育の対応をどうするべきなのか、早めに自治体や会社などに相談しておくとよさそうですね。

育児休暇、育児休業の延長を考えよう

書き物をする女性
iStock.com/Satoshi-K

育児休暇や育児休業と呼ばれる育休は、保育園に入園できないなどの特定の理由があれば最長2年まで延長できるようです。延長したいと思ってできる制度ではありません。

いつからいつまで延長できるか、必要書類などの手続き方法がわかれば、保育園の入園時期も選択しやすくなりそうですよね。上の子の保育園利用はどうなるか、慣らし保育中はどうすればよいかを確認し、育児休業の延長について考えてみてはいかがでしょうか。

※記事内で使用している参照内容は、2020年2月10日の記事作成時点のものです。

2020年02月10日

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