副業などで在宅ワークをしようと考えている主婦の方もいるのではないでしょうか。パソコンを使って家でできる仕事で、収入を稼ぐにはどのようにしたらよいのかと悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、在宅ワークの仕事の種類について厚生労働省の資料をもとにご紹介します。
家でできる副業として在宅ワークを始めたい主婦の方もいるかもしれません。厚生労働省の資料によると、在宅ワークとはパソコンなどを使って発注者との契約をもとに、サービスの提供を行う仕事とされています。
在宅ワークの仕事の種類はどのようなものがあるのでしょうか。
厚生労働省の資料によると、在宅ワーカーの仕事の種類について以下のような業務が紹介されています。
・文書入力
・音声起こし
・データ入力
・ホームページ作成
・設計や製図
・デザイン
・プログラミング
・翻訳
・システム設計
ほかにも雑誌や書籍など印刷物のデザイン、フォーマット作成を行うDTPと呼ばれる仕事もあり、パソコンを使って家でできる仕事の種類はさまざまなようです。
厚生労働省の資料に記載されているグラフをもとに、実際に企業が発注している仕事を見てみると、上位には「Webサイト作成」、「Webデザインやグラフィック」、「設計や製図(CADなど)」、「データ入力」などが挙げられるようです。
それぞれの仕事内容について調べてみました。
厚生労働省の資料によると、企業が在宅ワーカーへの発注を希望する仕事として最も多く挙げられているのが「Webサイト作成」の業務とされています。
Webサイト作成の仕事には、発注する方の要望を制作者に伝えるWebプランナーや、実際にコンテンツやデザインを企画するWebディレクターなどさまざまな業務があるようです。Webサイト作成の仕事をするためには、プログラミングなどWebに関する知識もあるとよいかもしれません。
Webディレクターの企画をもとにホームページなどの写真や文字、イラストなどのデザインを手がける仕事をWebデザイン、グラフィックというようです。在宅でWebデザインの仕事をする方は、画像編集ソフトやグラフィックデザインソフトなどのスキルを求められる場合もあるといわれています。
設計や製図にかかわる仕事は、建築や機械系などさまざまな内容があり、正確な図面や設計図を作れる専門的な知識が求められるようです。パソコンを使って仕事をする際には、設計やデザインを行なうCADの操作ができることも役立つかもしれません。
データ入力とは、パソコンを使って文字や数字などさまざまなデータを入力してデータベース化する仕事のようで、売上などの数値や顧客に関するデータなどの情報を扱う場合もあるようです。
厚生労働省の資料では、パソコンでの在宅ワークで個人情報を扱う際は、セキュリティ対策が大切になるとされています。ウイルス対策ソフトやセキュリティ対策ソフトを導入したり、パソコンのパスワードは他人に想像されにくいものを使ったりすることもトラブルを起こさないための安全対策につながるようです。
主婦の方がさまざまな種類の仕事の中から在宅ワークを選ぶ際には、どのようなポイントに心がけるとよいのでしょうか。
厚生労働省の資料には、実際に仕事を探す前の流れとして自己分析について紹介されています。
主婦の方が家でできる仕事を始める際には、なぜ在宅ワークをしたいのか、稼ぐ金額はいくらぐらいがよいのか、重視する条件などを考えることも大切になるようです。今までどのような仕事をしてきたか、取得した資格や生かしたいスキルなどがあれば、セールスポイントを見つけやすいかもしれません。自己分析をして、仕事を探す上での目安にしてみるのもよいのではないでしょうか。
在宅ワークを始める主婦の方は、仕事をどこから受注したらよいか確認しておくことも大切になるかもしれません。厚生労働省の資料によると、在宅ワークの受注方法には、以前の勤務先など「人からの紹介」や、パソコンなどを使ってインターネットやマッチングサイトの求人情報に応募するといった「公募」が多いようです。
厚生労働省の資料によると、在宅ワークを紹介するといって事前に高額な登録料や講習料、教材などの費用を請求されるといったトラブルに対して注意するよう記載されています。
トラブルに巻き込まれないように、契約の際には条件などしっかり確認するとよいようです。内容については契約書などの書類をもらっておくことも大切になるかもしれません。
主婦がパソコンなどを使って家でできる仕事の種類をご紹介しました。副業などで稼ぐことができる在宅ワークは、始める前にどのような働き方がしたいか、収入はいくらぐらいがよいか考えておくと仕事内容が選びやすいかもしれません。生かしたいスキルなども意識して、自分に合った仕事を見つけられるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年5月20日時点で作成した記事になります。
2018年05月20日
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