東京都、コロナ禍で出産・育児をする家庭へ10万円相当の支援。利用方法やママの声を調査

東京都、コロナ禍で出産・育児をする家庭へ10万円相当の支援。利用方法やママの声を調査

東京都は、コロナ禍において子どもを産み育てる家庭を応援するために、10万円相当の育児用品や子育て支援サービスなどを提供する事業を開始した。実際にサービスの対象となるママ・プレママに意見を聞いた。また、制度の利用方法を調査した。

東京都がコロナ禍で出産・育児をする家庭へ10万円相当の支援

東京都は3月26日、コロナ禍で子どもを産み育てることに対する不安が高まっていることから、これから出産・育児を控える世帯に対し10万円相当の経済的支援を行うと発表した。

支援の内容は、

・離乳食・粉ミルク・オムツなどの育児必需品
・抱っこ紐・ベビーカーのような育児用品
・お掃除ロボット・ベビーシッター・タクシーのチケット

などの提供を受けられるものとなっている。

出産後のママの声は…

今回の支援の対象となる、今年3月に第三子を出産した品川区在住の30代女性は、既にこの制度を知っていた。

30代女性/品川区在住
うちは共働きで経済支援を必要としているわけではありませんが、こういった支援があることにより、子どもを産み育てることが社会に望まれていることなんだと感じ嬉しかったです。妊娠・出産で職場に迷惑をかけてしまったり、親族にもサポートをしてもらい申し訳なく思っていた気持ちが、少し軽くなりました。

クーポンの内容は、お掃除ロボットを買えたり、家事サポートやベビーシッターに使えるという情報があったので、コロナ禍で出産を頑張ったご褒美だなと思っています!

一方で、いきなり10万円分の支援というのは極端だなとも感じます。この時期に出産した人だけに10万円分支援して終わりではなく、細く長く継続できる支援が望ましいです。

7月に出産予定の渋谷区在住の30代女性はこう語る。

30代女性/渋谷区在住
このニュースは妊婦仲間の間でも話題にもなっておらず、全く知りませんでした。素晴らしい制度なので、是非もっと認知されてほしいです。特に、移動のタクシー代の補助は嬉しいですね。コロナ禍で、タクシーを使いたい妊婦さんはすごく増えていると思います。

一方で、私たち以上に不安だったはずの「2020年出産」の方には補助はないのだろうか、と思いました。私たちよりもずっと不安な時期だったかと思うので、できればその方たちも対象になってほしいです。

制度の利用方法は…

対象となるのは

今回の支援の対象となるのは、下記のいずれかに当てはまる人となる。

・令和3年1月1日から令和3年3月31日までの間に出産し、出生日及び令和3年4月1日に都内に住民票がある世帯
・令和3年4月1日から令和5年3月31日までの間に出産し、出生日に都内に住民票がある世帯

利用の流れは

支援を受けるには下記の流れで登録・申し込みが必要だ。

1. 専用IDを記載のギフトカードが郵送で各家庭に届く
2. 初回登録、専用サイトへアクセスし初回登録
3. 初回登録時に、子育て支援等に係るアンケートに回答
4. 10万円相当のポイントが付与されるので、専用サイトから希望の商品を申し込み(複数回に分けた利用も可能)

出典:東京都福祉保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/index.html

その他の支援制度は

その他、出産・育児に関する手当などは漏れずに把握しておきたい。

育休中の手当

児童手当や医療費助成など

子育て支援の制度が増えることで、子育てに対する社会全体の意識が変わっていくことが望ましい。

この制度を知らなかったという声もあったが、機会を無駄にしないように関連する制度については知識を蓄えておくことが必要だろう。
また、せっかく制度を設けるのであれば行政や自治体からの発信をもっと増やし、支援を受けられる人が広まっていくことを願う。

<執筆>KIDSNA編集部

2021年04月07日

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