かぼちゃを使った離乳食はいつから取り入れられるのでしょうか。離乳食初期・中期・後期・完了期の進め方やかぼちゃの離乳食のアレンジ方法が知りたいママやパパがいるかもしれません。今回は、離乳食にかぼちゃを取り入れられる時期、離乳食の進め方やレシピ、かぼちゃを使った離乳食のアレンジ方法をまとめました。
厚生労働省の資料によると、野菜であるかぼちゃは離乳食前期の生後5カ月~6カ月頃から取り入れられるようです。離乳食初期頃はつぶし粥から始め、慣れてきたらすりつぶした野菜や果物を与えていくとよいようです。赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ進めていきましょう。
離乳食の開始時期の目安としては、
・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食べ物に興味を持つようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。
かぼちゃを含む野菜・果物の離乳食の目安量をご紹介します。
調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める
調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は20~30g
調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は30~40g
調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は40~50g
かぼちゃを使った離乳食の進め方やレシピをご紹介します。
厚生労働省の資料によると、生後5カ月から6カ月頃が離乳食初期とされています。子どもの様子を見て、ご機嫌なときや体調のよいときに与えていきましょう。
かぼちゃをペースト状になめらかにすりつぶし、お粥やパン粥に入れるとよいかもしれません。粉ミルクと調理するポタージュにするのもおいしそうです。かぼちゃのやさしい甘さは、子どもが食べやすそうですね。
厚生労働省の資料によると、生後7カ月から8カ月頃が離乳食中期とされています。離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食にして食事のリズムをつけていくとよいでしょう。
舌でつぶせるくらいの硬さにして、他の野菜といっしょにおやきにしたり、煮物に入れたりといろいろアレンジできるようです。マッシュしたかぼちゃを粉ミルクと調理する巾着は、口当たりがよく子どもが食べやすいかもしれません。
厚生労働省の資料によると、生後9カ月から11カ月頃が離乳食後期とされています。授乳がメインでなくなってくる子もでてくるようで、1日3回食の食事のリズムにしていくとよいでしょう。手づかみ食べをすることもあるかもしれません。
歯ぐきでつぶせるくらいの硬さにし、かぼちゃリゾットやかぼちゃの煮付けにしてもおいしく食べられそうです。野菜やお肉といっしょにクリームシチューにしたり、バターで炒めるかぼちゃソテーにしたりとバリエーションがひろがるでしょう。
厚生労働省の資料によると、生後12カ月から18カ月頃が離乳食完了期とされています。1日3回の食事のリズムを大切にすると、生活リズムを整えやすいかもしれません。離乳食を進めるなかで食べ物の好き嫌いがでてくることもあるでしょう。
かぼちゃを歯ぐきで噛めるくらいの硬さに調理しましょう。カレーやドリアに入れるのもよさそうですね。かぼちゃのコロッケは、お弁当のおかずにもぴったりでしょう。
かぼちゃを使った離乳食のバリエーションをひろげたいママやパパがいるかもしれません。かぼちゃを使った離乳食レシピのアイディアをご紹介します。
やさしい甘さのあるかぼちゃとお肉は、さまざまなアレンジができそうです。かぼちゃとお肉の煮物やクリーム煮、あんかけやそぼろ煮など幅ひろく組み合わせられるでしょう。
チーズと調理してチーズリゾットにするのも風味がよくおいしそうです。
かぼちゃと調理する魚は、淡白でクセのない味の白身魚がぴったりかもしれません。たらやカレイ、鮭などといっしょに煮込み料理にしたり、グラタンやドリアにしたりといろいろな調理法でアレンジするのもよいでしょう。
素材の味が引き立つシンプルなグリル料理もおいしそうですね。
かぼちゃは、1年を通してスーパーなどで手に入れられることから離乳食に取り入れる機会が多いかもしれません。離乳食初期頃から赤ちゃんに与えられ、やさしい甘さのあるかぼちゃは、さまざまなレシピにアレンジできそうです。
離乳食の進み具合や子どもの好みに合わせて、上手に離乳食にかぼちゃを取り入れましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月28日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2020年02月07日
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