1月7日に食べるとよいとされる七草粥ですが、夕飯などに食べる場合のおかずはどのようにしたらよいのか知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、七草粥にあうおかずにはどのようなものがあるのか、野菜、魚、肉それぞれのレシピを、ママたちの体験談をもとにご紹介します。
七草粥に使われる七草は「春の七草」と呼ばれ、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種を指すそうです。春の七草は道端などで手に入るほか、スーパーなどでセットになったものも売られているので、見かけたことがあるママやパパもいるのではないでしょうか。
七草粥は、古来からの冬の習わしである「若菜摘み」と、五節句のうちの一つ「人日の節句」である1月7日に無病息災を願い七種類の野菜が入った吸い物などをいただく風習が定着し、食べるようになったと言われています。また、七草粥を食べることで、お正月にごちそうを食べ続けて疲れた胃を休ませるという目的もあるそうです。
七草粥を食べるタイミングは本来朝と言われていますが、現代では1月7日はすでに仕事が始まっている職場や始業式を迎えている学校もあるため、夕飯に食べる家庭も増えているようです。
七草粥にあう野菜を使ったおかずのレシピを、ママたちに聞いてみました。
「1月7日の胃を休めるという目的にあうように、七草粥にはにんじんや大根などを入れた煮物をあわせています。夕飯のおかずとして物足りないときは、油揚げや厚揚げなどを足すこともあります」(30代ママ)
「七草粥にあわせるおかずは、おせち用に買ったごぼうやれんこんなど、野菜の余りを使って煮物を作ります。年末年始は親戚まわりなどで豪華なものをたくさん食べるので、家族もお粥とだしで煮た煮物で十分なようです」(20代ママ)
七草粥の疲れた胃を休ませるという意味から、あわせるおかずもシンプルな根菜の煮物にしたというママもいるようです。だしの旨味を活かした味つけにすると、シンプルな味付けの七草粥にもあうかもしれませんね。
「七草粥を食べるときのおかずは、ほうれん草の胡麻和えを中心にした野菜のおかずにしています。七草粥が薄味のシンプルなものなので、胡麻の風味を生かした胡麻和えは家族に喜ばれます」(30代ママ)
小松菜や春菊など、青物の胡麻和えを作っているというママも声もありました。胡麻や海苔など風味があるものを使えば、味つけを控えめにしても満足感を感じられそうです。
七草粥にあう魚を使ったおかずのレシピを、ママたちに聞いてみました。
「七草粥を食べるのは夕飯なので、食卓があっさりしすぎないように子どもたちが好きな鮭の塩焼きも出しています。子どもたちは別々に食べるよりもほぐして七草粥に混ぜるほうが好きなようです」(40代ママ)
「年末に親戚からブリが送られてくるのですが、おせちに入れるだけでは食べきれないので、七草粥を食べるときにもおかずとして出しています。おせちでは照り焼きに、1月7日は塩焼きにして、飽きない工夫をしています」(40代ママ)
七草粥に魚の塩焼きをあわせるというママもいるようです。魚の身をほぐして七草粥の中に入れてあげると、ほどよい塩分と魚の旨みが加わって子どもにも食べやすくなるかもしれませんね。
「七草粥を夕飯に食べるときには、カレイの煮つけを作ります。切り身を煮るだけなので簡単に作れるし、あっさりしているので家族にも好評です」(30代ママ)
夕飯などで七草粥だけでは物足りないと感じたときには、魚の煮つけを作るというママの声もありました。カレイやヒラメなどの白身魚を使うと、あっさりとした味で食べやすいようです。
七草粥にあう肉を使ったおかずのレシピを、ママたちに聞いてみました。
「我が家の七草粥は鶏がらスープと卵を入れて中華風にするので、おかずは中華料理にするのが定番化しています。ひき肉、タケノコ、ニラ、にんじんなどを入れた春巻を作ることが多いです」(30代ママ)
「おせちには揚げ物は入らないし七草粥がとてもあっさりしているので、1月7日は春巻きを作っています。夫や子どもも喜んでくれるし、私もおせち作りで余った野菜を使い切ることができるので嬉しいです」(20代ママ)
アレンジした七草粥にあわせたり、おかずにボリュームを持たせるために春巻きを作るというママもいるようです。春巻きの具に、七草粥を作るときに余った七草を入れるというママの声もありました。
「おせち料理には魚が多く親戚まわりでもお寿司を食べるので、1月7日には肉を使ったおかずを作るようにしています。角煮だと味も濃いしボリュームもあるので、七草粥にあわせても物足りないということはなさそうです」(20代ママ)
「家族揃って七草粥を食べられるタイミングは、夫が仕事から帰ってくる夕飯になってしまいます。仕事終わりにはがっつりした物が食べたいと言うので、おかずは豚肉と大根、ゆで卵、調味料を圧力鍋で煮て、角煮を作ることにしています」(30代ママ)
七草粥がシンプルな味つけのため、味が濃く食べ応えもある豚の角煮を作るというママの声がありました。角煮を作るときは炊飯器や圧力鍋を使うと、手間や時間をかけず簡単に作ることができそうです。
「お正月はなかなか子どもの好きなものを食べさせてあげることができないので、七草粥にあわせるおかずは、子どもの好きな唐揚げを作ります。大人用はねぎソースをかけてさっぱりさせて、余ったソースはお粥にかけています」(40代ママ)
おかずに鶏の唐揚げなどの子どもの好物を作るというママもいるようです。ソースを七草粥のトッピングに応用できると、ひと味違った七草粥を楽しむことができそうですね。
七草粥を食べる場合のおかずは、朝飯や夕飯などの食べる時間帯や体調、家族の好みなどにあわせてレシピ選びをするとよさそうです。野菜だけのものや魚、肉を使ったものなど、七草粥にあったおかずを楽しめるとよいですね。
2018年09月16日
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