ひな祭りの食べ物、お菓子やはまぐり、桜餅などの和菓子でお祝いしよう

ひな祭りの食べ物、お菓子やはまぐり、桜餅などの和菓子でお祝いしよう

女の子の成長を願い、お祝いをするひな祭り。どんなメニューを用意したらよいか悩んでいるママもいると思います。そこで今回の記事では、ひな祭りのお菓子や和菓子の桜餅、定番のはまぐりを使ったメニューなどひな祭りの食べ物についてご紹介します。

ひな祭りメニューでお祝いしよう

2018年のひな祭りは3月3日の土曜日です。

ひな祭りに向けて、ひな人形や桃の花を飾るなど、飾り付けも楽しい行事ですよね。ひな祭りは飾り付けだけでなく、女の子の健やかな成長を願うための食べ物やお菓子がたくさんあります。

今回は、その由来や作り方のポイントについて紹介したいと思います。

ひな祭りのお祝いを華やかに彩るメニュー

さまざまなかたちで楽しめるちらし寿司

ちらし寿司
yasuhiro amano/Shutterstock.com

ひな祭りの主役メニューと言えば、やっぱりちらし寿司。せっかくのひな祭り、普段とは違ったちらし寿司に挑戦してみましょう。ケーキに見立てたちらし寿司は、華やかに食卓を彩ることができるでしょう。サーモンを花びらに見立てたりイクラを乗せたりと、いろいろ工夫できそうです。断面にもこだわると、よりケーキらしさがアップします。

1人ずつのサイズ用のカップ寿司は、透明なカップにカラフルな層になるように入れていけば、それだけできれいに仕上がります。大人数なら使い捨てカップにすると、後片付けも楽です。

いろいろな種類のてまり寿司もひな祭りらしい一品。ラップで作れば簡単にでき、コロコロした見た目のかわいさと食べやすさがポイントです。卵やサーモン、海老や大葉も入れて色のバランスをよく仕上げましょう。


縁起のいいはまぐりを使った料理

はまぐりのお吸い物
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対になっている貝殻同士でないと、ぴったりと合わさらないのがはまぐりの特徴から、ステキな人と巡り合えるようにという結婚の象徴としてひな祭りにはまぐりが使われます。

はまぐりのお吸い物は、昆布だしと調味料、そして三つ葉でシンプルに仕上げましょう。

はまぐりと菜の花の酒蒸しもひな祭りの時期にぴったりですよね。ゆでた菜の花の鮮やかな緑がキレイな一品でしょう。

はまぐりの茶碗蒸しも子どもが食べやすいメニューです。

具はたくさん入れず、はまぐりをメインにして仕上げるとはまぐりの旨味がより感じられるでしょう。

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離乳食でつくる初節句のお祝いメニュー

離乳食初期

離乳食初期の赤ちゃんが普段食べているお粥も少しの工夫でお祝いメニューになります。

3色のお粥を透明なカップに層になるように入れていくと、かわいい見た目のひな祭りメニューです。3色のお粥は、ご飯の白、ほうれん草やブロッコリーのペーストを混ぜた緑、トマトやにんじんペーストを混ぜた赤で作りましょう。

色が混ざらないようにお粥を重ねていくのがポイントです。


離乳食中期

離乳食中期ならじゃがいもでマッシュポテトを作り、3つに分けて1つはそのまま、1つはにんじんの裏ごしとブロッコリーの裏ごしとそれぞれまぜましょう。オレンジと緑の色が付いたら、お団子に見立てて丸めると3色マッシュ団子の完成です。

手づかみ食べの赤ちゃんが食べやすいサイズを心掛けると喜んで食べてくれるかもしれません。同じ材料でお団子ではなく、ひし餅風にするのもおすすめです。


離乳食中期・後期

この時期のデザートとしておすすめなのが、米粉のパンケーキでしょう。生地を3等分し、そのままの生地、ほうれん草ペーストを混ぜた緑の生地、にんじんペーストを混ぜた赤の生地にし、それぞれ別々に焼いていきます。焼き上がったパンケーキを3枚重ねて、ひし形に切れば完成です。

いちごの季節なので、いちごと小さくしたカッテージチーズ、粉ミルクを混ぜたチーズいちごや、つぶしたいちごを混ぜたいちごヨーグルトなど、ピンクの見た目がかわいいデザートでひな祭りらしい雰囲気を楽しみましょう。

地方特有のひな祭りメニュー

関東と関西で異なるひなあられ

一口にひなあられと言っても、関東と関西のひなあられでは形状にも味にも違いがあるようです。

関東のひなあられは、お米で作るポン菓子を砂糖などで甘く味付けしたもので、米粒大の大きさで、サクサクとした軽い食感が特徴です。

関西のひなあられはお米ではなく、お餅からできており、醤油や塩、海苔味がメインとなっています。丸みがあり、関東のひなあられよりも大きめのサイズのようです。


地方特有のひな祭りお菓子

ひな祭りのお菓子には、和菓子の桜餅やひなあられが定番ですが、地方によって違いがあるようです。

山形県庄内の伝統的なひな祭りのお菓子は、かたくり細工です。かたくり粉に粉砂糖、ヤマイモ粉、新粉で練ったもので、型抜きで抜き、一筆一筆描いて作られ、定番の形は鯛や金魚、桃、筍など、子どもたちの成長を願うモチーフが使われています。

京都のひな祭りのお菓子はひちぎりと呼ばれています。ひしゃく型のお餅に赤や白の餡が乗った和菓子で、引きちぎったような柄の部分からひちぎりという名前が付けられました。

長崎でひな祭りに食べられているのは桃カステラです。長崎名物のカステラは南蛮貿易によって伝わったもので、長崎は中国との貿易の窓口だったこともあり、中国で長寿を意味する桃と組み合わされ、女の子の長寿を願ってひな祭りのお菓子となったようです。

ひな祭りならではの食べ物で女の子の健康を願おう

ひな祭り
yukihipo/Shutterstock.com

ひな祭りの食べ物についてご紹介しました。ちらし寿司やはまぐり、桜餅などの和菓子やあられなどのお菓子と、ひな祭りならではの食べ物はたくさんあります。その意味を知ると、よりひな祭りの楽しさや歴史の深さを感じることができるのではないでしょうか。

ひな祭りならではの食べ物で、女の子の健やかな成長を願いましょう。

2017.12.03

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