節分の豆まきをするとき、ペットボトルや紙コップなどを使って簡単に手作りしたいやイラストなどでアレンジして楽しみたいと考えるママもいるかもしれません。今回の記事では、節分の豆まきの由来と豆入れの名前、子どもと豆入れを作るときの工夫、豆まきに用意した豆入れ、折り紙での折り方についてご紹介します。
節分に豆まきをするのはなぜなのか、また、豆まきのときに豆入れる容器の名前は何というのか気になるママもいるのではないでしょうか。そこで、節分に豆まきをする由来と豆入れの名前を調べてみました。
節分の豆まきは、厄落としや災難を払うために行われていた行事のなかで、鬼の姿をしたものを災いに見立てて豆を巻きながら追い払うという風習が広まって定着したといわれているようです。また、鬼の目には「魔の目」が、そこへ豆を投げつけることで「魔を滅する」とも言われているのだそうです。
子どもへの簡単な伝え方としては「鬼が来て悪いことをしないように豆をまいて鬼を退治するんだよ」や、「鬼の嫌いな豆を使って、悪い鬼を追い出す日だよ」など子ども年齢などにあわせてわかりやすくなるよう工夫したママもいました。
豆まきのときの豆入れの名前は「枡(ます)」というようです。枡とはは体積を計るための計量器ですが、「枡」という音が「増す」や「益」と同じ音なので縁起がよいと考えられているようです。枡以外には、四角いお盆の下に台がついたような形状の「三方(さんぽう)」やお皿の下の高い足のついた「高坏(たかつき)」を使う場合もあるようです。
折り紙で豆入れを作ることもできるようです。ここでは、簡単な豆入れのとしてよく作られる「つのこうばこ」折り方の手順を、動画に沿ってご紹介します。
1.折り紙を2回三角に折ります。
2.三角のなかに指を入れて開き、つぶしてひし形を作ります。反対側も同じようにします。
3.袋になっている角を上にし、左右の端を中央の折り線にあわせて折ります。反対側も同じように折ると、下がとがった形の四角形になります。
4.左右の起き上がった部分に指を入れてから、潰して小さな三角を折ります。裏側の両端も同じように折ります。
5.左右の端を一度中央まで起こし、三角を半分にするようにして裏側に折り込みます。反対側も同じようにします。
6.袋になる部分の角を一度折ってから戻します。4つにわかれている角を中央で折り返してから、袋のなかに指を入れ、箱の形に整えて完成です。
折り紙で簡単に豆入れを作ることができるようです。枡をイメージして茶色で作ったり、子どもの好きな色や柄の折り紙で豆入れを作ったママもいました。
ママのなかには、家にあるものを使って子どもと豆入れを作ることもあるようです。実際にどのようなものを使って作ったのか聞いてみました。
「紙コップの飲み口の部分を鬼の角に見えるようにハサミで切り、紙コップに色紙を貼りつけて鬼の顔をした豆入れを作りました。いろいろな表情が並ぶと面白く、子どもたちも大喜びで作っていました」(20代ママ)
「画用紙で鬼の角や顔のパーツを作り紙コップに貼って豆入れを作りました。子どもの手のサイズにあう小さめの紙コップで作ったところ、持ちやすいようでご機嫌でマメを投げていました」(40代ママ)
紙コップを使って豆入れを作ったというママがいました。かわいい柄のついた紙コップを使ったり、プラスチックコップにしてマスキングテープでデコレーションして作るのも楽しいかもしれませんね。
「牛乳パックの底の部分を切り取り、周りに鬼のイラストを描いた画用紙を貼りつけて豆入れを作りました。豆入れの周りには子ども自身で好きなシールを貼ったりイラストを描いたりしてオリジナルの豆入れにしました」(20代ママ)
牛乳パックを使って豆入れを作ることができるようです。他には、牛乳パックを切るときに一面だけを長めに切り、蓋のある豆入れを作ったママもいました。
「小さめのペットボトルに、首から下げられる紐を固定するようにカラフルなビニールテープでデコレーションして豆入れにしました。ペットボトルの蓋を閉めると豆がこぼれないので、動きが激しい息子にはぴったりでした」(40代ママ)
ペットボトルを使って蓋の閉められる豆入れを作ることもできるようです。他には、ペットボトルの底の部分を切り取って、縁をビニールテープで覆って豆入れを作ったという声もありました。
子どもといっしょに豆入れを作るときどのような工夫をすると楽しめるのかママたちに聞いてみました。
「豆入れを飾るのに、マスキングテープやモールなどいろいろな素材を用意しました。子どもにその素材を使いデコレーションしてオリジナルの豆入れができました」(30代ママ)
豆入れのデコレーションするためにいろいろな素材を用意したようです。ママのなかには、豆入れにつける鬼のイラストをデコレーションするときにも、毛糸やストローなど家にあるものを工夫して利用したという声もありました。
「画用紙や太めのモールなどを使って持ち手を取りつけました。持ち手があることで、豆入れを持ち運びやすくなるようで、子どもも手間を取らずに豆がまけたようでした」(30代ママ)
豆入れに持ち手をつけて子どもが持ちやすくなるような工夫をしたママもいるようです。ママのなかには、取っ手をつけたことでバッグのような感覚になるのか、豆まきが終わった後もおままごとなどでも豆入れを使って楽しそうに遊んでいたという声もありました。
節分に使う豆入れの名前は枡というようで、ペットボトルや紙コップなどで簡単に手作りをして楽しむことができるそうです。鬼など節分にちなんだイラストを描くなど工夫してオリジナルの豆入れを作るのもよいかもしれません。
折り紙の折り方を参考に作ってみるのもよいかもしれません。子どもと楽しみながら豆入れを作ってみてはいかがでしょうか。
2018年11月14日
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