子どもの初節句には何を着せる?着物やロンパースなどの選び方と用意の仕方

子どもの初節句には何を着せる?着物やロンパースなどの選び方と用意の仕方

子どもの初節句に何を着せればよいか、着物の着せ方がわからないなど悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、一つ身の着物やロンパースなど初節句のときに着せた服装や親の服装、購入やレンタル、手作りしたなどどのように用意したのかを体験談でご紹介します。

子どもの初節句

節句とは、本来季節の変わり目を祝う日のことを指しますが、初節句という場合は、子どもが生まれて初めて迎える節句のことを言うようです。女の子は3月3日に桃の節句、男の子は5月5日に端午の節句に、子どもの健やかな成長を願ってお祝いをするとされています。

初節句のときは、女の子だと雛人形、男の子だと鎧兜やこいのぼりなどを飾り、両家の祖父母や親戚、知人などを呼んでお祝いの食事をすることがあるようです。初めて迎える節句だからこそ、子どもの服装にもこだわり、特別なお祝いにできるとよいですね。

初節句で子どもに何を着せた?

袴を着る赤ちゃん
Yosuke Saito/Shutterstock.com

初節句で子どもに何を着せたのか、ママたちに聞いてみました。


一つ身などの着物

「初節句はせっかくのお祝い事なので、一つ身の着物をきせました。生後4カ月でまだ寝返りなどもしていなかったので、着物を着せても困ることはありませんでした」(30代ママ)

「生後3カ月で初節句を迎えました。私が子どもの頃に着ていた着物を譲り受け、産着のように着せて写真をとりました」(30代ママ)

初節句に一つ身などの着物を着せたというママがいました。一つ身の着物はお宮参りのときに赤ちゃんに祝い着としても使われ、3歳の七五三まで着ることができるようです。着物の着せ方がわからなかったので、祖母に聞いて着させたというママの声もありました。


被布や陣羽織だけ着せた

「生後8カ月で初節句でした。購入したお雛様に被布がついていたので、お出かけ用のロンパースの上からその被布を着せました。被布だけなので、子どもも動きやすそうでした」(30代ママ)

「5月生まれの男の子なので、初節句は翌年にしました。1歳直前での初節句で歩けるようにもなっていたので、洋服の上から陣羽織だけ羽織らせてお祝いしました」(30代ママ)

普段着用のロンパースやお出かけ用のロンパースなどの上に被布や陣羽織だけ着せたという声もありました。被布や陣羽織を着せるだけでもお祝いの雰囲気を感じられるかもしれませんね。


袴風のロンパース

「お店にかわいい袴風のロンパースが売っていたのでそれを購入して着せました。着せ方も難しくないし、簡単に着られるので便利でした」(20代ママ)

赤ちゃん用の袴風ロンパースを着せたというママの声もありました。初節句に着物を着せてあげたいけれど着せ方がわからない場合や用意が難しい場合などは、袴風ロンパースを着せれば手軽に和風のおしゃれを楽しむことができそうです。

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初節句に着物を着せたママたちに、着物をどのように用意したのか聞いてみました。


購入した

「初着として使う着物は3歳の七五三まで着れると聞いて、妊娠中に購入しました。お宮参りだけではもったいないので、初節句でもその着物を着せました」(30代ママ)

着物を購入したというママがいました。一つ身の着物は3歳の七五三まで着ることもできるようです。毎回レンタルするのも大変なので、思い切って購入したというママの声もありました。


レンタルした

被布を着る赤ちゃん
© godfather - Fotolia

「着物は着せ方がわからないのでレンタルすることにしました。レンタル店で着せ方を教えてくれますし、一式セットになっているので助かりました」(30代ママ)

呉服店などでは、簡単に着ることができるベビー着物セットなどを用意しているところもあるようです。写真を撮りたかったので、親の着物もいっしょにレンタルしたというママの声もありました。


手作りした

「昔から裁縫が好きなので、初節句の着物を浴衣の生地から手作りしました。生後3カ月だったのでサイズも小さくてすみますし、思っていたより楽しく作れました」(30代ママ)

「母が、自分のもっている着物の中からかわいい柄のものを選んで、子どもの初節句用にリメイクしてくれました。形をかえても代々受け継がれていくのは素敵だなと思いました」(30代ママ)

初節句で着る着物を手作りしたママがいました。代々受け継がれた着物をリメイクしたり、浴衣生地やガーゼ生地などで作ることもあるようです。手作りした一つ身はサイズの調整がしやすいようなので、子どもの成長によって丈などをあわせることができそうです。

初節句の服装で気をつけたいこと

初節句の服装で気をつけたほうがよいことはあるのでしょうか。


子どもの月齢にあわせた服装を

「生後10カ月で初節句だったので、写真を撮るときだけ着物を着て、食事のときは着替えさせました」(30代ママ)

「ハイハイを覚えたての頃に初節句を迎えました。動き回って着物が着崩れると困るので、袴風ロンパースを着せたのですが、オムツ替えもしやすくてよかったと思います」(20代ママ)

子どもの服装は月齢にあわせて決められるとよいかもしれません。着物を着るときは、写真撮影やお披露目のときだけにし、楽な服装に着替えるようにしたというママの声もありました。


親の服装はシンプルに

「初節句の主役は子どもなので、親の服装は目立たないようシンプルを心がけました。写真撮影と外食を同じ日におこなう予定だったので、私は無地のワンピースを、パパはスーツを着ました」(20代ママ)

初節句の主役はあくまでも子どもであるため、親の服装はシンプルにして目立ちすぎないようにするのがよさそうです。アクセサリーなどは赤ちゃんの顔に当たったりしないように気をつけて選ぶことができるとよさそうです。

子どもの健やかな成長を祝う初節句

初節句
© amarettomilk - Fotolia

初節句で子どもに着せる服装は一つ身の着物や袴風ロンパースなどさまざまあるようで、着せ方の簡単な着物もあるようです。着物を着せる場合は購入するのかレンタルするのか、または手作りするのかを、今後も着るのかどうかで決められるとよいかもしれません。初節句のときの服装を選ぶときは子どもの月齢や親の服装とのバランスに気をつけながら選べるとよさそうです。子どもの健やかな成長を願う初節句を素敵な服装で迎えられるとよいですね。

2018.10.05

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