初節句で女の子が着る衣装。手作りやレンタルなど衣装の選び方

初節句で女の子が着る衣装。手作りやレンタルなど衣装の選び方

2018.11.04

女の子に初節句の衣装を用意したいと考えたとき、レンタルするのか手作りするのか、何を着せたらよいか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、着物やドレス、着物ロンパースなど、衣装の種類と準備の仕方、着せ方や手作りする場合のポイントについてママたちの体験談を交えてご紹介します。

女の子の初節句を祝うとき

初節句とは、子どもが生まれて初めての節句のことを意味しているそうです。現代では3月3日の桃の節句にあわせて、子どもの成長を願い、女の子の初節句を祝う家庭もあるようです。子どもの大切な祝い事のときに、どのような衣装を選べばよいか気になるママもいるかもしれません。実際にママたちは、どのような初節句の衣装を選んだのでしょう。

初節句の衣装の準備方法

初節句の衣装を準備するには、どのような方法があるのでしょうか。実際にママたちが行った準備の仕方を紹介します。


レンタル

「インターネットで調べたレンタル和服専門店で初節句用の衣装を予約し、指定した日に届けてもらいました。使用後は専用ケースに戻して、同封されていた送り状を貼りつけて郵送するだけだったのでとても簡単でした」(生後10カ月のママ)

「初節句の前撮りをした写真館で、初節句のお祝い当日の衣装をレンタルしました。自宅からも近く、借りにいった当日に写真館で着つけをしてくれたので、着せ方で迷うことがなくてよかったです」(生後11カ月のママ)

衣装のレンタルが可能な場所は、インターネットサイトの専門店や写真館などさまざまなようです。レンタルできる衣装の豊富さや返却方法など、ママが重視するポイントから選ぶとよいかもしれません。


購入

ひな祭りの衣装
© kai - Fotolia

「お雛様を購入する際に、飾り台とセットになった被布をいっしょに購入し、初節句のお祝いで着せました。被布は3歳の七五三でも使用するので、子どもの成長と共に使えるという点に購入の魅力を感じました」(生後8カ月のママ)

被布はお雛様の脇に飾ることができ、着用も可能といった理由から購入したママもいるようです。初節句ではサイズが大きかった被布が、3歳の七五三に着用したら丁度よいサイズになっていて子どもの成長が感じられたというママの声もありました。


手作り

「娘の初節句のお祝いにと、私の母が着物を手作りしてくれました。3歳の七五三にも着用できるよう、少し大きめのサイズに作ってもらいました」(11カ月のママ)

初節句のお祝いに、手作りの衣装をプレゼントしてもらったというママもいるようです。長く着用できるよう、少し大きめのサイズに作っておくとよいかもしれません。

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初節句に女の子に着せる衣装の種類

女の子が初節句に着用する衣装には、どのような種類があるのでしょう。またママたちは、どのようなことに意識して衣装を選んだのでしょうか。


着物

「生後11カ月を迎える娘の初節句に、赤い生地にたくさんの花が描かれた着物を用意しました。着せ方の手順書がついていたので、初めてでも簡単に着せることができました」(生後11カ月のママ)

伝統を意識して、初節句の衣装に着物を選んだというママの声がありました。女の子に着物を着せるときは、着物についた紐を結んで、上から被布を羽織るという簡単な着せ方もあるようです。衣装と小物がセットになったものを選ぶこともポイントのひとつかもしれません。


ドレス

赤ちゃんのドレス
iStock.com/ThomasVogel

「娘は初節句を迎える前に歩き出したので、動きやすさを意識してドレスを選びました。お祝いの当日、娘が歩いても着崩れることなく、夫の両親からも『よく似合っているね』と評判だったので、ドレスを選んでよかったと思いました」(生後11カ月のママ)

よちよち歩きの赤ちゃんが歩きやすいよう、足元にゆとりのあるドレスを選んだというママの声がありました。ふんわりした素材のシフォンドレスやかわいい色使いのものなど、赤ちゃんにあった衣装を選ぶとよいかもしれませんね。


着物ロンパース

「娘は生後5カ月で初節句を迎えたとき、寝ている姿勢でいることが多かったので着せ方が簡単そうな着物ロンパースを選びました。オムツ替えも簡単で、一見着物のようにも見えるのでお祝いの席でも華やかに見えました」(生後5カ月のママ)

赤ちゃんの月齢にあわせて、着せ方が簡単な着物ロンパースを選んだママもいるようです。少し大きめのサイズにしておくと2歳くらいまで着ることができ、成長して丈が短くなってもブーツなどを合わせておしゃれに着こなすこともできるようです。

衣装を手作りするポイント

女の子の初節句をよりよい思い出に残るイベントにするために、レンタルや購入ではなく衣装を手作りしたいと考えるママもいるのではないでしょうか。そこで、実際に初節句で身につけるアイテムを手作りしたママたちに、どのようなものを製作したのか聞いてみました。


被布

「被布なら手作りできそうだと思い、挑戦してみました。市販の型紙を使ったので裁断も簡単にでき、大半が直線縫いだったので手作りしやすいと感じました。好みの柄で仕上げることができたので満足のいく衣装ができました」(生後8カ月のママ)

被布は3歳の七五三でも使用できるので、手作りしてよかったと感じるママもいるようです。子どもに似合う柄を選ぶことができたり、気に入ったレースやリボンを取りつけられることも、手作りの魅力のひとつかもしれません。


髪飾り

「娘の初節句に、髪飾りを手作りしました。着物にあわせて生地と柄を選び、わたしの好きな花をモチーフにしました。花びらのパーツを増やしてボリュームのある髪飾りが作れたので、娘がつけたときも華やかな印象になってよかったです」(生後10カ月のママ)

女の子の着物にあわせて、髪飾りを手作りしてみたママもいるようです。着物や被布と比べて小さい髪飾りなら、手作りしやすいと感じたというママの声もありました。

赤ちゃんの月齢にあわせて衣装選びをしよう

ひな祭りの女の子
© ziggy - Fotolia

女の子の初節句の衣装を準備するときには、レンタルや購入、手作りといった選択肢があるようです。衣装の種類には着物やドレス、着物ロンパースなどがあり、色やデザインもさまざまなようです。

素材や丈、着せ方を意識して衣装を選ぶと、赤ちゃんもすごしやすくなるかもしれません。月齢にあわせて素敵な衣装を選び、思い出に残る初節句のお祝いができるとよいですね。

2018.11.04

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