子どものスケートはスキーウェアでも大丈夫?服装や道具や練習方法

子どものスケートはスキーウェアでも大丈夫?服装や道具や練習方法

2017.11.14

子どもとスケートに行くときに知っておくべきことや、初心者でも上達できるスケートの練習方法も提案していきたいと思います。服装はスキーウェアでもいいのか?など調べてみました。

スケートをするときの服装

子どもをスケートに連れていく際には、どのような服装をすればよいのでしょうか?防寒対策としてスキーウェアで問題ないのか、スケート場には何を持って行けばよいのかなど、迷うママも多いかもしれません。どのような服装が最適なのでしょうか。


長袖

リンク上で転倒すると氷で冷たく、転倒したときの衝撃も強いといわれています。強打して思わぬケガにならないためにも、肌の露出を控える服装が望ましいでしょう。スケート場は寒いですが、滑っていると次第に暑くなってくるため長袖のニットやセーター、スエットなど脱着しやすい服装が便利かもしれません。


長ズボン

長袖同様、スケートでは長ズボンを着用するようにしましょう。スケートでは膝やお尻をついて転倒することが多く、特に膝をついて転倒すると擦りむく可能性も考えられるので、長ズボンがよいでしょう。ズボンはデニムのように硬い生地のタイプよりストレッチ素材のものや、普段から履きなれているものを選ぶとよさそうです。また長ズボン一枚では転倒した際に冷たいので、水を通しにくいポリエステル素材のズボンの重ね履きが好評のようです。


上着

転倒すると氷で洋服が濡れてしまうこともあるため、ニットやセーターの上からナイロン加工のジャケットなどの上着を着ておくと安心かもしれません。寒いため防寒対策として厚着したくなりますが、スキーウェアのようにモコモコしたものだと動きにくいため、できるだけ身軽な服装を心がけるとよいようです。


靴下

靴下は2枚重ねがおすすめです。スケート靴は長時間履いていると靴擦れなど足のトラブルを引き起こす可能性もあるかもしれません。また足元も冷えて足の感覚が鈍くなることもあるため、靴下を2重にすることで体感温度を保ちましょう。

スケートに必要な道具

手袋とスケート靴
Sds595/Shutterstock.com

持参するもの

着替え、手袋、飲み物は持参しましょう。転倒して洋服が氷で濡れることを考慮して着替えは必需品でしょう。手袋を忘れると、スケート場によっては入れないところもあるので気をつけましょう。手袋は5本指タイプの方が、手袋をつけたままスケート靴のひもを結ぶこともできるのでおすすめです。手袋の素材はナイロンや毛糸・軍手など、いろいろな種類があるので、お子さんに合った素材のものを選ぶとよいかもしれません。

スケートは滑っていると次第に暑くなるので、飲み物は持参するなどして適宜水分補給を心がけましょう。


貸し出し可能なもの

スケート場では基本的にスケート靴、ヘルメットの貸し出しを行なっているようです。スケート靴は普段履いている靴と感覚が違うため、サイズも異なります。何種類か履き比べ、大きすぎず小さすぎない自分にぴったりの靴を選びましょう。転倒時に頭を守るために帽子はできるだけ着用する方がよいでしょう。

ヘルメットは苦手な子どももいるので、その場合はニット帽などを持参するとよいかもしれません。子どもには耳が隠せるタイプの帽子も人気があるようです。

スケート場へ行くときの注意点

スケート場の広さ

大規模のスケート場は子どもだけでなく大人もいる可能性が高いでしょう。スケート技術がある人は、スピードを出して滑ることも考えられるため、子どもは注意が必要でしょう。特に初心者の場合は手すりにつかまって滑ったり、端の方で滑ると安全に楽しむことができるかもしれません。


混雑時は避ける

休日などは混雑が予想されます。混雑していると迷子になったり、思うように練習できなかったりするため、比較的空いている時間帯を狙っていくとよいでしょう。

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スケートの練習方法

滑り方

スケートを滑る子ども
Annashou/Shutterstock.com

まずは手すりを掴んでスケートリンクに立ちます。かかとをつけて「逆ハの字(V字)」の形がスケートの基本です。逆ハの字を意識してペンギンのように一歩ずつ氷の上を歩きましょう。慣れてきたら手すりにつかまらずに歩いてください。一人で歩けるようになったら、片足で氷を蹴って、もう片方の足に重心を乗せます。ここでも逆ハの字の形は継続です。少しずつ片足で滑れるようになったら、反対の足に切り替えましょう。

左右ともにできるようになったら、この一連の流れを繰り返すことでスケーティングとなるでしょう。


止まり方

滑れるようになったら、止まることを覚えましょう。基本的な止まり方には「逆T字ブレーキ」と「T字ブレーキ」があります。逆T字ブレーキは主に初心者向けの止まり方で、氷の上を滑っている状態で、進行方向に対して氷の上を蹴る方法です。T字ブレーキは滑っている足のかかとに反対の足を付けるようにT字を意識します。スケート靴のエッジで氷を蹴ると次第にスピードが減速する仕組みで、主に上級者向けの止まり方です。

安全に滑るための注意点

転び方

スケートは滑り方の前に転び方をマスターしておくことがポイントです。転倒時に頭を打たないように、転びそうになったら頭を守ることを優先し、背中を丸めながら尻もちをつくような体勢で転んでみてください。体全体を丸めるようにすることで氷と頭に距離ができ、頭を打つことが防げるでしょう。


立ち上がり方

通常の地面とは違い、氷の上では簡単に立ち上がることができないかもしれません。両手を前について、両膝もつき、四つん這いの体勢をつくります。膝を立ててバランスを取り足に重心をかけた状態でゆっくり立ち上がるとスムーズです。スピードを出して滑っている人にぶつからないように注意しながら立ち上がりましょう。

子どもとスケートに行ったときの体験談

「レギンスの上にポリエステルのズボンをはかせてみました。2枚重ねですがゴワゴワした感じもなく快適なようで、それ以来このスタイルでスケートを楽しんでいます。」(4歳男の子のママ)


「娘は氷の上で転ぶことを怖がっていたので、最初に何度も転ばせて恐怖心を取り除いてあげるようにしました。だんだん転ぶこと自体が楽しくなってきたようで、自ら立ち上がり氷の上で歩き始め、いつの間にか滑れるまでに上達。」(6歳女の子のママ)

防寒は大事ですが、ゴワゴワした服装は動きにくいので、レギンスなどで工夫するのも良いですね。

スケートは怖がらずに練習を積み重ねることで、滑ることができるスポーツです。諦めずに挑戦してみましょう。

持ち物をきちんと準備し、まずは基礎練習から

スケートをする親子
Kwanbenz/Shutterstock.com

子どものスケートの服装は、スキーウェアというよりも、脱着しやすいシンプルな服装がおすすめのようです。持ち物はレンタルできるものもありますが、着替えや飲み物など用意できるものは持参しましょう。

すぐに滑るのではなく、転び方や歩き方など基本的な動作を身につけることがスケーティングを上達させるコツかもしれませんね。

2017.11.14

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