UVケアの専門家に聞く。今どきの「子どもの紫外線対策講座」

UVケアの専門家に聞く。今どきの「子どもの紫外線対策講座」

目に見えない紫外線ですが、子どもは大人の10倍の量を浴びていることを知っていますか?今回はUVケアの専門家と保育士の先生に、今どきの子どもの紫外線対策について教えてもらいました。

ビオレUVキッズ ピュアミルク
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UV対策が必須!子どもが太陽にさらされている

はじめに、花王研究員のカジワラ先生から紫外線についてのお話がありました。

カジワラ先生:昔は母子手帳に”日光浴をさせてください“と記載されていましたが、これは随分前に撤廃されました。今は、子どものUV対策が重要といわれています。

子どもたちにUVメーターをつけてもらって2時間の外遊び中にどのくらい紫外線を浴びているかについて調査したことがあるのですが、子どもが紫外線を浴びる量は大人の約10倍という結果が出ました(※)。

※夏の炎天下で2時間、子どもが外遊び中に大人が日陰で見守っている状況

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カジワラ先生:大人の方ももちろん紫外線対策は必要ですが、お子様の方が太陽にさらされています。太陽の光は、直射日光として直接当たるだけでなく、地面から跳ね返って当たることもあります。

身長が低いほど地面に近いので、子どもは跳ね返る光を浴びやすく、しゃがむ機会も多いことから大人より紫外線を多く浴びてしまうのです。

昔は黒い肌で遊んでいるのが元気な子どものイメージでしたが、今は、外遊びつつ日焼けから子どもの肌を守りましょうという風潮に変化しています。

ビタミンDは紫外線に当たらないと作れないので、適度に当たることは大切です。でも、紫外線を浴びすぎると肌に炎症を起こすこともあるので、子どもを紫外線から守ることが必要です。

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※夏の炎天下で2時間、子どもが外遊び中に大人が日陰で見守っている状況
紫外線から子どもを守る!!

日やけ止めと紫外線の疑問に答えていただきました

紫外線についてのカジワラ先生のわかりやすい説明を真剣に聞いていたママたちから、子どものUV対策についていくつかの具体的な質問が出ました。


日やけ止めは何時間ごとに塗り直すべき?

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小谷さん:日やけ止めは何時間ごとに塗り直したらよいのでしょうか。

カジワラ先生: 水遊びや衣服とこすれて日やけ止めが落ちてしまうこともあるので、2、3時間ごとに塗り直すのが効果的だといわれています。朝に塗って、できたら昼に塗り直して午後のお外遊びをするのが理想的です。

小谷さん:服の下まで塗った方がよいですか?

カジワラ先生:基本的には肌が出ている部分だけでかまいませんが、袖口など動きのある部分は少しだけ中まで塗ってあげてもよいですね。


スプレータイプの日やけ止めの塗り方

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藤田さん:スプレータイプの日やけ止めは便利でよく使うのですが、スプレーしたらそのままでよいのでしょうか? 

カジワラ先生:スプレーしたあと後に手で塗り込むのが正しい使い方です。家ではミルクやジェルタイプの日やけ止めを塗って、お出かけ先でスプレータイプを塗り直して効果を維持するという使い分けが効果的だと思います。

藤田さん:ケガをしている部分にも日やけ止めを塗るべきでしょうか?

カジワラ先生:基本的には安全だといえるものの、個人的には塗らない方がよいと思います。でも紫外線が当たるのもよくないので、できればガーゼや絆創膏で物理的に塞いであげるのがよいかもしれません。


紫外線とホクロ、関係ありますか?

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寄田さん:小学1年生の娘が日やけ止めを塗りたがりせん。そのせいか、ホクロが増えた気がしますが、紫外線との関係はありますか?

カジワラ先生:紫外線のホクロへの影響に関しては、詳しく明らかにされていません。ホクロ自体とは結びつかないかもしれませんが、ホクロは肌のシミの一種という考え方もできます。

シミやソバカスができやすい肌のお子さんは日やけ止めで紫外線を予防してあげてください。紫外線は将来のシミやシワの原因にもなるので、今のうちからカバーしてあげたらよいですね。

子どもにとってベストなUV対策を試す!
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保育士さんに聞く。上手な日やけ止めの塗り方と伝え方

次に保育士の池田先生から、保育園でのUVケアについて話を聞きました。

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池田先生:大人は何のために日やけ止めを塗るのか理解していますが、子どもたちにとってはむずかしいですよね。

ですので、園では日焼け止めそのものに興味を持ってもらうところから始めようと「マイボトルづくり」に取り組んでいます。

子どもが作る過程を楽しむことができ、自分だけのオリジナルのボトルなら思い入れも強くなります。

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世界でひとつだけのマイボトルの作り方

池田先生:プラスチックに貼り付けられるラベルシールを型紙の形に囲んで、そこに子どもたちが絵を描いたりシールを貼ります。100均にあるような材料でできます。

4、5歳ならハサミでシールを切って、ボトルに貼り付けるところまでできますが、1〜3歳ならハサミを使う工程は大人がやってあげてください。

子どもの絵に上手・下手はありません。色を塗る、丸を描くなど子どもの行為をひとつひとつを認めてあげて、「おもしろいね」「顔に見えるね」「丸がかけたね」などと声をかけるとよいでしょう。

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池田先生: 紫外線クイズの紙芝居では、太陽の下で遊ぶと日焼けしてしまうしくみと、日やけ止めを塗る大切さを紙芝居のクイズで楽しくやりとりしながら学ぶことができます。

読み聞かせ動画・紙芝居をダウンロード

池田先生: 何度か聞いて踊ってるうちに、自然に日やけ止めを塗る順番も覚えられる「ぬりぬり体操」は子どもたちにも大人気でした!

ぬりぬり体操の解説と音楽ダウンロード

子どものUVケアに最適の「ビオレUV キッズピュアミルク」

お外遊びが大好きな子どもにぴったりのビオレUVキッズ ピュアミルクは、のびが良くべたつかず、汗や水に強い日やけ止めです。SPF50+の「紫外線吸収剤フリー処方」で肌に優しく、赤ちゃんの肌にも使えます。

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カジワラ先生:紫外線を防ぐために使われている原材料には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。

どの商品にもボトル裏などに成分表示が記載されているので、チェックしてみてください。

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カジワラ先生:ビオレUVキッズ ピュアミルクには紫外線吸収剤が入っていません。処方にこだわり、約10年の研究を重ね「小さい子どもでも負担感のない使い心地」と「子どもの肌を紫外線から守る高い防御力」を両立した製品です。

子どもが紫外線にさらされることなく、安心して思いきり遊べることを目指して作られているのがビオレUVキッズ ピュアミルクです。

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安心して楽しく使える「ビオレUV キッズピュアミルク」

カジワラ先生、池田先生のお話では、UVケアの大切さや子どもに日やけ止めを使用する時の方法について教えてもらいました。

参加したママたちからも「これなら安心して使えそう」「紫外線について学ぶよい機会になりました」などの声が聞こえてきました。

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安心して楽しく使えるビオレUVキッズ ピュアミルクを、ぜひ使ってみませんか。

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