子どもが迷子になったら、決めておきたい約束ごと。万全な迷子防止対策やグッズ

子どもが迷子になったら、決めておきたい約束ごと。万全な迷子防止対策やグッズ

2017.05.02

外出先や人混みで子どもが迷子になって、見つからないときのことを考えたことがあるでしょうか。万が一子どもが迷子になったときのために、今回は子どもとの約束ごとや迷子防止グッズについて考えてみました。また実際に子どもが迷子になったときに役立った対策方法を先輩ママに聞いてみました。

子どもの迷子をあらかじめ防止するためには

目立つ恰好でおでかけ

子どもといっしょに出かける際、子どもには目立つ洋服を着せると良いでしょう。もし迷子になったとしても探しやすく、迷子放送をかけてもらうときにも特徴を伝えやすいので店員さんも対応がしやすいでしょう。特定のキャラクターや柄、色が派手な靴や帽子を身に着けるのが効果的なようです。


施設の情報を調べておく

外出先の施設の情報をあらかじめ調べておきましょう。迷子センターの場所だけでなく、子どもが好きそうなお店やゲームセンターをチェックしておくと、万が一の場合に役立つかもしれません。


行動パターンを知っておく

子どもが迷子になってしまったときには、子どもが行きそうな場所を想像してみると良いでしょう。ショッピングモールであればお菓子売り場やおもちゃ屋さん、公園や遊園地ならば噴水や遊具に子どもは真っ先に駆け付けるかもしれません。
焦らず、冷静にさがしてみると意外と近くで見つかる、ということもよくあるそうです。


想定外の行動範囲に要注意

筆者の当時3歳だった息子は、普段あまり親から離れない子どもでした。ところが、お友だちといっしょに出かけたときは楽しくなって気が大きくなり、思いもよらない場所まで行っていてびっくりしたことがありました。自分もママ友といっしょにいて、だいぶ気が緩んでいたことを反省し、一人ではしなくても友だちとなら出来てしまう、ということを思い知らされる出来事でした。

迷子の対策グッズ

最近では子どもの迷子防止グッズが多く販売されています。使うことを考えてみても良いかもしれません。


GPS付き迷子防止グッズ

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「一定の距離から離れるとアラームが鳴る」「スマホの操作で子どもの居場所が分かる」というGPS機能が付いた


・GPSロケータ


・会話もできるスマートウォッチ


などがあります。使いやすいものを選んで持たせると安心ですね。
またGPSロケータは、使わないときには持ち物を失くさないようにするという使い方もできるので、旅行などにも重宝します。


迷子ひも

ハーネスや小さなリュックにリードが付いているもので、子どもがあちこちに行かないようにリードを持って、迷子を防止できます。
犬の散歩のようだと見た目に少し抵抗を感じる人がいますが、お祭りやイベント会場、イルミネーション見物など、とても混雑する場所では安心なグッズでもあるようです。


ネームタグ・連絡カード

子どものリュックやポシェットに付ける、名前や親の電話番号を書いたタグや、記名できるリストバンド、キーホルダー、カードケース類を持たせることは効果的な迷子対策といえるでしょう。
用意しておけば、迷子になったとき見つけてくれた人がすぐに連絡を取るなど対応しやすいので良いかもしれませんね。

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迷子になったときのための約束ごと

みなさんは、迷子になったときにどんな対策をとれば良いか、きちんと子どもと話したことがありますか?

事前に子どもと約束ごとを決めておくと、少しは安心なのではないでしょうか。


動き回らない

出かける前に「迷子になったときはすぐに見つかるようにママが探しに行くから、その場所から動かないで待っててね」と言っておきましょう。
また、デパート等に行く前には「エスカレーターやエレベーターにも乗らないで。他の階に行ったり、お店から出るとママも見つからないし、車にひかれたり悪い人にさらわれるかもしれないよ」と、動き回らないよう約束させましょう。


ママに会える場所を決めておく

迷子になってしまった場合に行く場所を決めておきましょう。いつも行くお店なら、
「おもちゃのコーナー」
「本のコーナー」
「お菓子のコーナー」
など。特に子どもが欲しいもの、好きなものが置いてある場所あよく覚えているので、「そのお気に入りのコーナーで会えるから」と、子どもと「ここなら」という場所を決めるといいですね。初めて行く場所なら、遠目でもわかりやすい、シンボルのような場所を最初から決めておきましょう。


お店の制服を着た店員さんを探す

不安なときはお店の制服を着た店員さんに助けを求めるように言っておくと良いでしょう。
「迷子になった、と店員さんに言えば、すぐにママに会えるようにしてくれるからね」と伝えておきましょう。

【体験談】実際に迷子になったとき、助かったこと

筆者のママ友Aさんが通う幼稚園では、災害時や迷子対策として年長になると全員が自宅の住所とママの携帯番号を暗記するそうです。
同時に「誰にでも教えていいわけではない」ということも先生から教わっていたとのこと。
実際にAさんの子どもがショッピングモールで迷子になったとき、当時6歳の子どもは店員さんにママの携帯番号を伝えて、店員さんがAさんに電話対応をし、すぐに再会できたようです。子どもが住所や電話番号を誰にでも言わないように言い聞かせられる年齢になったら、暗記させておくのも良い方法かもしれませんね。

十分な迷子対策を心がける

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子どもが急に迷子になって見つからないと、とても不安になってしまいますよね。見つかると「ああよかった」で済みますが、万が一のことがないとは言えません。迷子防止のために、GPSロケータを使ったり、迷子になったときの対応を子どもに教えておくなど、十分に迷子対策をしておくと良いでしょう。できるだけ心配せずに、安心して子どもとお出かけを楽しめると良いですね。

2017.05.02

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