スマホを高く売るなら「バッテリー容量83%」までがいい…ゲオモバイル店長が確認している「iPhoneの設定画面」
なぜ「未使用の新型iPhone」が売られるのか
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ゲオホールディングスが運営するゲオモバイルでは、スマホの買い取りのほか、未使用のiPhoneも販売している。『セカストの奇跡 逆襲のゲオ』(プレジデント社)を出したノンフィクション作家の野地秩嘉さんが、スマホを高額で売るコツを「ゲオモバイル365Plus1アキバ店」の店長に聞いた――。
スマホのリユース市場は年々拡大している
ゲオモバイルはグループの中で、モバイル、タブレットなどを主に扱っている屋号である。ゲオ福江店の店長、山本健太郎は「パソコンの方が買い取りには手間がかかります」と言った。それはキーボードのすべてのキーが動作するかどうか確かめなくてはならないからだ。
一方、スマホであれば画面を触ればすぐにわかる。動作確認に時間がかからない。また、後述するが、スマホの買い取りで重要な点はバッテリー残量だ。これもまたiPhoneであれば一瞬でわかる。買い取りの時間がかからないのがスマホとタブレットだ。キーボードがあるパソコンは動作確認で時間を取られてしまうのである。
現在、ゲオモバイルは単独店と併設店を合わせて全国に800店舗ある。だが、オンライン販売もやっている。なお、推定ではあるが、スマホ・携帯のリユース市場の規模は865億円だ。出典はリユース経済新聞「リユース市場データブック2024」(リフォーム産業新聞社)である。同データブックによればセカンドストリートが主に取り扱っている衣料・服飾雑貨が5913億円、ブランド品が3656億円、書籍が948億円、パソコンが1048億円といったところだ。ただ、今後の展望ではスマホ・携帯の市場がもっとも伸びるとされている。
どうすれば中古スマホは高く売れるのか?
スマホの電話機能は短い時間しか使われていない。今やスマホは電話をかける機器ではなくなった。動画を見る受像機であり、動画を撮影するカメラだ。ゲーム機としても使われているし、SNSに投稿するための機器でもある。世界の人々は誰もがスマホを使い日常を送る。食事中でも仕事をしていても時々、チェックする。そういう時代になった。
そして、時代はさらに変化している。人々は新型のスマホでなくともいいと思うようになった。これまで新型が出るとすぐに携帯ショップに走っていた人たちの買い物行動が変わってきたのである。
ゲオモバイル365Plus1アキバ店の店長、氷見木綿子が言うように「新型だからといって機能はそれほど変わらない」からだ。中古スマホはiPhone、アンドロイドを問わず、ユーザーに支持されている。なかには中古から中古に乗り換える人もいる。決して少ない人数ではない。
ゲオモバイルのアキバ店は同チェーンの中でも売上が大きい。上位3店舗に入っている。客のうち9割はインバウンドだという。そして同店が人気なのはスマホのことならなんでも知っている氷見店長がいるからだ。わたしが彼女に尋ねたのは、ひとりの客としてだった。それは読者が知りたい情報でもある。
どうやったら中古スマホを高く売ることができるのか、逆に信頼できる中古スマホを安く手に入れるにはどうすればいいか。店舗とオンライン販売でスマホの値段は違うのか。スマホに関する質問は尽きなかった。





























