親指と人差し指で丸を作る「OKポーズ」は喧嘩になる…日本人が海外で使うと危ないジェスチャー5選

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それでも「言葉を使わないコミュニケーション」は大事

海外の人とコミュニケーションをとるときの注意点は何か。英語講師の高橋まきさんは「完璧な英語を話すことより、相手がわかりやすいように身振り手振りを使ってでも伝えることが大切だ」という――。 ※本稿は、高橋まき『中学英語でけっこう話せます。』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。

英語が片言でも、相手と通じ合える

最近、YouTubeなどで、アフリカやアメリカを人力車や自転車一台で横断している日本人の若者の映像を見ました。片言の英語ながらも、必要なコミュニケーションはちゃんと取られていました。

笑顔と「アメリカ大陸横断中・アフリカ大陸横断中」というサイン(ノンバーバル)だけで、地元の方達と温かく交流されています。食料や飲み物、お金をもらったり、家の庭でキャンプさせてもらったり、シャワーを借りたりされていました。

「目は口ほどにものを言う」ということわざもあるように、目を大きく見開くだけで驚きを表現できたり、まなじりを下げてにっこり笑顔で嬉しい気持ちを表現できたり、あるいは眉間にしわを寄せてちょっとだけ難色を示してみたり。ノンバーバルコミュニケーションというのは、言葉よりも強烈にメッセージを伝えられる場合すらあるのです。

リアル英会話の「最強のきっかけ」

私も日本の漫画『北斗の拳』の登場人物の名前をただ言い合うだけで、イタリア人旅行者と話が弾んだ思い出があります(漫画を知らない方、すみません!)。作中に出てくる主人公のお兄さん「トキ」の名前を私が忘れてしまったら、イタリア人旅行者さんが“Toki!”と教えてくれて、電車内で大笑いでした。そもそも『北斗の拳』自体がHokuto no Kenで通じました。日本の漫画、アニメ恐るべし。

会話の始まりは、何だっていいのです。外国人がおそらくその人が好きであろう日本のアニメのTシャツなどを着ていたら、Hello. Do you like“Demon Slayer”?(こんにちは。『鬼滅の刃』がお好きなんですか?)と聞いてあげると、うれしがってYeeees!(そうなんです~!)などと反応してくれるでしょう。『鬼滅の刃』は海外ではDemon Slayerというタイトルで流通しています。

また、英語話者ではありませんが、サッカー好きの日本人男性に聞いた話です。日本の銭湯で「ブラジルのサッカーチームの一団」と一緒になったそうで、サッカーボールを蹴る真似をしたり、好きなサッカー選手の名前を言い合うだけで、大盛り上がり。楽しく交流できたというお話もうかがっています。母国語以外に英語を話す人は世界中にいるので、少しでも英語を使えるとコミュニケーションが進むのです。

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2025.09.05

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