200件以上の論文が認めた「罪悪感ゼロで食べられる」最強のおやつとは?…毎日ひとつかみで、むしろ体重が減っていく

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夏バテにも夏太りにも効果アリ

レンジ3分でできる「ラタトゥイユ」

暑くなってから毎日のように、麺ばかり食べていた。特に外に取材に出かけると、ランチにはそうめん、ざる蕎麦、冷やし中華、ざるうどんなど、冷たい麺ばかり欲してしまう。1週間ほど1日1~2食の麺生活を続けていたら、朝起きた時に倦怠感があることに気づいた。

以前、管理栄養士の望月理恵子氏が「麺類は夏太りしやすいうえ、栄養素も不足しやすい」と話していたことを思い出す。

「ごはん1膳(160グラム)269キロカロリーに対し、そうめん1人前(乾麺100グラム)は343キロカロリーも。しかもそうめんはのど越しが良いので満腹を感じにくく、食べすぎてしまうので太りやすいのです。小麦でできているため大半が糖質で、さらにつゆで塩分を多く取りがち。サラダチキンやゆで卵、きゅうり、トマトなどトッピングでタンパク質や食物繊維を補えればいいのですが、麺類のみでは糖質ばかりでタンパク質やビタミン、ミネラルも不足します」

まさに今の自分の食生活だ。これではいけない、と思った。だが蒸し暑い日々、麺類を我慢して、ごはん、味噌汁、焼き魚、副菜といったメニューを食べる気にはとてもならない。何かいい方法はないかと考えていたところ、別媒体の取材で料理家で作家の樋口直哉氏から「ラタトゥイユ」を教えてもらった。ラタトゥイユとは野菜の煮込み料理のことだが、樋口氏が提案する作り方は、鍋を使わない。耐熱容器に好きな夏野菜を切って入れ、レンジにかけるだけなのである。

夏バテからの「回復ポイント」

樋口氏のレシピを多少アレンジして作ってみると、おいしくて冷たい麺類によく合う。手順は、耐熱ボウルにズッキーニ、トマト、玉ねぎ、パプリカ、オクラを適当に切って入れ、オリーブオイルと塩を加える(樋口氏は「両手いっぱい分の野菜に対して大さじ1のオリーブオイル、塩少々を目安に」と説明していたが、私は大さじ半杯のオリーブオイルで十分だった)。そしてラップをかけてレンジで3分。レンジ加熱後は、そのまま3分以上蒸らす。私はタンパク質補給のため、できあがったラタトゥイユに市販のサラダチキンをほぐして加えた。樋口氏は「夏野菜と一緒に厚揚げやベーコンを切って入れても良い」という。

望月氏に改めて取材すると、夏特有のけだるさ、いわゆる夏バテからの回復ポイントは「抗酸化物質とタンパク質」とのこと。

「強い紫外線を浴びて生じる活性酸素に対抗するため、また発汗で失われたビタミン類を補給するため、抗酸化作用の強い野菜や果物を取るといいでしょう。さまざまな種類がありますが、赤色、緑色、黄色の食品を意識して選ぶと抗酸化作用の強い食品を摂取できます。あわせて体の組織を作って修復する原料のタンパク質も重要です」

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2025.09.02

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