アドバイスをもらったのに「結果報告なし」はアウト…「大人の礼儀」を心得ている人が絶対しないこと3つ

アドバイスをもらったのに「結果報告なし」はアウト…「大人の礼儀」を心得ている人が絶対しないこと3つ

やがてまともなアドバイスはもらえなくなる

ついしてしまう礼儀を欠いた行動とは何か。プロ司会者で作家の鹿島しのぶさんは「自分の行動が相手に及ぼす影響について深く考えていない人は報告を怠ったり優柔不断な態度を取ったりしがちだ。これらを繰り返せば、やがてまともなアドバイスはもらえなくなるだろう」という――。 ※本稿は、鹿島しのぶ『ワンランク上のおとなの礼儀』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

報告を怠る人が案外少なくない

「礼儀正しさ」は、周囲に信頼感を与え、仕事のチャンスを広げますが、忘れてはいけないことがあります。

それは「報告の大切さ」です。

たとえば、何か相談してアドバイスをしてもらったとき、お礼の気持ちを伝えることも大切ですが、その結果がどうなったかを報告することも欠かしてはいけません。でも、報告を怠る人が案外少なくないのです。

私の後輩の司会者のなかにも、報告をないがしろにする人がいました。何かわからないことがあったとき、聞くだけ聞いたあげく、どうなったか結果を報告してこないのです。

私のほうは「今日の本番は、ちゃんとうまくいったかな」と気にかけていても、次の日にも報告がない――。

そんなとき、私のほうから「どうだった?」「うまくいったの?」「心配していたのよ」と連絡します。

すると、「あ、すみませんでした、報告すべきでした」といって少しの間は直るのですが、すぐまた同じことを繰り返してしまいます。

私は、そのつど注意するようにしていましたが、なかなか報告することの大切さを理解してもらえず、残念に思ったものです。

ふつうの会社で、そこまでいってくれる人はなかなかいないでしょう。「どうせ、あの人からはリアクションがないのだからほっとこう」ということになり、まともなアドバイスはしてもらえなくなるでしょう。

詳細を見る

この記事を読んだあなたにおすすめ

画像

https://style-cp.kidsna.com/advertisement

2025.09.01

ニュースカテゴリの記事

子育て×脳科学①ジェンダーレス時代の男女脳と考え方【てぃ先生×瀧教授】
子育てや教育のテーマを元に読者から集めた質問にゲストスピーカーと対話する動画記事コンテンツ。