「〇〇しなさい」よりはるかに効果的…「15分に1回やる気をなくす子」が勉強するようになる親の声かけフレーズ
憧れのチャレンジ校に「逆転合格」させる親がしていること
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伸び悩んでいたのには理由がありました
子供の成績が伸びないので、勉強させようとすると、衝突してしまう親子は多い。
3児の母であり、特性診断「KATS」の開発者として成績が伸び悩む子供を多く指導してきた浅田紗也佳さんは、「それは親子の特性の違いかもしれません。子供のタイプに合った声掛けや勉強法を取り入れるだけで、伸び悩んでいた成績はぐんぐん伸びます」と語る。
「例えば集中力を切らさずに、真面目にコツコツ自習できるタイプのお母さんからすると、15分に1度は集中力が切れて話しかけてくる子供は『やる気がない』『ふざけている』ように感じるかもしれません。ところが、こまめに息抜きさせるようにしたことで、高い集中力を発揮して成績が急上昇した……なんてことも珍しくありません。やる気がないわけでも、反抗しているわけでもなく、親と子のタイプが違うだけ。子供のタイプを理解すれば、自然と『子供のいいところ』も見えてきて、親から子へのストレスもぐんと減りますよ」(浅田さん)
浅田さんいわく、思考(「ロジカル」か「感覚派」か)と行動傾向(「活発」か「堅実」か)を2軸にして組み合わせることで、子供は大きく4タイプに分けられるという。
わが子のタイプはどれ? 簡易チャートでチェックしてみよう。
当てはまるのはどっち? 3年生以上は自分でトライ! 2年生までは親が子供に当てはまるほうを選ぼう。