「報告・連絡・相談」は最初からあきらめている…外資でもIT系でもないのに若者が集まる会社がやっていること

「報告・連絡・相談」は最初からあきらめている…外資でもIT系でもないのに若者が集まる会社がやっていること

ここまでしないとイマドキの若手社員は集まらない

若者が定着する会社とそうでない会社は何が違うのか。キャリアコンサルタントの上田晶美さんは「彼らは、実力主義、高年収、働き方の自由を条件に挙げる。だが、それらが揃わなくとも若者が定着する会社はある」という――。(第3回) ※本稿は、上田晶美『若者が去っていく職場』(草思社)の一部を再編集したものです。

なぜ若者は外資系企業に行きたがるのか

今、若者たちが最も入りたい、人気の業界を次にまとめてみます。新卒だけでなく、若者たちが3年以内に転職していく魅力の業界はどこなのでしょうか?

私はこう分析しています。

1位外資系

2位コンサルティングファーム

3位IT系

私のところに来る転職相談者たちが最も多く志望する業界です。はっきり言って、これらの業界には若者たちが生き生きと働ける条件が整っています。一つずつ見ていきましょう。

1位外資系

外資系は、転職先としてどの年代の方々にも好まれます。なぜなら年齢のハードルがなく、男女の分け隔てもない。ダイバーシティがあり、実力主義、実績主義の会社が多いからです。

ある相談者Gさんは30代前半でしたが、年収の低さに悩んで、転職を希望して相談に来られました。中堅の飲料メーカーの営業で10年勤務したけれど、あまり評価されないことも不満の一つでした。学生時代に好きだった英語を学び直して、TOEICのスコアを上げ、外資系化粧品メーカーに転職したところ、年収が100万円アップしました。

結婚前だった彼は「これで結婚できます」と喜んで、結婚相手の女性を連れて挨拶に来てくれました。本人の実力がきちんと評価され、年収が上がる。英語が嫌いでなければ、考えたいところです。

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2025.07.06

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