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短時間のパートタイムをしたい。正社員や短時間労働者の違いなど
社会保険への加入など意識したこと
子育て中のママのなかには、パートタイマーとして働きたいと考える方もいるのではないでしょうか。今回は、正社員や短時間労働者の違いなどママたちの働き方の種類とパートタイムをしているママの1日のスケジュール、社会保険への加入などパートタイムの仕事を探すときに意識したことを体験談を交えてご紹介します。
短時間のパートタイムをしたいとき
子育てをしながら生活をしているとき、さまざまなきっかけでパートタイムとして働きたいと考えるママもいるようです。ママたちに、短時間のパートタイムを始めたいと考えたきっかけを聞いてみました。
3歳児のママ
1歳児のママ
私の場合、子育てと仕事の両立に悩んで正社員として働いてきた会社を退職した経験があります。子どもが大きくなったら短時間のパートタイムを始めたいのですが、アルバイトとはどのような違いがあるのか知りたいと思いました。
子どもの入園などさまざまなことをきっかけに、パートタイムの仕事がしたいと感じるようになったママがいるようです。パートタイマーとして働いていたママのなかからは、現在働いている会社の雇用期間が終了するタイミングで、新たな仕事を探したいという声も聞かれました。
今回は、ママたちが実際にどのような働き方をしているのかや1日のスケジュールなどについて聞いてみました。
さまざまな働き方の種類
子育てをしながら働きたいとき、どのような働き方があるのか気になるママもいるのではないでしょうか。ここではさまざまな就労形態について、厚生労働省の資料を参照してご紹介します。
正社員や短時間社員
フルタイム正社員とは、1週間の所定労働時間が40時間程度で契約期間の定めなく労働契約を結んでいる方をさすようです。フルタイム正社員の方よりも所定動労時間が短い正社員の方を短時間社員または短時間正社員というそうです。
フルタイム正社員と短時間正社員は基本給や退職金などの算出方法には違いがないといえるでしょう。子育て中のママが正社員や短時間社員で働くとき、長時間子どもを預かってもらえる保育園に入園している家庭も少なくないのではないでしょうか。
パートタイマーやアルバイト
パートタイマーやアルバイト、契約社員や準社員などは呼び方が違いますが、同一のパートタイム労働者(短時間労働者)としてパートタイム労働法の対象となるそうです。
パートタイマーも社会保険の加入対象とされ、企業側は事業所の規模に関わらず、一定の条件以上で働く労働者に社会保険を加入させる義務があるとされています。加入条件には、勤務時間及び日数が正社員の4分の3以上であることや週20時間以上の勤務、年収が106万円以上など5つの条件を満たしていることが基準になってくるようです。
ママのなかからは、自分の予定にあわせてシフトの希望を出しやすいことから、短時間労働者として働きたいという声も聞かれました。
パートタイムをしているママの1日のスケジュール
パートタイムとして働くママのすごし方は、勤務時間の長さによってもさまざまなようです。実際に、パートタイマーとして働いてるママたちに、1日のスケジュールを聞いてみました。
1日3時間勤務の実例
1日に3時間のパートタイムをしているママのスケジュールをご紹介します。
6:00 起床、洗濯、身支度
6:00 朝食の準備
7:00 朝食
7:30 洗濯物を干す、子どもの身支度
8:00 幼稚園へ登園
8:30 帰宅、洗い物、掃除
9:30 出発
10:00 出社・就業スタート
13:00 退社、買い物→帰路
14:00 幼稚園へお迎え
14:30 帰宅、荷物の片づけ
15:00 子どもとおやつ、遊び
16:00 夕食準備
17:00 入浴
18:00 夕食
19:00 就寝準備
20:00 寝かしつけ→自分の時間
22:00 就寝
幼稚園の子どもと暮らしながら、飲食店でパートタイマーとして働くママの1日のスケジュールをお伝えしました。子どもが幼稚園に通っている時間帯に週3日程度勤務しているママのなかからは、仕事が休みの日は、子どもがいない間に水周りや換気扇など時間のかかる場所の掃除をする余裕があるという声も聞かれました。
1日6時間勤務の実例
平均6時間程度勤務するママに、1日のスケジュールを聞いてみました。
6:00 起床、身支度
6:30 朝食準備、洗濯
7:00 朝食
7:30 子どもの身支度
8:00 保育園へ登園→出社
9:00 就業スタート
12:00 昼休み
16:00 退社→保育園へお迎え
16:30 帰宅、夕食準備
17:30 夕食
18:00 子どもと遊びながら家事
19:00 入浴
20:00 就寝準備
20:30 寝かしつけ→自分の時間
22:30 就寝
平日に毎日のようにパート勤務がある場合は、昼休みを利用してスーパーで買い物するなどして時間をやりくりしているママがいるようです。仕事や家事で疲れを感じたときは、子どもといっしょに早めに就寝するよう意識しているというママの声もありました。
パートタイムの仕事を探すとき意識したこと
パートタイムの仕事を探すとき、ママたちはどのようなことを意識したのかを聞いてみました。
子育てや家事との両立
4歳児のママ
私が仕事を探すときに意識したことは、子育てや家事と両立できるかです。短時間労働者とはいえ始めた仕事には責任をもちたいので、生活スタイルにあっているかしっかりと考えてから申し込みました。
子育てや家事など今までの暮らしを大切にしながら、パートタイムとしての仕事に向きあいたいと考えるママがいるようです。ママのなかからは、子どもの園の行事に休みの希望が出せる職場なら、家庭との両立がしやすそうだと感じるという声も聞かれました。
自宅や園との距離
5歳児のママ
仕事を探すときは、自宅や子どもが通う幼稚園からの距離をポイントにしました。私の場合は幼稚園から近い職場が見つかり、通勤ルートの途中で送迎ができるので通いやすいです。
自宅や子どもが通う園との距離を考えて仕事を探したママがいるようです。職場と自宅が近い場合、退勤時間から保育園への迎えまで隙間時間ができても、一度自宅に帰って夕食の準備をしておくなど活用しやすいかもしれませんね。
社会保険への加入
6歳児のママ
私は短時間労働者でも社会保険へ加入できるかをポイントにしました。子どもの成長にあわせて長期的に働きたかったので、求人票に記載がなかったときは健康保険や厚生年金などについて担当の方に確認したことを覚えています。
社会保険へ加入できるかも仕事探しでは意識したいポイントのひとつかもしれませんね。ママのなかからは、ハローワークの窓口で社会保険へ加入してくれるかどうかを目安に求人票を検索したという声も聞かれました。
ライフスタイルにあったパート先を探そう
子育てが一段落したことをきっかけに、パートタイマーとして働きたいというママもいるようです。パートタイマーやアルバイトの違いが気になるママもいるようですが、呼び方が違うだけで同じ短時間労働者とされているそうです。
パートタイムの仕事を探すときは、社会保険への加入もポイントのひとつにしながら、生活にあわせた仕事を見つけられるとよいですね。
子どもが幼稚園に入園し、昼間1人の時間を作れるようになりました。自由に使える時間が増えたので、短時間労働者としてパートタイムの仕事を始めるのもよさそうだと思っています。