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育休明けの職場復帰の挨拶はどうする?挨拶のポイントやメールの例文、注意すべきマナーなどを紹介
育休で長期間休んでいると、職場の復帰後にどんな挨拶をすればよいか気になりますよね。今回はスムーズに復帰するために、挨拶のポイントやメールの例文、気をつけておきたいマナーについてご紹介していきます。
育休復帰の挨拶
育休復帰の挨拶は、朝のミーティングや朝礼の時間にすることが多いようです。その際の挨拶について例文を考えてみました。
上司や同僚への挨拶例
「本日より復帰することになりました、〇〇です。
育休中、みなさまには本当にご迷惑をおかけしました。
みなさまのサポートがあったからこそ、職場復帰の日を迎えることができました。本当に感謝しております。
復帰後は時短勤務として〇時~〇時の間で働かせていただきます。
何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、少しでも早く戦力となれるよう業務に取り組ませていただきたいと思っています。
今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」
挨拶のポイント
挨拶の際のポイントは、育休中に仕事のカバーをしてもらったことに対する感謝と、これから精一杯頑張ろうとしている意思を伝えることです。
また、時短勤務をする場合は、その旨を伝えておくと周りも配慮しやすくなるかもしれません。
復帰初日の挨拶で、あなたの印象は大きく変わります。久しぶりの職場で緊張しがちですが、しっかりと挨拶しておきましょう。
挨拶メールの例
復帰が近づいたころに事前にメールで挨拶しておいた、というママ達も多くいるようです。社内・社外別の簡単なメールの例文と、ポイントご紹介します。
同じ部署、関連部署など社内に向けて
「大変ご無沙汰しております。本日より職場復帰することになりました、●●部の○○です。
出産・育児休暇中はご迷惑をおかけしました。
育休をいただいたおかげで、育児に専念することができました。本当にありがとうございました。
みなさんとまたいっしょに働けることをうれしく思います。
職場復帰するにあたり、ご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、一日でも早くブランクを埋められるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
メールにて恐縮ですが、取り急ぎ復職のご挨拶とお礼を申し上げます」
取引先など社外に向けて
「株式会社〇〇
営業部 〇〇様
ご無沙汰しております。株式会社●●、営業部の〇〇です。
長らく育児休暇を頂いておりましたが、本日付で職場復帰いたしました。
これまで以上に精一杯取り組んで参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
近日中に、あらためてご挨拶にお伺いできればと思っております。
簡単ではございますが、まずはメールにて職場復帰のご挨拶に代えさせていただきます」
メールのポイント
メールは長々と近況報告をするのではなく、忙しい仕事の合間にサッと読めるよう、スクロールなしで収まる文面にするのがポイントです。
長い間離れていて忘れがちですが、きちんと文章が書けているか送る前にセルフチェックを欠かさず行いましょう。
挨拶のマナー
まずは直属の上司から挨拶
全体への報告や挨拶をする前に、まずは直属の上司もとへ挨拶に行きましょう。
子育て中であれば、保育園からの呼び出しがあれば急に帰らなくてはならないことや、残業が発生した際は誰かに頼まなくてはならないなど、職場の協力がどうしても必要な場合が出てきます。
初日に職場全体を見る上司に対して挨拶や話をすることは、これからの働き方を相談できるよい機会といえるでしょう。
また、今後こまめに報告・相談することを習慣づけていれば、上司もスムーズに対応しやすくなるかもしれません。
挨拶はお菓子を添えて
朝礼などで全体への挨拶をした後は、業務の合間を縫ってできるだけひとりずつに挨拶をしましょう。その際、ちょっとしたお菓子があると喜ばれるかもしれません。
日持ちがする個包装のクッキーなど仕事の合間でもつまめるようなお菓子がオススメです。
子どもの話はできるだけ避ける
ずっと子どもといっしょにいた生活から仕事に復帰すると、つい子どもの話をしてしまいがち。職場では相手から聞かれない限り、積極的に自ら子どもの話題にふれることは避けた方が無難でしょう。
子育て中の社員であっても、会社にいる間はひとりの社員として仕事をこなすことには変わりありません。
ときにはやむを得ず休んでしまうこともありますが、子育てをいろいろなことへの言い訳と捉えられないよう、節度ある態度をとることが自身のためにもなるかもしれません。
育休後のスムーズな復帰には丁寧な挨拶を
いつの時代も、挨拶を重んじてきた日本人。育休を復帰の挨拶ともなれば、ママの顔から一社会人の顔に切り替えるスイッチとしても重要な役割と言えるでしょう。
丁寧な挨拶や誠実なメールによって、人とのつながりを大切にしていくことが、今後のワーママライフを支えるポイントかもしれません。