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生後2カ月、3カ月の赤ちゃんの寝返り。ママたちの対応とは
寝返りしたときの様子や気をつけたこと
生後2カ月、3カ月の赤ちゃんが寝返りをすることはあるのでしょうか。今回の記事では寝返りの目安や、実際に生後2カ月、3カ月で寝返りを経験したママたちから聞いた赤ちゃんの寝返りの練習などの様子、夜中の対応やうつ伏せのときに気をつけたことなどをご紹介します。
生後2カ月、3カ月で寝返りすることもある?
赤ちゃんの寝返りはいつ頃始まるものなのでしょうか。首がしっかりする前の生後2カ月、3カ月の頃に寝返りをすることもあるようです。ママの体験談を聞いてみました。
20代ママ
30代ママ
生後3カ月頃、初めて寝返りをしました。その瞬間を見ていたのですが、寝返りをしたというよりも寝返りにたまたま成功したように見えました。
生後2カ月、3カ月で赤ちゃんが寝返りをしたので驚いたという声もありました。まだ首のすわっていない時期に寝返りをしたので心配になったというママや、思っていたよりも早いタイミングで寝返りをしたのでどういうことに気をつければよいのか気になったというママもいました。
参考:寝返りをする時期の目安
赤ちゃんが寝返りする時期の目安について、厚生労働省とこども家庭庁の資料を見てみましょう。
運動発達の目安によると、5〜6カ月が寝返りをする目安とされています。また、母子健康手帳には6〜7カ月のページに寝返りに関する記入箇所があります。
2カ月や3カ月の赤ちゃんの寝返りは早いといえるかもしれませんが、赤ちゃんの成長や発達には個人差があります。それぞれの子どもの成長や発達を見守りましょう。成長や発達のことで気になることがある場合は、かかりつけの小児科や助産師に相談してみるといいかもしれません。
生後2カ月、3カ月の頃の寝返りの様子
生後2カ月、3カ月の頃の寝返りの様子はどのようなものなのでしょうか。寝返りをしたときの赤ちゃんの様子についてママたちに聞いてみました。
30代ママ
生後2カ月の頃から、赤ちゃんが自分から足をあげてつま先を手でもつような動作をしていました。寝返りの練習をしているのかもしれないねと夫と話をしていたら、ごろんと転がり寝返りに成功しました。
30代ママ
うちの子は生後3カ月頃、近くにあるおもちゃをとろうと赤ちゃんが体をねじったところ偶然寝返りをしました。その日からは何かのコツをつかんだかのようにたくさん寝返りをするようになりました。
20代ママ
生後2カ月頃から、体を仰向けから横向きの姿勢になることが増えました。寝返りの兆候かなといつうつ伏せになるのかなと思いながら様子を見守っていると、ある時足を動かした拍子にうつ伏せになりました。横向きの姿勢をしばらくキープして、寝返りをするということを繰り返していました。
赤ちゃんの様子を見ていると、急に寝返りに成功したという声もあれば、少しずつ寝返りの兆候が見えていたという声もありました。赤ちゃんも体を動かしながら寝返りの練習をしているのかもしれませんね。コツをつかんだ後からは、ひんぱんに寝返りするようになったという赤ちゃんもいるようです。
生後2カ月、3カ月で寝返りをしたときの対応
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生後2カ月、3カ月の赤ちゃんが寝返りをしたとき、ママたちはどのように対応していたのでしょうか。
すぐに戻してあげる
20代ママ
うちの子は生後3カ月で寝返りに成功したのですが、首がすわる前だったので、寝返りをするところを見たらすぐに戻すようにしていました。一日に何度も寝返りするので、何度も戻していました。
30代ママ
生後3カ月頃から寝返りをするようになりましたが、うつ伏せから仰向けに戻る寝返り返りができないようで泣いていました。寝返りをしたときは、すぐに戻してあげるようにしました。
首が座る前だったのですぐに戻してあげたというママもいるようです。嬉しい気持ちもある反面心配が先に立って、赤ちゃんが寝返りをしたらすぐに戻すように夫と協力していたというママの声もありました。
また、うつ伏せから仰向けに戻る寝返り返りができずに泣いてしまう赤ちゃんもいるようです。このような場合も寝返りをしたときに戻してあげるといいかもしれませんね。
手が離せないときは寝返りできないよう工夫
20代ママ
家事などでどうしても手が離せないときは、寝返り防止クッションを使っていました。赤ちゃんの胸からお腹の部分を挟むように両側に寝返り防止クッションがあり、赤ちゃんも簡単に寝返りできないようでした。
30代ママ
うちの子は生後3カ月になる前に寝返りをしたため、うつぶせ寝による窒息事故が心配でした。手が離せないときは、寝返りをしないようバスタオルを巻いたものをゴムで留め、赤ちゃんの両サイドに置いていました。その上で、仰向けで遊んでくれるよう、ベビージムを置くようにもしました。
生後2カ月や3カ月の赤ちゃんが寝返りをすると、うつぶせ寝による窒息事故が心配だというママの声がありました。そのため、家事などで手が離せないときは、寝返りできないような工夫をしていたママもいるようです。寝返り防止クッションなども売られているようなので、活用してみてもよいかもしれませんね。電源を入れると音楽が鳴って動くメリーを使って、仰向けのまま遊んでくれるような工夫をしたというママの声もありました。
首がすわってきたのでうつ伏せの練習をした
iStock.com/monzenmachi
20代ママ
生後3カ月頃に寝返りをしたのですが、少しすると首がしっかりしてきました。赤ちゃんの様子を見ながら数秒間だけうつ伏せにさせて、戻すようにしていました。
40代ママ
うちの子は生後3カ月になってすぐに寝返りをしてしまい、気になって助産師さんに相談しました。首がすわってきたら、うつ伏せや仰向けに戻る寝返り返りの練習をするといいとアドバイスをしてもらいました。
赤ちゃんの首がしっかりしてきたタイミングで、うつ伏せの練習をしたというママの声もありました。最初は短い時間から始め徐々に慣らしていくなど、少しずつ様子を見ながら行っていったというママもいました。
寝返りをするときに気をつけていたこと
生後2カ月、3カ月の赤ちゃんが寝返りをしたとき、ママたちはどのようなことに気をつけていたのでしょうか。
目を離さない
30代ママ
一人で寝返りをすると戻れなくなってしまうかもしれないので、赤ちゃんから目を離さないようにしていました。キッチンにいるときもリビングにいる赤ちゃんの様子をよく見るなどしていました。
20代ママ
家事をするときも目を離さないように工夫をしていました。例えば、洗濯物を畳むときは赤ちゃんのいる方向を向いて洗濯物を畳むなど、日々の生活の中でできることを行っていました。
30代ママ
うちの子はベビーカーでも寝返りをしようとして、転落事故が心配な時期がありました。転落事故や窒息事故が起きないように、子どもから目を離さないように気をつけていました。
寝返りをするようになると、窒息事故や転落事故が心配だというママの声もありました。赤ちゃんの様子をよく見るようにして、目を離さないように気をつけていたというママもいました。夫や家族にしっかり見守るよう伝えるなど、ママ一人だけではなく家族みんなで協力したというママの声もありました。
夜中に寝返りしないような工夫
30代ママ
夜中に赤ちゃんが寝返りしてしまうこともあるかもしれないので、部屋や赤ちゃんの周りの環境を工夫しました。赤ちゃんが寝る周りには柔らかいものを置かないようにしていました。
40代ママ
夜中に寝返りをしてしまうとうつぶせ寝の窒息事故が起きてしまうかもしれないと思い、子どもの両脇にクッションを置いていました。
部屋の環境を見直すなどの工夫をしたママもいるようです。赤ちゃんがなるべく寝返りしないよう、寝返りをする方向にママが体をくっつけるなどして対応したという声もありました。
窒息事故などの防止策を講じる
20代ママ
赤ちゃんの口に小さなホコリやゴミが入らないように、部屋の清潔を保つよう心がけていました。夫が出勤する前に赤ちゃんを抱っこしてもらって掃除するなどしていました。
30代ママ
寝返りで部屋の中を移動できるようになったので、赤ちゃんの手の届く場所に窒息事故につながるような大きさのものを置かないようにしたり、頭をぶつけないように家具にコーナーガードをつけました。
赤ちゃんが寝返りできるようになると、部屋の中を移動できるようになります。そのため、事故防止の対策を講じたママもいるようです。具体的には、部屋の清潔を心がけたり、窒息事故につながるものを置かない、頭をぶつけないよう家具にコーナーガードをつけたという声が聞かれました。赤ちゃんの様子を近くで見ながら床拭きなどの掃除をしていたというママの声もありました。
早めの寝返りは赤ちゃんの様子をよく見守って
iStock.com/itakayuki
今回の記事では寝返りの目安や、実際に生後2カ月、3カ月で寝返りを経験したママたちから聞いた赤ちゃんの寝返りの練習などの様子、夜中の対応やうつぶせ寝のときに気をつけたことなどをご紹介しました。
赤ちゃんの成長には個人差が大きく、赤ちゃんが生後2カ月、3カ月で寝返りをすることもあるようです。夜中やママが見ていないときに赤ちゃんが寝返りをしないように工夫をしたママもいました。赤ちゃんが足を持ち上げたり横向きの姿勢になるなど、寝返りの練習のような様子が見られることもあるようなので、赤ちゃんの様子をしっかり見てサポートしてあげられるとよいですね。
生後2カ月の頃寝返りをしました。上の子どもは生後4カ月をすぎてから寝返りをしたので少し驚きました。