夫婦別財布の場合のお財布事情。財布を別々にする理由、生活費の分担や貯金のやり方

夫婦別財布の場合のお財布事情。財布を別々にする理由、生活費の分担や貯金のやり方

2018.09.08

ママがパートや正社員として働くことをきっかけに、夫婦で財布を別々に管理しようと考えるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、夫婦別財布の場合の生活費分担や貯金のやり方についてママたちの体験談をもとにご紹介します。

夫婦のお財布事情

夫婦の両方に収入がある家庭では、収入をどのようにやりくりしたらよいのか迷うこともあるかもしれません。子どものいる共働き家庭では、どのようにお金を管理しているのでしょう。

「結婚後もパートとして働いていたのでもともとは財布別にしていましたが、出産によって私の収入が減ったので、子どもが生まれてからはいっしょの財布にしました」(30代ママ)

「育休が終わり、子どもを保育園に預けてフルタイムで復職しました。家計に余裕も出るし、お互い趣味に使えるお金もあった方がよいので、財布を別々にしています」(30代ママ)

「夫婦ともに相手が稼いだお金に干渉したくないと考えていたので、財布を別々にして必要な金額だけはお互いに出しあうようにしています」(30代ママ)

出産や転職などのタイミングで財布をいっしょにしたり、ママが仕事を始めたことをきっかけに財布別にしたりする夫婦がいるようです。夫婦で財布を別々にするメリットとして、自分で働いた分のお金を趣味や自己投資などに気兼ねなく使えることがよいところであると教えてくれたママがいました。

また、夫婦それぞれがお金を管理すること、お互いに責任感を持って家計について向き合うことができるというママの声もありました。

夫婦で財布別の場合の生活費分担

財布別夫婦は、生活費の分担をどのようにしているのでしょうか。生活費分担のやり方をママたちに聞いてみました。


収入の多いほうが生活費を負担する

「夫の方が収入が多いので、家賃や光熱費など、生活費はすべて夫が負担してくれています。私はパートで収入もそれほど多くないので、稼いだお金は自分のお小遣いにしています」(20代ママ)

「生活費は夫に任せ、私の収入は子どものために使うお金としてとってあります。今はおむつや洋服代に消えることが多いですが、ゆくゆくは習い事や進学のための費用として使いたいと思っています」(30代ママ)

収入の多い方が生活費を負担するという夫婦もいるようです。ママの収入はママのお小遣いや子どもの教育費にあてたり、誕生日や旅行などイベントの費用にしているという声もありました。


収入に応じて項目を決める

収入と支出のバランス
iStock.com/takasuu

「私が時短社員で夫との収入に差があるので、負担する項目を決めました。家賃や保険料、子どもの習い事などの固定費は夫が、食費や日用品など変動があるものは私が負担しています」(40代ママ)

「パートの収入がそれほど多くないので生活費のほとんどの項目は夫に担ってもらっていますが、医療費や外食のお金など、突発的な支出は私が払うようにしています」(30代ママ)

夫婦の収入比に応じて、生活費の担当する項目を決めるというやり方もあるようです。収入比に応じて負担する項目を決めることで、どちらかだけに負荷がかかるということがなくなりそうですね。


夫婦で折半する

「私も正社員で働いていて夫婦の手取りが同じくらいなので、生活費は折半しています。お金ことでもめることがないので、お互いの気持ちも楽です」(40代ママ)

「私もフルタイムで働いているので、家計は折半にしています。生活費を管理するための専用口座を作り、そこへ同じ額のお金を毎月入れるようにしています」(30代ママ)

夫婦の収入があまり変わらない場合は、生活費を2人で折半しているという夫婦もいるようです。共通の口座や財布に夫婦で同じ金額を入れ、そこから生活費を支払っているというママの声もありました。

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夫婦で財布別の場合の貯金のやり方

夫婦で財布を別々にしている場合、貯金をどのようにしたらよいのかと考えるママもいるかもしれません。財布別の場合の貯金のやり方をママたちに聞いてみました。


どちらかの収入から貯金している

「夫の給料用の口座から積み立て用の口座に、自動的に毎月同じ金額が振り替えられるように設定しています。毎月一定額が積み立てられるので、財布別でもきちんと貯金ができています」(30代ママ)

「私がパートなので、シフトの状況や子どもの行事の有無によって月の収入に差があります。収入に変動があっても生活費には影響がないように、私の給料が我が家の貯金、夫の給料が生活費という分担になっています」(30代ママ)

どちらかの収入から貯金をしているというママもいるようです。夫婦の雇用形態や収入や支出のバランスをみながら、どちらの収入をどれぐらい貯金できるのかを考えるとよいかもしれません。


金額を決めて夫婦で貯金している

「夫婦の収入がさほど変わらず生活費も折半なので、貯金も同じ額を貯めることにしています。給与口座とは別に貯蓄用の口座を作り、そこにそれぞれが毎月入金しています」(30代ママ)

「それぞれ給料の2割を貯金にまわすと決めています。パート勤務のため私の方が収入が少ないので、夫の金額の方が多いです」(20代ママ)

金額を決めて夫婦で貯金をするというやり方もあるようです。夫婦で同額を貯金するという場合もあれば、収入に応じて貯金額を決めたという場合もありました。それぞれの給与が振り込まれる口座とは別の口座を用意しておくと、生活費と貯金の区別が明確になってよいかもしれませんね。

夫婦で話し合い、自分たちにあったやり方を

財布とお金
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夫婦で財布別の場合の生活費や貯金の管理の仕方は、ママがパートか正社員かなどの雇用形態や、子どもの年齢、人数など、家庭の状況によってさまざまなようです。財布を別々にする場合はどのやり方がよいのかを夫婦できちんと話し合い、自分たちにあったやり方を選べるとよいですね。

2018.09.08

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