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一升餅の作り方。炊飯器で作るときのコツや食紅を使った色のつけ方
基本の材料やホームベーカリーなど準備したもの
1歳のお祝いに一升餅を作るとき、炊飯器やホームベーカリー、餅つき機を使っての作り方が気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、一升餅作りで準備するものや作るときのポイント、食紅でのデコレーションのポイント、一升餅の代用やアレンジをママたちの体験談を交えてご紹介します。
子どもの1歳の誕生日を祝うとき
子どもの1歳のお祝いに、一升餅を使ったお祝いをしたいと考えているママもいるのではないでしょうか。一升餅とは、1歳の誕生日に子どもの健やかな成長を願って用意され、お餅を背負ったり踏んだりとお祝いの仕方は地域によってさまざまなようです。
ママのなかには、一升餅の作り方を知りたい方もいるかもしれません。そこで、実際に一升餅を手作りしたことがあるママに、用意したものや作り方について聞いてみました。
一升餅の作るときに準備したもの
一升餅を作るときに用意する材料や使った道具をママたちに聞いてみました。
用意する材料
- もち米一升
- もちとり粉または片栗粉
- 水
基本的な材料のひとつであるもち米は、一升分となる約1.5kgを用意したというママの声がありました。もち米に芯ができないように事前に水に浸しておいたというママの声もありました。また、お餅が手につきにくいよう手に水をつけ最初にのせるお皿に片栗粉を敷いておくとよいかもしれません。
使った道具
- 炊飯器
- ホームベーカリー
- 餅つき機
一升餅を炊飯器で作る場合、炊きあがったらボールに入れて、大きめのすりこぎで擦ると粘り気が出てくるようです。ホームベーカリーや餅つき機は、自動での餅つき機能を使って簡単に仕上がるというママの声もありました。
炊飯器やホームベーカリーを使う際は、手持ちのものが何合まで炊けるかを確認しておくこともポイントかもしれません。容量によっては一升餅を作るには数回にわけて使用することになるため、炊飯器と両方を使って短時間で仕上げるように作り方を工夫してもよさそうですね。
一升餅の作り方のポイント
一升餅の作り方について、ママたちはどのようなことを意識していたのでしょうか。
固めに仕上げる
「一升餅を作るときは赤ちゃんが背負いやすいように、作るときに水の量を調節して固めに仕上げるように意識しました」(20代ママ)
赤ちゃんが背負いやすいように固めに作ることを意識したママもいるようです。少し固めに作っておくことで、お餅の形を整えるときや、切りわけるといった加工がしやすくなるかもしれません。他にも、季節によって湿度が異なるので、様子をみながら水分量を調節して一升餅の固さを確認したというママの声もありました。
作るタイミング
「早めに作るとお餅がカビたり固くなったりしそうだと思い、早くても2日前から当日に作るようにしました。また、作ったら湿気の少ない涼しい場所へ置いて乾燥させ、衛生管理にも気を配りました」(30代ママ)
あまり早く作るとお餅が固くなる場合も考え、作るタイミングを意識したママもいるようです。炊飯器やホームベーカリーを使用する際に何度かにわけて作るため、時間配分を考えて計画を立てたというママの声も聞かれました。
お祝い後のわけ方を考える
「お祝いをしたあと、せっかくなのでお餅を親戚の人たちにも食べてもらいたいと思い、小分けにして作りました。見栄えもかわいくしたかったのでハート型にしました」(30代ママ)
一升餅を作るとき、おすそわけしやすいように小分けにしたとうママもいるようです。渡しやすいように、先にラッピングをしておいたという声もありました。他にも、小分けにしてリュックにつめると重心のバランスが取れて、赤ちゃんが背負いやすそうだったというママの声も聞かれました。
食紅でのデコレーションのポイント
食紅を使ってお餅に色をつけたい場合もあるかもしれません。食紅を使うときのポイントを聞いてみました。
お餅自体に色をつける場合
「紅白餅を作りたかったので、もち米が炊き上がったら餅をつく前に耳かき1/4程度の食紅を水で溶かして加えました。食紅も1滴で色が変わってしまうので、様子を見ながら色があまり濃くならないように意識しました」(20代ママ)
ごくわずかの量の食紅で色をつけたママもいるようです。他にも、きれいに紅白の色をわけるために、先に白いお餅を作ってから赤いお餅を作るように意識したという声もありました。
食紅を使って文字を書く場合
「書く前に、お餅の表面についている片栗粉をきれいな乾いた布ではらってから書きました。文字を書き込む前に前もって紙で練習しておいたので、落ち着いて書くことができました」(30代ママ)
「一升餅に子どもの名前やメッセージを書くときは、小筆の方が書きやすく感じました。口に入れるものなので新しい白色の筆を用意して、煮沸消毒しました」(40代ママ)
文字を書く前に前もって練習したり小筆を使ったりしているママもいるようです。筆の水分量が多いとにじむこともあるため、食紅を溶いた水を湯で溶かした少量の片栗粉を食紅に加えてとろみをつけ、にじまないように工夫したというママ声も聞かれました。
一升餅の代用、アレンジした体験談
一升餅を代用して作りたいと考えるママもいるかもしれません。ママたちに一升餅の代用やアレンジについて聞いてみました。
「パンは家族みんなが好きなので、日持ちがする一升パンを作りました。お祝い後は、チーズをのせてピザ風にしたり、サンドイッチにして食べました」(20代ママ)
「一升餅を作るときに、お餅が柔らかいうちに少し取りわけて、茹でた黒豆を入れ豆餅にしました。祖父と祖母にもおすそわけをしたのですが、とても喜んでもらえました」(30代ママ)
お餅の代わりに一升パンを焼いたり、豆餅を作ったりしてアレンジしたママもいるようです。一升餅の代わりにパンを焼く場合は、アレンジがしやすい作り方を考えてもよいかもしれません。豆餅を作ったママからは冷凍保存もしやすいため、残さずに食べられてよかったとの声も聞かれました。
1歳の誕生日に一升餅を作ってお祝いをしよう
一升餅の作り方として、炊飯器やホームベーカリー、餅つき機を使って作っているママもいるようです。食紅を使用する際は、ごく少量で色をつけたり、文字を書くときは前もって練習したりしておくとよいかもしれません。
お祝いのあとに一升餅を親戚の方たちに配っても喜ばれそうです。1歳のお誕生日に一升餅を作って素敵なお祝いができるとよいですね。