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5歳の子どもの留守番。留守番できるかどうかの目安について
安全面で意識しておきたいこと
5歳の子どもが病気で家にいるときに仕事先から呼ばれたなど、短い時間だけでも子どもに留守番をさせてもよいのか考えることもあるかもしれません。今回の記事では、5歳の子どもの留守番事情や、留守番できるかどうかの目安と安全面で意識しておきたいことについて、ママやパパの体験談を交えながらご紹介します。
5歳の子どもの留守番について考えるとき
仕事の所用や近所の用事でやむを得ず留守番をさせなければならないときもあるかもしれません。
小さな子どもに留守番をさせる上で、気になることをママやパパに聞いてみると、5歳頃の子どもに留守番をさせる場合、どのくらいの時間なら大丈夫なのかや用意しておくとよいものの他、留守番できるかどうかの目安や気をつけておくとよいことなどが知りたいという声がありました。
他にも、兄弟といっしょに留守番ができるのか気になるという声もありました。
今回の記事では、5歳の子どもの留守番事情や留守番できるかどうかの目安、5歳の子どもに留守番をさせる上で意識しておきたいことについてご紹介します。
5歳の子どもの留守番事情
5歳の子どもに留守番をさせる時間帯や長さ、留守番中の子どものすごし方について、ママやパパに聞いてみました。
留守番をさせる時間
20代パパ
5歳の子どもを一人で留守番させたことがあるママからは、明るい時間帯を選び、15分くらいの時間で戻るようにしたという声がありました。災害など何かあったときでもすぐに帰ることのできる距離で、子どもがテレビなど観て待っていられるよう、短い時間に留めたというママもいました。
留守番中の子どものすごし方
40代ママ
留守にする前には、子どもが観たいと言ったDVDをつけて、お気に入りのおもちゃや、絵本とお菓子を用意しておきました。10分くらいの留守番でしたが、私が帰ったときにはDVDを夢中になって観ていました。
留守番している間、子どもが遊びながら待っていられるように、お気に入りのDVDやおもちゃなどを用意しておいたママもいるようです。おやつを用意するときは汚れにくいものを選び、袋から中身を出すなど簡単に食べられる状態にして、ジュースもこぼさないように蓋つきのストローマグに入れたというパパもいました。
【体験談】5歳の子どもが留守番できるかどうかの目安
5歳の子どもが留守番できるかどうか、ママやパパはどのようなことを目安にしたのでしょう。話を聞いてみました。
身の回りのことが一人でできる
30代パパ
5歳の娘は一人でトイレに行けて身支度もでき、自分の気持ちを伝えられるようになっていたので、留守番をさせても大丈夫と感じました。実際に10分ほどの留守番では、落ち着いてすごしてくれました。
5歳の子どもが身の回りのことを一人でできるようになり、留守番をさせられると感じたというママの声がありました。ママのなかからは、普段は一人でトイレに行けていた子どもが、留守番のときには失敗してしまったので、トイレは行かせておくべきだったという声もありました。
約束を守れる
30代ママ
私の話を理解できて、約束したことを守れるようになっていたので、絶対にドアを開けないという約束をして、留守番を10分ほどの時間でさせてみました。10分程して帰ると、私が居ないことを不安がる様子もなく落ち着いてすごしていました。
外へ出ないことや、キッチンに入らないことなど、安全に留守番をするための約束が守れるかどうかを目安にしたママもいるようです。
ただ、5歳くらいの子どもの場合は、いつもと異なる環境では約束を守れなくなってしまうこともあるかもしれません。お留守番の可否を判断するときは、慎重な判断が必要になるようです。
一定時間何かに集中していられる
40代ママ
日頃から、子どもがテレビやおもちゃに集中していられる時間を観察していました。留守番のときに同じようにすごせるか心配だったので、ゴミ出しのちょっとした時間に、子どもが一人ですごしている様子も見ていました。
普段から子どもの様子を観察して、テレビを集中して観ていられる時間などを確認しておくとよいかもしれません。一人になったとき不安になってしまう場合もあると考え、留守番時間は子どもが集中できる時間よりも短めに設定したというママもいました。
5歳の子どもが留守番をするときに意識したいこと
5歳の子どもが留守番するときに、安全面で意識しておきたいことについて、パパやママに聞いてみました。
危険な場所を教える
30代ママ
パパやママがいないときにはキッチンに入らないことや、ベランダに絶対出ないことを繰り返し伝えるようにしました。留守番させる前にはガスの元栓を閉め、包丁やはさみなどの刃物や危険なものが、子どもの手の届くところに置いてないかを確認して、外出するようにしています。
大人がいないときには、キッチンやベランダには行かないように伝え、刃物など危険なものを子どもの手の届かないところに置いておくことも大切なようです。塗り絵やお絵描きなど、危険のないもので遊ばせていたというママの声もありました。
訪問者への対策
20代パパ
5歳と7歳の息子に留守番をさせたことがあります。留守番時にはチャイムが鳴ってもインターホンや電話には出てはいけないこと、ドアは絶対に開けないことを繰り返し教えました。宅配便業者には事前に日時を指定するなど、人が訪れないように配慮しています。
留守番させるときには、誰か人が来たり電話が鳴ったりしても出ないように伝えておくことも大切かもしれません。留守番の絵本を読み聞かせて、留守番のときに気をつけることや約束を守ることの大切さを、普段から教えるようにしていたというママの声もありました。
5歳の子どもの留守番は安全を第一に考えて
病気や仕事などやむを得ない理由で、5歳の子どもに留守番をさせたことがあるというママやパパの声がありました。留守番できるかの目安では、普段から子どもの様子を観察し、約束を守れることや一定時間何かに集中できるなど、親が戻るまで落ち着いて待っていられるか判断をしておくことも必要かもしれません。
普段はできていても、留守番といういつもと違う状況ではできなくなってしまうこともあるようです。留守番は短時間に留め、キッチンやベランダには行かせないことや危険なものは置かないようにするなど、安全を第一に子どもの留守番を考えたいですね。
3歳の下の子が病気で寝ているときに、近所へ用事で出かけるため、もうすぐ6歳になる息子に3歳の妹と留守番をしてほしいと頼みました。夕方の薄暗い時間などは子どもの気持ちが不安になると思い、3歳の子が昼寝をしていた昼間の明時間帯に15分ほどで戻るようにしました。