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子どもに伝える部屋の片付け方。片付けやすい収納のコツなど
年齢別の片付けが楽しくなるための工夫
子どもが部屋を片付けないとき、どのように片付け方を教えたらよいのか知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、子どもがおもちゃや本などの片付けをするタイミングや棚を自作するなど年齢別に片付け方で工夫したこと、子どもが片付けやすい収納のコツを体験談を交えてご紹介します。
子どもに部屋の片付けをしてほしい
子どもがリビングや子ども部屋に広げたおもちゃや絵本を片付けないとき、子どもの年齢にあった片付け方が知りたいママやパパもいるようです。子どもが片付けやすいと感じるような収納は、どのようなものなのかと考えるママもいるかもしれません。
今回は、子どもの部屋の片付けについてママたちに聞いてみました。
子どもが片付けをするタイミング
子どもが部屋の片付けをするタイミングとして、どのようなシーンがあるのでしょうか。ママたちに、子どもが部屋の片付けをするタイミングを聞いてみました。
遊びの後
3歳児のママ
遊びの後に片付けをするタイミングを作っているママがいるようです。違ったジャンルのおもちゃを組みあわせて遊ぶ子どももいるようなので、片付ける前に「これはもう使わないかな?」と確認するとよいかもしれませんね。
食事の前
6歳児のママ
食事の前に部屋を片付ける時間を作っています。子どもはおもちゃや絵本、私は食卓周り、夫は床に置きっぱなしになっているバッグなど家族全員が片付けをする時間として決まりを作りました。
食事の前に家族全員で片付けをするママもいるようです。部屋を片付けてから食事をすることで、食事中におもちゃが気になってしまうことが少なくなったというママの声もありました。
寝る前
4歳児のママ
歯磨きをした後、寝る前に部屋の片付けをする習慣を作りました。いっしょに遊んだおもちゃに『ありがとう』とお礼を言ってからおもちゃ用の収納へ戻すと、やさしい気持ちで眠りにつくことができます。
寝る前におもちゃを片付けておくと、翌朝きれいな部屋で気持ちよく1日を始められそうですね。ママのなかからは、1日の終わりに片付けをすることで生活にメリハリがついたという声も聞かれました。
【年齢別】片付け方で工夫したこと
子どもの年齢によって片付け方にも違いがあるようです。ママたちに聞いた、子どもが片付けをしないとき工夫したことをご紹介します。
1歳
1歳児のママ
息子にはゲーム感覚で片付けを教えました。『この箱におもちゃを入れてね。』と言って私が楽しそうにやって見せると、自分もやりたくなったようでいっしょに片付けをするようになりました。
遊びの延長として、子どもといっしょに楽しく片付けをしたママがいるようです。他にも、子どものお気に入りのパペットを使い「◯◯ちゃん、いっしょにお片付けをしようよ。」と誘ったというママの声もありました。
2歳
2歳児のママ
子どもが広げたおもちゃや絵本を片付けないとき、お片付けの歌を流しています。子どもといっしょに歌を口ずさみながら片付けることで、楽しい時間だと思ってもらえたようです。
子どもが片付けないとき、歌を流して楽しく片付ける工夫をしているママがいるようです。ママのなかからは、片付けに関する絵本を読み聞かせしたことがきっかけで、子どもが自分から片付けるようになったという声も聞かれました。
3歳以降
3歳児のママ
子どもが片付けをしたときは、大げさに褒めるように意識しています。褒められたことで『また片付けしよう』という気持ちになるのか、積極的に片付けをしてくれるようになりました。
5歳児のママ
子どもにブロックを片付けない理由を聞くと『上手にできたから崩すのがもったいない』と言いました。残したいものは飾り、それ以外を片付けるというルールを作ると、子どもも気持ちよく片付けられるようになったようです。
子どもの気持ちに寄り添えるよう、片付け方を工夫しているママもいるようです。他にも、子どもにとって片付けやすい収納を用意するのもよいかもしれませんね。
子どもが片付けやすい収納のコツ
おもちゃや絵本など子どものアイテムを収納するコツが知りたいママもいるようです。ママたちに聞いた、子どもが片付けやすい収納のコツをご紹介します。
ざっくりとした収納にする
2歳児のママ
収納のジャンルをざっくりとわけると、子どももおもちゃを片付けやすいと思いました。うちの場合は数が多いものから『乗りもの』『ブロック』『その他』でわけると、子どもも迷わず片付けがしやすくなったようです。
収納を細かくわけず、ざっくりとしたジャンルで区切るのもよさそうです。子どもの様子を見ながら、年齢を重ねる度に分類を増やしていったというママの声もありました。
物の大きさにあわせた収納を用意する
4歳児のママ
収納したい絵本の大きさにあわせた棚を用意すると、スムーズに片付けやすそうだと思いました。ホームセンターで購入した木材をパパといっしょに組み立て、絵本の高さや奥行きにあわせて棚を自作すると、子どもも片付けを楽しんでやってくれるようになりました。
サイズがバラバラの絵本を収納するために、自作の棚を用意したママがいるようです。ママのなかからは、おもちゃの大きさや量が収納ボックスの大きさを上回っていないか確認し、おもちゃの大きさにあわせた収納を用意したという声も聞かれました。
収納ボックスに写真や絵を貼る
6歳児のママ
おもちゃの写真を撮影し、印刷したものを収納ボックスの側面に貼りました。どのおもちゃをどこに収納するか迷わなくなったようで、短時間で片付けられるようになって子どもも嬉しそうです。
収納ボックスに写真を貼ることで、おもちゃを戻す場所がわかりやすくなりそうですね。手描きの絵や、ぬいぐるみなどの絵が描かれた市販のシールを活用するなどして子どもにとってわかりやすい表示ができるとよさそうです。
子どもが楽しく片付けやすい収納に
子どもと部屋を片付けるタイミングには、食事や寝る前などがあるようです。子どもが部屋を片付けないときは、年齢にあわせて遊びの延長として片付けたり歌を流したりと工夫したママもいました。
おもちゃや絵本にあわせた大きさの収納がほしいとき、必要なサイズにあわせて棚を自作したママもいるようです。子どもが部屋を片付けないと感じたときは、子どもにとって楽しめるような片付け方を伝えられるとよいですね。
我が家では、遊びが終わったらおもちゃを片付けるように声かけをしています。次の遊びに移行するタイミングで『終わったおもちゃをお片付けしようか。』と声をかけるようにしています。