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ワーママの卒乳方法。いつから計画したかや具体的な進め方を紹介
断乳との違いやうまく進めるための工夫など
仕事復帰や保育園入園に向けて卒乳をどのように進めたらよいのか、方法を知っておきたいワーママは多いのではないでしょうか。今回は、 卒乳と断乳の違い、具体的にいつからどのようなタイミングで進めていったかなどを、ママたちの体験談をまじえてご紹介します。
卒乳と断乳のどちらを選んだ?
赤ちゃんが自然に母乳やミルクを飲まなくなることを卒乳、ママの都合などで母乳やミルクの授乳を意図的に止めることを断乳と呼ぶようです。
卒乳と断乳のどちらにするかは授乳の種類や仕事の有無、ママの体調などによって変わるかもしれません。実際に卒乳と断乳のどちらで進めたのかワーママたちに聞いてみました。
卒乳
30代のママ
30代のママ
頻回授乳や夜間授乳がつらく、保育園に通う予定もあるので何度も断乳しようと思いましたが、母乳をあげたあとの子どもの満足そうな顔を見ると授乳をやめることはできませんでした。授乳回数を少しずつ減らしていく卒乳のほうが自分に合っていると思いました。
自然に卒乳できることが理想的と考えるママもいましたが、早く断乳したい思いと、授乳の終了をさみしく感じる思いが混じって、卒乳か断乳かすぐに決断できないこともあるかもしれませんね。
断乳
30代のママ
卒乳できるまで気長に授乳を続けるつもりでしたが、子どもが保育園に入り2カ月経った頃、私が1週間薬を服用することになり授乳ができなくなったので、急遽断乳となりました。
30代のママ
卒乳できる日を待とうと考えていましたが、寝かしつけに添い乳をしており虫歯が不安なので断乳することにしました。
ママが薬を服用したい場合に、断乳しなくてはいけなくなったという意見が複数ありました。
他にも夜間授乳でママの睡眠が確保できず疲れてしまったり、離乳食が進まない場合に断乳したという声もありました。
ワーママの卒乳のタイミングはいつ?
実際にどのようなタイミングで卒乳を考えたのかワーママたちに聞いてみました。
保育園から進められたとき
30代のママ
保育園の先生から卒乳を進められました。子どもの離乳食の進み方をよく見てくれている先生を信頼していたので、卒乳することにしました。
30代のママ
保育園の入園が決まったときに卒乳を意識しました。保育園に通っている間、授乳できないことをかわいそうに思ったのと、園からも給食がきちんと食べられるように卒乳を進められたので卒乳する時期だと思いました。
同じ組の子どもといっしょに給食を食べてほしいなど、保育園での生活を配慮して卒乳をすすめる保育園の先生もいるようです。
1~2歳をすぎたとき
30代のママ
1歳になってから実母や義母、パパから卒乳したか聞かれることが多くなり、私自身もいつまで授乳が続くのか不安だったので、思い切って卒乳しようと思いました。
30代のママ
卒乳する時期について迷いがありミルクを続けていたのですが、パパが『もう2歳になったんだから卒業しよう』と決めたので、卒乳を進めることにしました。結果的にはよかったと思います。
1歳や2歳などの節目がくると、パパや親戚などママの周りの人たちが卒乳について気にかけてくれたという意見が複数ありました。
順調に成長していると感じたとき
30代のママ
寝る前のミルクを習慣化していましたが、ご飯を食べる量が増え、同じ月齢の子より成長が早いようなので、やめても大丈夫かなと思いました。
離乳食の進みがよく、発育も問題ないので卒乳を決めたという意見もありました。
保健センターに置いてある冊子などに、卒乳してもよいかどうかの判断基準が紹介されている場合もあるので、悩んだときや検診の機会に確認してみるとよいでしょう。
ワーママの卒乳方法
具体的な卒乳方法についてワーママたちに聞いてみました。
1~2カ月程度で卒乳
20代のママ
夜間授乳だけにして徐々に量を少なくしていきました。お腹がすいていないはずなのに泣くときはあやすようにして、1カ月程続けると夜通しで寝てくれるようになりました。
30代のママ
日中の授乳は朝と夕方の2回だけにして、夜間授乳は欲しがるだけあげました。その後、夜間授乳の回数が減って日中も特に欲しがらなくなり、2カ月後には卒乳しました。
夜間授乳が減ることで卒乳につながったという意見が複数ありました。
あせらずに1~2カ月程かけて卒乳できると、ママや子どものペースで進められそうですね。
1~2週間程度で卒乳
30代のママ
母乳の代わりにミルクで寝かしつけることを1週間程続けた後、ミルクの代わりにホットミルクや麦茶をあげるとスムーズに卒乳できました。
30代のママ
お昼寝と夜の寝かしつけのミルクをお茶にしました。2日目までは多少ぐずりましたが、それ以降はお茶を飲み切ったら寝てくれました。1週間をすぎた頃には飲む量が半分になり、その後は何も飲まなくても寝てくれるようになりました。
母乳からミルク、ミルクからお茶へ移行していくことで、短期間で卒乳できる場合もあるようです。
卒乳にかかる期間は個人差があるようなので、まずは試しやすい方法から始めてみるとよいでしょう。
ワーママが卒乳を進めるためにした工夫
卒乳をうまく進めるためにどのような工夫をしたのかワーママたちに聞いてみました。
30代のママ
夜の寝かしつけに母乳をあげていたので、卒乳を決めてからの1週間はパパに寝かしつけをしてもらいました。最初は子どもが泣いていましたが、1週間をすぎる頃には抱っこしていれば寝てくれるようになりました。
30代のママ
自宅や保育園で、コップで牛乳を飲むことに慣れておくとミルク卒乳のときにスムーズに進みました。
30代のママ
毎日お散歩にでかけて体を動かしたり、ご飯をたくさん食べてもらえるように好きな食材を取り入れると疲れてお腹がいっぱいで母乳を欲しがらなくなりました。
パパに協力してもらうことや、子どもが母乳やミルク以外の飲み物や食事に慣れることは、卒乳のために必要になるかもしれません。
卒乳に向けて動き出してみよう
今回はワーママの卒乳について体験談をまじえながら、断乳とどちらを選んだかや具体的な卒乳方法などについてご紹介しました。
卒乳後は、夜間授乳がなくなることでママがぐっすり眠れるようになったり、子どもが食事をたくさん食べられるようになることもあるようです。
子どもとよく向き合いながら、それぞれのママと子どもにあった卒乳方法で進めていけるとよいですね。
特に断乳する差し迫った理由もなく、基本的にできるだけ子どものペースに合わせていきたいと考えていたので、卒乳で進めました。