お歳暮は誰に贈るのがよい?贈る人の決め方や贈って喜ばれたもの

お歳暮は誰に贈るのがよい?贈る人の決め方や贈って喜ばれたもの

2018.08.12

お歳暮の時期が近づくと、お歳暮を誰に贈るべきか悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、お歳暮を贈る相手の決め方、お歳暮を誰に贈るのか、お歳暮に送って喜ばれたものをご紹介します。

お歳暮を誰に贈るかはどう決める?

お歳暮の時期が来ると、お歳暮を誰に贈るとよいか悩むママもいるかもしれません。どの程度のおつきあいならばお歳暮を贈ってよいのか、気になることもあるのではないでしょうか。ママたちにお歳暮を贈る相手をどう決めたのか聞いてみました。


お世話になっている人

「継続的にお世話になっている人へお歳暮を贈っています。お歳暮で日頃の感謝の気持ちを伝えられたらいいなと思っています」(40代ママ)

お歳暮は感謝の気持ちを伝えるための風習と言われているので、お世話になった人に贈るようにするとよいかもしれません。今年1年どういう方たちにお世話になったのか、夫婦や家族で話し合いながら考えられるとよさそうです。


今後も長くおつきあいをしたい人

「いっしょに出かけたり子どもを預けあったりする、家族ぐるみで仲のよい友人にお歳暮を贈ります。日頃お世話になっているお礼と、ずっとよい関係でいたいという意味も込めて、品物を選んでいます」(40代ママ)

今後も長くおつきあいをしていきたいと考えているかどうかで、お歳暮を贈るかどうか決められるとよいかもしれません。今年だけ贈りたい場合は、お歳暮ではなくお礼として贈るとよいようです。

お歳暮は誰に贈る?

ママたちは実際、誰にお歳暮を贈っているのでしょうか。ママたちに体験談を聞いてみました。


両親や義理の両親

祖父母と孫
iStock.com/PonyWang

「義理の両親にお歳暮を贈ります。子どもが生まれてから、家事を助けてもらったり子どもを預かってもらったりとお世話になっているので、感謝の気持ちを伝えるためにお歳暮を贈るようになりました」(30代ママ)

「結婚を期に両親へお歳暮を贈るようにしています。遠くに住んでいてなかなか会えませんが、いつも気にかけてくれていることへの感謝を伝えるようにしています」(30代ママ)

両親や義理の両親には、普段からお世話になっていることを改めてお礼できるタイミングがあると嬉しいですよね。今まで育ててくれた感謝を込めながらお歳暮を贈るようにしているというママの声もありました。


自分の兄弟や親戚

「弟夫婦とは子どもにプレゼントをもらったり、いっしょに遊びに行ったりととても仲良くさせてもらっているので、お歳暮を贈りお礼を伝えるようにしています」(30代ママ)

「毎年時期になると名産の柿を贈ってくれる叔父さんがいるのですが、そのお礼としてお歳暮にりんごを贈っています」(30代ママ)

畑で取れた季節の野菜を送ってくれる親戚に、お歳暮を贈るというママの声もありました。遠くに離れて暮らしていても、お歳暮を贈りあうことで気持ちの面でもつながっていられるかもしれませんね。


会社の上司、取引先

「仕事はもちろん、仕事以外でも相談にのってもらったり助けてもらうことが多い上司にお歳暮を送ります。とても尊敬している人なのでこれからもずっとおつきあいして行けたらと思っています」(40代ママ)

日頃、仕事でお世話になっている取引先や上司にお歳暮を贈ることもあるようです。会社によってはお歳暮を贈ることを禁止にしていたり、お歳暮の習慣がない会社もあるそうです。失礼のないように会社のルールや習慣を確認してから贈るようにしたいですね。


子ども関係でお世話になっている人

親子でピアノ演奏
iStock.com/Hakase_

「いつも子どもを熱心に指導してくれる習い事の先生に、感謝を伝えるのとコミュニケーションを取る意味でお歳暮を贈っています」(40代ママ)

子どもの習い事などでお世話になっている方にお歳暮を贈っているというママの声がありました。お歳暮に関して決まりやしきたりを設けていることもあるそうなので、他のママなどに聞いて対応できるとよいですね。

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贈って喜ばれたお歳暮の品物

お歳暮の品を選ぶときは、相手の好みや家族構成などを考えて、どのようなものを贈ったらよいか考えるのではないでしょうか。ママたちが贈って喜ばれたお歳暮の品を聞いてみました。


産地直送の名産品

「両親へのお歳暮の品に悩んでいたとき、いっしょに行った旅行先で食べたエビがおいしかったことを思い出しました。調べたところ取り寄せできることがわかり、両親へのお歳暮として贈りました。旅行のときの思い出話で盛り上がりました」(40代ママ)

収穫したばかりのフルーツや水揚げされたばかりの魚介類など、新鮮でおいしい食べ物は誰に贈っても喜ばれる品物かもしれませんね。自分が住んでいる街の特産品を毎年お歳暮として贈るというママの声もありました。


自分では買わない高級グルメ

「父が外食をするのが好きでないので、家でおいしいものを楽しんでもらおうと考え、お歳暮に黒毛和牛を贈りました。帰省したとき、普段あまり話さない父がおいしかったと言ってくれて嬉しかったです」(40代ママ)

有名店のグルメセットを贈ったというママの声もありました。普段からとてもお世話になっている人や大切な人には、ちょっと奮発して、高級グルメを贈るのもよいかもしれませんね。


人気店や限定のお菓子

「流行に敏感な人へのお歳暮は、テレビや雑誌で多く取り上げられているお菓子を送りました。食べてみたいと思っていたととても喜んでくれました」(20代ママ)

並ばないと買えない商品や限定商品など、なかなか購入できない物は、一層特別感を感じてくれるかもしれません。取引先の会社や、家族の多い家庭向けに贈る場合は、とりわけやすいように個包装になっているお菓子が喜ばれるようです。

お歳暮は感謝の気持ちを込めて贈ろう

お歳暮を手に持つ着物の女性
iStock.com/paylessimages

お歳暮を誰に贈るかは、両親や親戚など、お世話になっている人や、今後も長くおつきあいをしていきたいかどうかで決めるとよいようです。お歳暮は継続的に贈ることがマナーとされているので、誰に贈るかを決めるときは家族で話しあい、慎重に決めるとよいかもしれません。感謝の気持ちを込めてお歳暮を贈ることができるとよいですね。

2018.08.12

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