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新生児とタクシー乗車。退院時の予約や赤ちゃんの抱っこの方法、抱っこ紐などあると便利なグッズ
退院時や健診で病院に行く際など、さまざまな理由で新生児を連れてタクシーの利用を考えているママもいるかもしれません。ベビーシートの予約は必要なのか、乗務員のサービスはどうなのかなど、新生児を連れてのタクシー乗車に不安を感じるママもいるようです。タクシーを予約する際のポイントや注意点、抱っこの方法や抱っこ紐などのおすすめグッズをご紹介します。
新生児とタクシーに乗るときは?
「退院日が平日で、夫の仕事の都合がつきませんでした。新生児を連れて公共交通機関を利用するのは不安だったので、タクシーを予約しました」(30代ママ)
「日頃あまり車の運転をしていなくて運転に不慣れだったこと、新生児を連れて運転をするのは怖かったため、タクシーを利用しました」(30代ママ)
「出産で入院するときの陣痛タクシーのサービスは前もって予約していましたが、退院時のことはうっかり忘れていて、退院の前日に病院で焦って予約をしました」(20代ママ)
「赤ちゃんといっしょにタクシーに乗るとき、ベビーシートはなくてもいいのか、乗車はスムーズにできるのか、など不安が大きかったです」(20代ママ)
退院や健診で病院に行く際に車が使えないときの選択肢として、新生児といっしょにタクシーの利用をするママもいるのではないでしょうか。実際にタクシーに乗車するとき、ママたちはどのような点に気をつけていたのでしょうか。
タクシー予約時の確認ポイント
すぐにタクシーがつかまらず、待つ時間ができてしまうと、ママも赤ちゃんも大変ですよね。スムーズにタクシーの乗車ができるように、あらかじめ予約をしておくと安心かもしれません。予約をする際、ママたちは何を確認したのでしょうか。
新生児といっしょに乗車できるかを確認
「退院して間もない抱っこの赤ちゃんがいても、タクシーに乗せてもらえるのか不安だったので、新生児がいっしょでも大丈夫なのかを確認しました」(30代ママ)
「タクシーの乗車や降車の際など不安な面があったので、新生児がいることを予約のときに伝えました。乗務員さんが荷物を持ってくれたり手助けをしてくれてとても助かりました」(30代ママ)
「赤ちゃんとタクシーに乗車する場合、ベビーシートが必要なのか分からなかったため、予約時に電話で確認をしました。タクシーでのベビーシートやチャイルドシートの着用の義務は免除されていると教えてもらい、抱っこ紐で抱っこをして乗車しました」(20代ママ)
赤ちゃんが突然泣き出してしまったらと不安を感じるママもいるかもしれません。そのため、予約のときに新生児の赤ちゃんがいることをタクシー会社に伝えておくママが多いようです。お互いに気持ちよくタクシーの利用ができるように、気になることは遠慮せず、あらかじめ乗務員さんに伝えておけるとよいですね。
ママ向けサービスの有無の確認
出産時には陣痛タクシーなど、出産支援タクシーがあるように、タクシー会社によっては新生児の赤ちゃんを連れたママ向けのタクシーサービスがあることをご存知ですか?
タクシー会社ごとの違いはあるようですが、ベビーシートやチャイルドシートの取り付けが可能であったり、乗務員さんが子育てに関する講習や実習を受けていたりと、ママが心配なく新生児の赤ちゃんといっしょに乗車できるようなタクシーサービスもあるようです。
出産退院や健診のときなど、新生児の赤ちゃんとタクシーの乗車をすることに不安を感じるママは、タクシー会社に予約をする際に、専用タクシーサービスがあるかどうかの確認をしてみるとよいかもしれません。
新生児とのタクシー乗車時の注意点
ママたちはどのような点に気をつけて、新生児の赤ちゃんとタクシーに乗車してしていたのでしょうか。
抱っこの方法
「パパがお迎えに急遽来れなくなってしまったので予定が変わり、タクシーで帰宅しました。赤ちゃんをおくるみにくるんで、しっかりと横向きに抱っこして支えました」(30代ママ)
「赤ちゃんを横向き抱っこできる抱っこ紐をしていました。乗車や降車の際にも、抱っこ紐があると両手があくのでとても便利でした」(30代ママ)
まだ首のすわらない新生児とタクシーに乗る際は、おくるみで抱っこしながら乗車したママや抱っこ紐をしながら乗車したママがいるようです。抱っこ紐を使って乗車をすれば、両手が空き、料金の支払いや乗り降りなどもスムーズにできそうですね。
国土交通省の資料によると、タクシーやバスなどの場合、ベビーシートやチャイルドシートの装着は例外として免除されているようです。ただし、衝突の危険に備えて運転席の真後ろに座るようにするなど、注意喚起がされています。
授乳のタイミング
「おっぱいを直前にたくさん飲ませてからタクシーに乗った方がよいのかと思っていたけど、母に吐き戻しがあるといけないから少し時間を置くように言われました」(30代ママ)
「吐き戻しの多い赤ちゃんだったので、タクシーのシートを汚してしまわないように、授乳後のゲップをしっかりとさせて、少し時間を置いてからタクシーに乗車しました」(30代ママ)
タクシーに乗車している最中に、おっぱいが欲しくなって泣いてしまったらと心配になるママもいるかもしれません。乗車の直前におっぱいをあげると、吐き戻しをすることがあるようなので、授乳をしたあと少し時間をおいて落ち着いてから乗車すると安心かもしれません。
新生児とのタクシー乗車時におすすめグッズ
新生児の赤ちゃんとタクシーに乗るときに、持っていると安心のグッズを紹介します。
ベビーシート
持ち運び用のハンドルが付いていて、新生児の赤ちゃんをシートごと車に乗せたり降ろしたりできるベビーシートを使っていたママもいるようです。
普段は自家用車に設置して利用し、自家用車以外に乗車するときでも簡単に設置することができるベビーシートで、赤ちゃんを乗せたまま移動し、そのままタクシーに乗せることができるようです。
抱っこ紐
抱っこ紐があると手が空くため、新生児の赤ちゃんの抱っこに慣れていないママも、タクシーの乗車がしやすいです。また、病院から退院する際は荷物が多いため、抱っこ紐があると安心できるでしょう。
また、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしながらタクシーに乗車する場合、ママがシートベルトを着用してから、抱っこ紐を装着します。シートベルトの中に赤ちゃんを入れてしまうと、万が一の事故があった場合に、シートベルトで赤ちゃんを圧迫してしまうためです。
授乳ケープ・ガーゼ
退院時におっぱいをたっぷりあげてから乗車したはずなのに、赤ちゃんが泣いてしまったり、やむを得ず授乳が必要になる場合もあるかもしれません。タクシーの車内で授乳をしなければならなくなったときは、授乳ケープの利用も便利なようです。
また、授乳の際に赤ちゃんの口の周りが汚れたり、吐き戻しをしたときのために柔らかいガーゼの準備も忘れずにしておくとよいかもしれませんね。スムーズに授乳するためにも、退院前に授乳ケープの使い方を確認しておくようにしたいですね。
おくるみ
「おくるみが1枚あれば、タクシーのなかで赤ちゃんの体温調節にも使えるし、抱っこのときにも使えてとても便利でした」(30代ママ)
「退院して赤ちゃんは初めて外に出るので、外との気温差やタクシーの冷暖房に対応できるようにおくるみを持っていきました。乗務員さんは寒くないか何度も確認してくれました」(30代ママ)
退院後の移動は、新生児の赤ちゃんにとって初めて外気に触れる時間となるのではないでしょうか。タクシーの冷暖房が赤ちゃんにとってちょうどよい温度ではない場合もあるので、おくるみを一枚持っていれば安心できるかもしれません。
新生児とのタクシー乗車は事前の確認が大切
生まれて間もない新生児の赤ちゃんを連れてのタクシーの乗車に、不安を感じているママもいるかと思います。タクシーの予約時に抱っこや抱っこ紐での乗車が可能なのか確認し、ママの心配をなくすことで、ママも赤ちゃんも安心してタクシーの利用ができるのではないでしょうか。
退院時や健診以外のときにも、どうしても車が使えないというママにとってタクシーは強い味方となるかもしれません。新生児の赤ちゃんとの移動手段のひとつとして、上手に利用できるとよいですね。