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引越し掃除のコツと手順、掃除するべきポイントや道具とは
引越しのとき、できるだけきれいな状態で退去したいと考えるママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、引っ越し掃除を楽にするコツについて考えてみました。
引越し掃除を楽にしたい
引越しは荷物の整理や諸手続きがあり、小さい子どもがいるご家庭は忙しく感じるかもしれません。
それでも退去時にはきれいに掃除をしておきたいもの。多忙な時期だからこそ効率よく掃除を進めたいと考えるのではないでしょうか。
引越し時の簡単な掃除方法やコツ
まずは、具体的にどのような方法で掃除を行うか、特に汚れが目立ってしまう箇所を中心に見ていきましょう。
キッチンや水まわり
どうしても汚れが付着しやすい、キッチンや水まわり。シンクの汚れの主な原因は、白い水垢のです。この汚れには、お酢やクエン酸の希釈液をスポンジなどに染み込ませ、擦って落とすとよいようです。
また、複雑な形の蛇口は、いらなくなった布を使いやすいサイズにカットして使用することで、細かな箇所も掃除しやすくなります。
換気扇のフィルターは、重曹を使用することで楽に掃除できるようです。平らなところに置いたフィルターに重曹をまんべんなく振りかけたら、2~3時間程度放置します。汚れが浮き上がってきたら、乾いたブラシでこすってお湯で流すとよいでしょう。
浴室、トイレ
浴室もシンクと同じように、お酢やクエン酸を使用したり、重曹を使用したりするのが有効な掃除方法かもしれません。また、排水溝のぬめりは、表面に付いている髪の毛やごみを取り除いた後に、重曹を振りかけることで汚れだけではなく、匂いも落とせるようです。
トイレは便座裏側の汚れを見落としがちな場所です。便座が簡単に取り外しできるタイプなら、取り外してから掃除をしましょう。ホコリを掻き出したら、濡れた雑巾と乾いた雑巾で拭いて仕上げます。便器の中は、クエン酸をスプレーで吹きかけ、トイレットペーパーで湿布するように浸け置きすることで、頑固な汚れも落とせるようです。
引越し時の掃除便利グッズ
掃除グッズをわざわざ購入するのが手間だと思う人もいるかもしれません。そんなときに、家にあるもので代用できるグッズをご紹介します。
重曹
キッチンや浴室など至るところで活躍するのが重曹です。掃除したい箇所に合わせて、そのまま振りかけたり、お湯に溶かしてペーストにしたりして使います。
不要な歯ブラシ
意外と使い勝手がいいのが、歯ブラシです。引越しを機に歯ブラシを新調する人が多く、不要になった歯ブラシを処分する前に掃除グッズとして活用するママもいるようです。先端が細くなっているため、隅々まで掃除することができます。
不用品なので、購入費用がかかることがなく、また、歯ブラシ自体も数百円で購入できるため、便利な掃除グッズのひとつといえるでしょう。
引越し掃除の体験談
実際に引越しの際に掃除を行ったママに掃除のコツについて話をきいてみました。
洗剤をかけてラップで密閉
「長年溜まっていた浴室の水垢と黒カビが気になっていましたが、普段の掃除では、隅々まで掃除することはできず、見て見ぬふりをしていました。そこで引越しのときに市販のカビ取り洗剤を吹きかけて、乾かないようにラップで密閉してみたら、黒カビが取れてきれいになりました」(2歳男の子のママ/30代)
換気扇は濡らさずに重曹を使う
「油がこびり付いた換気扇のフィルターを、引越しをきっかけに重曹で掃除をしました。最初に水で濡らしてしまうと汚れを拡げてしまい、逆効果になると清掃業者に聞いたので、濡らしてしまわないように注意しました。歯ブラシを使うことで、効率よく作業が進み、比較的楽に済みました」(4歳女の子のママ/40代)
コツを知って引越し掃除を楽にしよう
引越しをする際は、今までの汚れできる限り掃除して、すっきりした気持ちで退去したいものです。楽な掃除のコツを事前に調べて効率よくきれいにできたらよいですね。