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洗濯機の排水口掃除のコツ。掃除のタイミングや役立つ道具など
掃除しづらい場所にある洗濯機の排水口は、長年放置していると臭いや詰まりの原因になることもあるようです。トラブルが起きる前にしておきたい、洗濯機の排水口の掃除方法やきれいに保つコツについてご紹介します。
洗濯機の排水口の掃除方法の手順
洗濯機の排水口を掃除する前に、掃除方法の手順を見ていきましょう。
洗濯機を移動させる
洗濯機の排水口がある場所は、防水パンの形によって異なっているようです。見えない場所や手の届かない場所にあるケースも見られるので、まず、洗濯機を移動させましょう。移動させる前には洗濯機のコンセントを抜いて、給水の水道蛇口を締めておきましょう。洗濯機は重いので、パパや家族にも手伝ってもらいましょう。
外せる部品を取り外して洗う
防水パンから排水口のフタを外し、洗濯機の排水ホースも外しましょう。目皿と呼ばれる蓋を外し、L字型のエルボ、排水ガイドなど、外せる部品を取り外していきましょう。部品は後で元に戻せるよう、設置されていた順番や場所は覚えておきましょう。外した部品は、水洗いして乾かしておきます。
重曹とクエン酸を入れて放置
排水口の中の汚れや詰まりを取り除くには、重曹とクエン酸を使うと良いようです。まず、重曹を万遍なくふりかけ、その上に重なるようにクエン酸をかけます。重曹とクエン酸が合わさると、化学反応で炭酸ガスの泡ができ、汚れ落としにつながるようです。泡が出てきたら、しばらく放置しておきましょう。クエン酸がないときは、お酢でも代用できるようです。重曹とクエン酸ではなく、過炭酸ナトリウムを使う人もいるようです。
洗濯機の排水口の掃除道具
洗濯機の排水口掃除に、あると便利な掃除道具を用意しておきましょう。特別なものを準備しなくても、家庭にあるもので掃除できるようです。
スポンジ
洗濯機の排水口や部品に付着している汚れは、スポンジでこすれば比較的落ちるようです。タワシはプラスチック製の部品を傷つけてしまうこともあるので、注意した方がよさそうです。
使い古した歯ブラシ
スポンジでは届かないような細かな部分は、使い古した歯ブラシを使って汚れを取り除きましょう。歯ブラシがあれば、排水口の部品だけでなく、排水口の中もこすり洗いしやすくなるようです。
バケツ
バケツは、取り外した排水口の部品を洗うときや、排水口に水を流し入れるときに使います。排水口に重曹と酢を入れて放置した後、取れた汚れを大量の水で流すことも必要です。バケツに水を汲んでおくと何かと便利でしょう。
洗濯機の排水口の掃除のコツ
洗濯機の排水口掃除のコツにはどのようなものがあるのでしょうか。
湯を使って掃除する
水洗いでも汚れは落ちますが、汚れを落としやすくするには、お湯を使うことがコツです。重曹や過炭酸ナトリウムを使う場合も、お湯を使うことでアルカリ度が上がり、汚れが落ちやすくなるようです。
取り外した部品を元に戻す
排水口の掃除が終わったら、取り外した部品を元に戻します。このときに、きちんと固定できているか確認しましょう。すき間があると、排水口の匂いが上がってきたり、水漏れの原因になったりするようです。仕上げに、排水トラップへ水を注いでおきましょう。水がないと、下水の匂いが上がってくる原因になってしまうこともあるようです。
【体験談】洗濯機の排水口掃除のコツ
洗濯機の排水口をいつ、どのように掃除をしたか、ママたちに聞いてみました。
洗濯機を替えたときに掃除
「長年使っていた洗濯機が壊れ、買い替えたときのことです。新しい洗濯機の設置のため、初めて古い洗濯機の排水口の掃除をしました。洗濯機を取り除くと、髪の毛やホコリ、髪留めやピンなど、いろいろなものが防水パンの上に落ちていました。排水口も糸くずや髪の毛などで汚れがこびりついた状態。業者の人も“なかなか掃除できない場所ですから、この機会に掃除しましょう”と言って、掃除が終わるのを待ってくれましたが、恥ずかしかったです。掃除ができない場所と思いこんでいましたが、もう少し掃除しておけば良かったと思いました」(30代/10歳女の子のママ)
下水のような臭いが気になって掃除
「洗面所から下水のような臭いがして気になっていました。お風呂場や洗面台を掃除したものの臭いがなくならず、調べてみると洗濯機の排水口が原因のようでした。ずっと掃除していなかった場所なので、ホコリや髪の毛、ヌメリなどの汚れで、いっぱいになっていました。重曹とクエン酸で排水口の掃除をし、元に戻すと臭いが気にならなくなり、気持ちよく過ごせています」(20代/1歳男の子のママ)
洗濯機の排水口もこまめに掃除を
洗濯機の排水口は、気軽に掃除ができないかもしれませんが、汚れや詰まりを放置しておくと、臭いや詰まり、洗濯機の故障など、思わぬトラブルにつながることもあるようです。また、排水口で汚れが詰まってしまうとセルフケアでは手に負えなくなることも。コツを押さえれば難しい掃除ではないようなので、日頃からのこまめな掃除で、きれいに保っておきたいですね。