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換気扇のつけおき掃除。洗剤や重曹、ダンボールを使ったつけおき掃除のやり方
換気扇の掃除はいつすればよいのか、どれくらいの頻度でするのか悩むママもいるかもしれません。今回は、掃除のタイミングや事前の準備、つけおき掃除に使った洗剤や重曹、ダンボールなどの便利な道具、換気扇のつけおき掃除方法についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
換気扇を掃除するタイミング
毎日使う換気扇の掃除は、大変だと感じるママもいるのではないでしょうか。普段の掃除では、なかなか換気扇の掃除まで行き届かない場合もあるかもしれません。ママたちは、どのようなタイミングで換気扇を掃除しているのか聞いてみました。
「年末の大掃除から約5カ月経った頃、また油汚れが溜まってきているのが気になったので掃除しました」(20代ママ)
「換気扇の掃除は気温の高い夏にやると油が溶けやすく掃除がしやすいと聞いたので、7月に掃除をしました」(30代ママ)
ママたちは、半年に1回程度、換気扇の汚れが気になったタイミングで掃除をしていたようです。換気扇の油汚れは、気温が高い時期にやると、油が溶けやすく汚れが落としやすかったり、油のついたネジが外しやすかったりすることもあるかもしれませんね。
換気扇の掃除をするときの事前準備
ママたちは、換気扇の掃除をする前にどのような準備をしたのでしょうか。
周りの汚れを防止をする
「換気扇の部品を取り外したときに周りが汚れないよう、床やコンロの上、調理台の上に新聞紙を敷いておきました」(20代ママ)
換気扇の掃除をしていると、汚れた水が周りに飛んだり、外した部品を置いた場所が汚れてしまったりすることがあるかもしれません。掃除をする前に、換気扇や流しの周りに新聞紙を敷き、他の場所に汚れがつかないようにしておくとよいようです。
主電源を切っておく
「掃除の最中に誤って運転すると危ないと思ったので、掃除をする前に換気扇のコンセントを抜いておきました」(30代ママ)
電源が入ったまま掃除をすると、部品の取り外しや取りつけの際に、誤って運転してしまうこともあるかもしれません。電源プラグのない換気扇の場合は、換気扇のブレーカーを切っておいたというママの声もありました。
ゴム手袋やマスクをする
「手指に汚れがつかないようにゴム手袋をつけ、ホコリを直接吸わないようにマスクをして掃除しました」(20代ママ)
ゴム手袋は、手が汚れるのを防ぐだけでなく、換気扇の部品で手を傷つけないようにするためにも役立つかもしれません。掃除中はホコリが舞うこともあるようなので、マスクも用意しておくとよさそうですね。
換気扇のつけおき掃除に使ったもの
ママたちが、換気扇のつけおき掃除をするときに準備したものには何があるのでしょうか。実際に、つけおき掃除に使ったものをママたちに聞いてみました。
アルカリ性の洗剤
「ホームセンターで売っていた換気扇掃除用の洗剤を使いました。油汚れも落としやすく便利でした」(20代ママ)
「換気扇の油汚れにはアルカリ性の洗剤がよいと聞いたので、洗剤を用意するときは成分や使用用途を見ながら選びました」(30代ママ)
市販されている洗剤を選ぶときは、アルカリ性の洗剤を選ぶとよいようです。つけおき用の洗剤や、泡タイプの洗剤などさまざまなものがあるようなので、掃除したい場所や使いやすさによって選ぶのもよいかもしれません。
重曹
「食品を扱うキッチンの掃除には、できるだけ自然な素材の洗剤を使いたかったので重曹を使いました」(30代ママ)
「重曹は弱アルカリ性で、換気扇の油汚れを落とすときにも使えると聞き用意しました。水に溶かすだけで重曹水ができ、つけおきやレンジフードの拭き取りをするときに便利でした」(20代ママ)
自然な素材でできている重曹は、換気扇の油汚れだけでなく家のなかのさまざまな場所の掃除にも使えるようなので、用意しておくと便利かもしれません。
ダンボール
「つけおき掃除をするときに、ダンボールの中でビニール袋を広げたものを使うと便利でした。汚れがついても使い捨てができ、大きめのファンもすっぽり入りました」(20代ママ)
「鍋やタライなど、食品を扱うものをつけおきに使いたくなかったので、ダンボールで代用しました」(30代ママ)
シンクなどに換気扇の部品が入らないときは、深さのあるダンボールが役立つかもしれません。つけおき掃除が終わったあとの処理も簡単にできるようです。
換気扇の掃除方法
実際に、換気扇はどのように掃除をするとよいのでしょうか。部品ごとの掃除方法をご紹介します。
レンジフード
「換気扇のレンジフードの表面の油汚れを落とすときは、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを広げて貼り、5分ほど放置しました。それを剥がしてから、水拭きと乾拭きをすると簡単に汚れが落ちました」(30代ママ)
備えつけのレンジフードは取り外しができないようなので、洗剤や重曹水をキッチンペーパーなどに染み込ませて表面を拭くことで、きれいに掃除ができるようです。汚れがひどいところは、パックのようにして貼りつけ時間を置いてから剥がすと、油が浮き上がって拭き取りやすくなるかもしれません。
フィルター
「換気扇のフィルターをつけおき掃除しました。45Lほどの大きめのゴミ袋を2枚重ねて、キッチンのシンクに広げます。そこにフィルターを入れ、40℃ほどのお湯とアルカリ性洗剤を入れたら、1時間ほどつけおきします。フィルターを取り出し、スポンジでこすると網目の中まできれいになりました」(20代ママ)
換気扇のフィルターは、細かい油汚れやホコリがつきやすいようです。つけおきをするときに、大きめのゴミ袋を使うと、大きいフィルターもつけおきがしやすいかもしれません。他にも、フィルターに粉末の重曹を直接かけて2時間ほど放置し、古い歯ブラシでこすってから洗い流して掃除したというママの声もありました。
ファン
「うちの換気扇のファンはシロッコファンで大きかったので、それが入るサイズのダンボールとゴミ袋をつけおき用に用意しました。ダンボールの中にゴミ袋を広げ、重曹水の中で1時間ほどつけおきした後、スポンジと古い歯ブラシでこすり、洗い流しました」(30代ママ)
換気扇のファンは、ダンボールを使ってつけおき掃除したママがいるようです。ファンを取り外すとき、油が固まってネジが外れない場合は、10秒ほどドライヤーの熱風を当てると油が溶けて外しやすくなったというママの声もありました。
換気扇のつけおき掃除をしよう
油汚れが気になる換気扇は、アルカリ性の洗剤や重曹を使うと汚れも落ちやすいようです。つけおき掃除をするときは、ダンボールを使うと便利かもしれません。掃除をする前には、周りが汚れることを防いだり換気扇の電源を抜いたりと準備をしっかりして、定期的に換気扇の掃除ができるとよいですね。