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無垢材のフローリング、美しさを長持ちさせる掃除のコツとは
無垢フローリングは、温かみのある風合いとナチュラルな雰囲気が魅力の床材の一つです。長持ちさせるためにも定期的な掃除が必要ではないでしょうか。そこで、今回は掃除の方法とコツについて紹介します。
無垢フローリングの掃除方法
無垢フローリングの掃除の仕方を見ていきましょう。
普段のお手入れ
日常的なお手入れとしては、乾いたぞうきんでの乾拭きが基本のようです。ホコリやゴミなどは掃除機で吸い取り、板のすき間などに入り込んだゴミがなかなか取り切れない場合は、つまようじなどで取り除くといいかもしれません。
汚れが気になるとき
無垢フローリングの汚れが気になる場合は、固く絞ったぞうきんで拭き掃除をするとよいようです。水拭きだけでは汚れが落ちない場合は、薄めた洗剤をぞうきんに含ませて固く絞ったのち、再度水拭きをしてみるといいかもしれません。
無垢フローリングの掃除道具
無垢フローリングの掃除に使う道具にはどのようなものがあるのでしょうか。
基本は掃除機とぞうきん
基本的な掃除は掃除機とぞうきんを使うとよいのではないでしょうか。
フローリングモップ・ワイパー
床に落ちた細かいゴミや髪の毛、ホコリなどは、フローリングモップやワイパーなどを使って取り除くといいようです。この際、ウェットタイプや薬剤が付いたものを使わずに、乾いたものを使うようにするとよさそうです。
こんなものも役に立つ
板のすき間に入り込んだゴミなどを取るときに、つまようじの他に歯ブラシ、いらなくなったカードなども活用できるようです。また、床に付着した頑固な汚れを消しゴムでこすり取るという方法もあります。
無垢フローリングの掃除のコツ
無垢フローリングを掃除するときのコツをご紹介します。
掃除機のかけ方
無垢フローリングの板の溝に沿ってゆっくりと丁寧に掃除機をかけるのがコツのようです。ノズルをしっかり床につけ、できるだけ細かい動きで操作するといいかもしれません。サッシとのすき間部分や壁際には、細口のノズルを使って掃除するのがよさそうです。
水拭きは短時間で済ませる
水拭きが必要になった場合は、短時間でサッと済ませるといいかもしれません。あまり長い時間水が床に触れてしまうと、水の跡が残ったり床を傷めてしまったりすることがあるようです。
無垢フローリング掃除の体験談
実際に無垢フローリングの掃除をした人の体験談をききました。
棕櫚(しゅろ)のほうきを愛用
「毎日の掃除に、掃除機ではなく棕櫚のほうきを使用しています。棕櫚の木の皮でできているほうきで掃除をすると、天然の脂がホコリを吸着して、細かいゴミを絡め取ってくれるのですごくきれいになります。ホコリも舞い上がりにくい気がします」(40代/女性/事務)
スチームモップを使ってしまった
「床の黒ずみが気になり、きれいになるかもとスチームモップを使ってしまいました。汚れの気になるところにしっかりスチームモップをかけてしまったせいで、フローリング板が毛羽立ってしまい後悔。無垢フローリングには向いていなかったとあとで知りました」(30代/女性/販売)
汚れづらくするためにしていること
無垢フローリングの汚れを防止するためにしていたことの体験談をご紹介します。
水をこぼしてしまったらすぐに拭く
「無垢フローリングは、水などがこぼれたままにしておくと跡が残ってしまうと業者さんから聞きました。そのため、水などがこぼれているのを見つけたら、すぐにサッと拭きとるように意識しています」(30代/女性/専業主婦)
子どもの食べこぼし対策
「4歳と1歳の子どもがいるので、毎日の食事の際、どうしても食べこぼしをしてしまいます。その度にお手入れをするのも難しいので、ダイニングテーブルの下にフロアマットを敷いています。表面は水をはじく素材なので、子どもたちが食べ物や飲み物をこぼしても安心です。無垢フローリングと同じ木目柄なので、違和感もなく気に入っています」(20代/ママ/介護)
日々のお手入れで長持ちさせよう
今回は無垢フローリングの掃除の仕方についてご紹介しました。掃除の方法やコツ、体験談などを参考にして、毎日の掃除に役立てるとよいかもしれません。無垢フローリング独特の美しい風合いを長持ちさせるためにも、汚れがたまってしまう前に、こまめにお手入れができるとよいですね。