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ペットのケージを手早くきれいに。簡単に掃除できる方法、便利なアイテムなど
犬や猫などのペットの住まいであるケージを、いつも清潔にしてあげたい、できれば手早く簡単にすませたいと思っている方もいるのではないでしょうか。今回の記事ではペットのケージの掃除方法やコツ、便利な掃除道具をご紹介します。
犬や猫のペットのケージを楽に掃除したい
犬や猫、ウサギやハムスターなどペットが暮らすケージやサークルを毎日清潔にしてあげたい、と思っている方は多いかと思います。ケージの掃除を怠ってしまうと、ペットの糞尿やエサの食べ残しなどで、部屋の悪臭の原因になってしまうかもしれません。
ケージを毎日時間をかけて掃除をするのは大変ですし、ペットの負担にもなりかねないため、手早く簡単に掃除できる方法を知りたい、と思っているママもいるのではないでしょうか。
ケージの掃除手順や簡単お手入れのコツ
ペットのケージを清潔に保つことは、ペットが快適に過ごす上でとても重要です。ケージの掃除は手間がかかると思われがちですが、いくつかのコツを掴めば、日々の負担を減らすことができます。ここでは、効率よくケージをきれいにする方法をご紹介します。
毎日のお手入れ:トイレと床の清掃
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毎日の簡単なお手入れで、ケージをきれいに保てます。まずは汚れやすい場所、特にトイレや床をきれいにしましょう。
- 排泄物の片付け: まず、トイレの糞や尿を処理します。ペットシーツやトイレ砂を使っている場合は、汚れている部分を取り除き、新しいものに交換しましょう。
- 拭き掃除: 汚れが残っている部分を、ペット用の除菌・消臭スプレーや、薄めた中性洗剤を染み込ませた布で拭き取ります。この時、ペットが舐めても安全な製品を選ぶことが大切です。
- 道具の常備: ケージの近くに、スプレーやウェットシート、ビニール袋などをセットにして置いておくと、気づいた時にすぐに掃除ができてとても便利です。
定期的な拭き掃除:サークルや床全体
毎日の掃除に加えて、ケージ全体を定期的に拭き掃除すると、より清潔な環境を保てます。
- スプレーと布で拭き取り: ケージのサークルや床全体に、除菌スプレーを軽く吹きかけ、乾いた布やペーパータオルで拭き取ります。拭き残しがないように、丁寧に拭きましょう。
- 洗剤を使う場合: 汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて使います。洗剤を使用した後は、洗剤成分が残らないように、水拭きでしっかりと拭き取ることが重要です。
これらの手順を習慣にすることで、ケージをいつもきれいに保つことができ、ペットも飼い主さんも快適に過ごせます。日々の少しずつの積み重ねが、ペットの健康を守る第一歩になります。
ペットのケージ掃除の頻度は?
犬や猫のケージやサークルは、抜け毛やフケ、外から持ち込んだ砂埃などで意外と汚れやすいものです。目に見えない排泄物や、季節によっては花粉が付着していることもあります。特に花粉症のある犬や猫にとって、ケージを清潔に保つことは非常に大切です。
理想の頻度は毎日掃除することですが、仕事や家事、育児で忙しいと毎日の完璧な掃除は難しいかもしれません。そこで、毎日のお手入れは簡単な拭き掃除に留め、週に一度は全体を念入りに掃除するといった工夫をしてみてはいかがでしょうか。ペットの汚れ具合やご自身のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲でケージをきれいに保つようにしましょう。
ペットのケージの掃除便利グッズ
ケージの掃除を手早く簡単にすませることができる、便利な掃除グッズについてご紹介します。
消臭スプレー
ペット用の除菌消臭スプレーは、掃除の際に便利な道具のひとつかもしれません。気になる場所や汚れた場所にかけて、さっと拭き取ることで除菌と消臭の効果が期待できます。ペット用の除菌消臭スプレーを選ぶようにしましょう。
ケージ用の掃除シート
ケージ用の掃除シートもあると便利かもしれません。消臭効果のあるシートを使用すれば、においを抑える効果も期待できるようです。シートをしまう専用のケースも売られているようなので、その中に収納してケージの横に置いておけば、気になるときにすぐに使えそうです。
ハンディ掃除機
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ハンディ掃除機は、ケージ内の抜け毛やホコリを吸い取るのに役に立つようです。家庭用の掃除機と比べると、細かいところや狭いところも掃除することができるので、ケージの掃除に活躍してくれそうです。特に毛の生え換わりの時期は抜け毛も増えるので、ハンディ掃除機で小まめに掃除するとよいかもしれません。
ペットシーツ
ケージの床にペットシーツを敷いておけば、汚れた際にシーツを取り変えるだけなので、掃除が楽になりそうです。また、小まめに変えてあげことで、ケージ内を清潔に保つことができそうです。
ペットのケージを掃除する際の注意点
ペットのケージを掃除する際は、いくつかの注意点を守ることが大切です。まず、掃除中はペットを安全な場所に移動させ、誤って洗剤などを口にしないようにしてください。次に、洗剤や消毒液を選ぶ際は、ペットが舐めても安全な製品を選びましょう。人間用の洗剤はペットにとって有害な成分が含まれていることがあるため、使用は避けてください。
また、掃除後は洗剤成分が残らないように、しっかりと水拭きして乾燥させることが重要です。湿気が残ると、カビや細菌が繁殖する原因になります。これらの注意点を守ることで、ペットの安全と健康を守りながら、ケージを清潔に保つことができます。
【体験談】ケージ掃除の裏ワザやコツ
犬や猫などのペットを飼っているママに、試してみてよかった裏ワザ体験談を聞いてみました。ぜひ、掃除の際の参考にしてみてください。
ミニほうきとチリトリのセットですぐに清潔に
「猫のケージの掃除には、ミニほうきとチリトリが役に立ちました。トイレ用の砂が散らかったときに集めたり、抜け毛を集めたりするのに便利です。かわいいデザインのものを選んで壁にかけておけば、インテリアにもなりますし、気がついたときにすぐに使えるので便利です。汚れがひどいときは、雑巾に食器用洗剤をつけて拭いています。」(小学2年生の女の子のママ)
作業用のゴム手袋で抜け毛対策
「リッチェルのケージを使っていますが、犬の抜け毛を掃除するのに便利なのが、滑り止めがついた作業用のゴム手袋です。手袋をしてケージの表面をこすると、抜け毛が手袋にくっつきます。手袋をしたまま犬を撫でると、ブラッシングで取りきれない抜け毛もしっかり取れます。心なしか犬も気持ちよさそうですよ」(7歳の女の子のママ)
掃除のしやすいケージを選ぶ
「犬用ケージの掃除を簡単にするコツは、掃除しやすいケージを選ぶことだと思います。天板が楽に取り外せるものや、床がトレーになっているタイプのものは、汚れも落ちやすく、洗いやすいので掃除がかなり楽です。掃除を楽にしたいなら、ケージそのものを見直してみてはいかがでしょう。子どもも楽に掃除できるケージなら、積極的にお手伝いしてくれるかもしれません」(中学2年生の女の子と、小学4年生の男の子のママ)
犬や猫などペットに快適な環境を
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犬や猫など大切なペットが心地よく暮らせるように、ケージの中は常に清潔に保ちたいですよね。簡単に掃除する方法を知っておくことで、楽に掃除ができるのではないでしょうか。今回ご紹介した掃除方法を活用して、ケージをきれいに保ってあげられるとよいですね。