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【2020年】戌の日はいつ?六曜の意味や戌の日の由来について
ママの体調に合わせて日取りを決めよう
2020年の戌の日はいつなのか知りたいというママやパパもいるかもしれません。戌の日に安産祈願を行うとき、大安や仏滅などの六曜を意識して日取りを決めたいと考えることもあるでしょう。2020年の戌の日はいつなのかや、六曜の意味、戌の日の由来や意味についてご紹介します。
2020年の戌の日はいつ?
戌の日という言葉を聞いたことがあるママやパパもいるのではないでしょうか。日本では妊娠5カ月目の戌の日に、ママのお腹に腹帯を巻き、安産祈願をする風習があるようです。
2020年の戌の日はいつなのか気になることもあるかもしれません。4月~12月の戌の日をご紹介します。
- 4月1日(水)大安、13日(月)大安、25日(土)赤口
- 5月7日(木)赤口、19日(火)赤口、31日(日)赤口
- 6月12日(金)赤口、24日(水)友引
- 7月6日(月)友引、18日(土)友引、30日(木)先負
- 8月11日(火)先負、23日(日)大安
- 9月4日(金)大安、16日(水)大安、28日(月)先勝
- 10月10日(土)先勝、22日(木)友引
- 11月3日(火)友引、15日(日)仏滅、27日(金)仏滅
- 12月9日(水)仏滅、21日(月)大安
六曜について
六曜とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つを言い、中国で誕生したと考えられています。
鎌倉時代頃に日本に伝わり、六曜を使ってさまざまなことを占うようになったようです。
戌の日のお祝いをいつにしようか考えるときに、縁起がよいとされている日を選びたいというママやパパもいるでしょう。六曜のそれぞれの意味についてご紹介します。
先勝(せんしょう・せんかち)
先勝は、「先んずれば必ず勝つ」という意味があり、何事も急いでやればよい日と考えられているようです。
先勝には吉の時間と凶の時間があると言われており、午前中は吉、午後2時から午後6時までが凶とされています。
先勝の日に戌の日の帯祝いをする場合は、午前中に神社にお参りに行くなど、時間帯を意識するとよいかもしれません。
友引(ともびき・ゆういん)
友引は、友人を引き込むという意味があり、大安の次に縁起がよい日と考えられています。
友引は、丑の刻と呼ばれる午前11時~午後1時は凶の時間、それ以外の時間帯は吉の時間だと言われています。
友引の日を選んで戌の日の帯祝いをする場合は、朝か夕方に行うとよいかもしれません。
先負(せんぷ・さきまけ)
先負は、急用や争いは避けて静かに待つことがよいとされています。
「負」という文字から縁起が悪い日というイメージがあるかもしれませんが、先負は「先んずれば負け」という意味があり、午前が凶で午前が吉だと考えられています。
先負に帯祝いをする場合は、午前中の時間帯を避けて午後に行うとよいでしょう。
仏滅(ぶつめつ)
仏滅は、「仏も滅する不吉な日」と言われており、仏滅にはお祝い事や勝負事はしない方がよいと考えられています。
戌の日が仏滅で、別の日にずらしたいというママもいるかもしれません。
帯祝いは妊娠5カ月でなければならないという決まりはないため、妊娠4カ月や6カ月などにずらすのもひとつの方法でしょう。
大安(たいあん・だいあん)
大安は、「やってはいけないことが何もない日」と考えられており、ほかの六曜のような凶の時間はないようです。
戌の日の帯祝いを大安に行いたいと考えるママは多いかもしれません。
休日と大安が重なっている日は神社が混雑する場合があるため、ママの体調に合わせながら安産祈願できるとよいですね。
赤口(しゃっこう・しゃっく)
赤口は仏滅の次の凶日だと考えられており、何かを始めるには向かない日のようです。
赤口の「赤」は、火などの赤いものを連想させるため、火の元やけがに気をつける日とも言われています。
午前11時~午後1時が吉で、それ以外の時間帯は凶だと考えられているため、戌の日が赤口の場合は、お昼の時間帯に行うとよいかもしれません。
戌の日の由来と意味
戌の日にはどのような由来や意味があるのでしょうか。
由来
戌の日にする安産祈願は帯祝いとも言われており、戌の日に岩田帯(いわたおび)という腹帯を巻いて安産を願うようです。
帯祝いに使われる腹帯は、古事記が由来になっていると言われています。
古事記によると、神功(じんぐう)皇后がお腹の赤ちゃんを守るために、お腹に帯を巻いていたようです。
無事出産できたことから、戌の日の安産祈願に腹帯が使われるようになったと考えられています。
意味
戌の日の戌は、十二支の戌を指していると言われています。年に干支があるように日にも干支があり、戌は11番目にあたるため、12日に一度めぐってくるようです。
戌はお産が軽く、たくさんの赤ちゃんを産むことから、昔から安産の守り神として、また厄除けとして親しまれていたそうです。
このことから、戌の日に安産祈願をするようになったと考えられています。
戌の日に使う岩田帯には、岩のように頑丈な体の元気な赤ちゃんが生まれるように、という願いも込められているようです。
ママの体調に合わせて戌の日に安産祈願をしよう
2020年の戌の日はいつなのか、六曜の意味についてご紹介しました。安産祈願の日取りを決める際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
妊娠5カ月の戌の日が仏滅や赤口にあたることが気になる場合は、妊娠4カ月や6カ月などにずらして神社にお参りに行くのもよいようです。
戌の日の帯祝いは何日に行うという決まりはないため、ママの体調に合わせながら安産祈願できるとよいですね。