こちらの記事も読まれています
戌の日の安産祈願は大安に行くべき?大安に行ったママと、大安以外に行ったママの体験談
妊娠がわかり、戌の日にお参りしようとしたとき、大安がよいのか、大安以外でもよいのか、気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、戌の日と大安について、戌の日が大安じゃない場合はどっちを選ぶとよいのか、戌の日のお参りを誰と行くのかなど、体験談を交えてご紹介します。
戌の日と大安
妊娠してから初めて戌の日について知るようになったというママもいるのではないでしょうか。戌の日には安産祈願に行くとよいとされていますが、縁起がよいとされる「大安」を選ぶほうがよいのか、気にするママもいるようです。戌の日と大安の関係について調べてみました。
戌の日とは
日本の年に十二支があるように、日にも十二支があり、12日に一度戌の日があります。犬はたくさんの子どもを産み、安産であることが多いため、犬の出産にあやかり健康な子どもを軽いお産で産めますようにとの願いを込めて、戌の日に安産祈願をすると言われています。一般的には、妊娠5カ月目に入った最初の戌の日にお参りをしたり、腹帯を巻くとよいとされています。
「戌の日」が「大安」以外のこともある?
安産祈願はなるべくよい日に行いたいということから、「大安」かどうかを気にするママもいるかもしれません。しかし、戌の日は12日に一度まわってきて月に2、3回しかないため、必ずしも大安と重なるわけではないようです。
戌の日や大安を調べるには、大安が記された暦を見たり、インターネットで出産予定日を入力すると戌の日を自動計算してくれるサイトなどを利用したりするとよいようです。
安産祈願は戌の日と大安どっちに行くべき?
おめでたい行事は大安に行ったほうがよいという考えから、戌の日と大安が重なる日に安産祈願に行くべきかと考えるママもいるようです。しかし、戌の日と大安は重ならない場合も多く、そういう場合はどっちの日で安産祈願にいくべきなのか、迷うこともあるかもしれません。安産祈願に行ったママたちに話を聞いてみました。
「妊娠5カ月目の戌の日はすべて大安以外だったので、大安より戌の日を優先してお参りにいきました」(20代ママ)
「実家の母が大安かどうかを気にしていました。戌の日は先勝か仏滅だったので、先勝の戌の日にお参りに行くことに決めました」(30代ママ)
「大安かどうかはあまり気にしませんでした。戌の日だけを調べて、夫と2人でお参りをしました」(30代ママ)
戌の日が大安じゃないことを気にしたママもいれば、大安以外であっても気にしなかったママもいました。ママ自身は気にしていなくても家族が気にする場合もあるようです。ママの気持ちが落ち着くように日取りを選べるとよいかもしれませんね。
戌の日の安産祈願は誰としたのか
ママたちは戌の日の安産祈願のお参りを、誰と行ったのでしょうか。聞いてみました。
一人でお参りに行った
「妊娠5カ月目に入った最初の戌の日が大安だったため、その日に行こうと決めました。平日だったので、一人でお参りにいきました」(30代ママ)
「戌の日に夫や母と安産祈願に行きたかったのですが、夫や母と都合があわなかったので、戌の日に一人でお参りに行きました」(30代ママ)
戌の日にあわせて安産祈願に行ったというママがいました。戌の日が平日の場合、仕事の都合などで家族といっしょにお参りにいけない場合もあるかもしれません。一人でお参りに行く場合、なるべく短時間で出かけられるようにするとよいかもしれませんね。
夫とふたりでお参りに行った
「戌の日を調べたらすべて平日でした。仕事をしていたので、休日に夫とふたりでお参りに行きました」(20代ママ)
「休日に戌の日があったので、その日に夫とふたりで安産祈願に行きました。夫といっしょに安産を願うことができて嬉しかったです」(30代ママ)
夫とふたりで安産祈願に行ったというママがいました。戌の日にこだわらず、夫婦で安産祈願をするということを大切にしたというママの声もありました。
他の家族とお参りに行った
「実母と義母の三人で都合のあう日にお参りに行きました。三人の都合のあう日が戌の日でも大安でもなかったのですが、二人の母にきてもらうということを何より大切にしたかったので、あまり日取りにはこだわりませんでした」(30代ママ)
戌の日にこだわらず、両家のタイミングのあう日に全員でお参りに行ったというママもいるようです。両家あわせてお参りに行き、お参りの後に母たちに手伝ってもらい腹帯を巻いたというママの声もありました。
戌の日の安産祈願で気にしたこと
戌の日の安産祈願に行くときはどのようなことに気をつければよいのでしょうか、ママたちに聞いてみました。
体調や天気のよい日にする
「戌の日にお参りする予定でしたが、私の体調がよくなかったので、別の日に変えました。戌の日ではなくなってしまったけど、私や夫の両親もいっしょに行ってくれることになったのでよかったと思います」(30代ママ)
「お参り予定の日が大雨になってしまったので、天気のよい日に変更しました。足元が悪いと滑ったり転んだりしてもいやなので、変更してよかったです」(30代ママ)
体調や天気によってお参りする日を変更したというママがいました。戌の日にこだわらず、ママの体調や天気のよい日にお参りするのもよいかもしれません。
暑さ寒さ対策をする
「安産祈願に行ったのは夏だったので、首元を冷やすものを持って行きました。当日は人も多くて暑かったので、対策できるものをもっていってよかったと思いました」(20代ママ)
「休日の戌の日、しかも大安の日にお参りに行ったので混んでいて待ち時間が長く、途中で体が冷えてしまいました。寒さ対策にストールを持っていって正解でした」(30代ママ)
季節によっては安産祈願に行く時期が暑かったり寒かったりする場合もあるかもしれません。お参りの日の天気や気温にあわせて暑さ寒さに対策できるものを持っていくとよさそうです。
安産を願う気持ちが大切
安産祈願のお参りや腹帯を巻くとよいとされる戌の日は、大安以外のこともあるようです。戌の日が大安じゃない場合、どっちを優先するかということではなく、ママの体調や家族の都合、天候などを考慮して安産祈願に行けるとよいかもしれません。ママの気持ちが落ち着くように日取りを調整し、安産祈願ができるとよいですね。