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ひな祭りには行事食を用意して女の子の健やかな成長を祝おう
行事食の由来やレシピなど
ひな祭りの行事食について気になっているママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、ひな祭りの行事食の由来や、ママたちが作ったひな祭りのレシピ、ひな祭りのお菓子を用意するなどの工夫したことを、体験談を交えてご紹介します。
ひな祭りとは
ひな祭りとは日本に昔からある五節句のひとつで、女の子の健やかな成長と幸せを願って行う行事のようです。平安時代に厄払いとして紙の人形を作って川に流したことや宮中の女の子の人形遊びなどがひな祭りの由来とされており、江戸時代に入ってひな壇に人形を飾ってお祝いをするようになったそうです。
ひな祭りは桃の節句とも言われ、ひな祭り当日はひな人形に桃の花やお菓子などを供え、家族で行事食を食べる習わしがあるようです。
そこで今回は、ひな祭りの行事食についてママたちの体験談を交えながらお伝えします。
ひな祭りの行事食と由来
ひな祭りの行事食にはどのようなものがあるのでしょう。また、行事食には由来があるのでしょうか。ママたちに行事食として用意したものを聞いてみました。
ちらし寿司
40代ママ
ひな祭りの行事食のひとつにちらし寿司があるようです。ちらし寿司そのものに特別な由来はないようですが、長生きできるようにという願いをこめたエビや、先が見通せるようにというれんこん、健康でまめに働くという意味のある豆などを具材にするとよいかもしれません。
蛤の潮汁
30代ママ
我が家のひな祭りの行事食には蛤の潮汁があります。結婚式でも出される蛤には、夫婦仲よくすごせるようにという由来があるそうなので、娘が幸せな結婚をできるようにと願いながら作りました。
蛤は2枚の貝殻がぴったりとあうということから、良縁に恵まれるようにという願いをこめてひな祭りの行事食になったという由来があるようです。蛤を器に盛りつけるときには、開いた貝殻の両方に貝の身を乗せるようにしたというママの声もありました。
白酒や甘酒
30代ママ
ひな祭りの前日から、子どもも飲める甘酒を作りました。ご飯に米麹を混ぜて一昼夜保温しておくという作り方ですが、やさしい甘さがあるためか子どもが気に入っているようです。
大人用にはアルコール分のある市販の白酒を用意しました。
ひな祭りの行事食のひとつである白酒には悪いものを体から出すという由来があるようです。白酒にはアルコール分が含まれるので、子ども用には甘酒を用意するとよいかもしれません。
ママのなかからは、ひな祭り用に市販されている白酒にはアルコールの入っているものとそうでないものがあるようなので、購入する際は成分表示を確認しているという声も聞かれました。
ママたちが作ったひな祭りのレシピ
ひな祭りには定番の行事食をアレンジして作るレシピもあるようです。ママたちに実際に作ったひな祭りのレシピを聞いてみました。
ひし餅風ちらし寿司
20代ママ
私がひな祭りに作ったのはひし餅風のちらし寿司です。刻んで塩茹でしたえんどう豆を酢飯に混ぜてひし餅の下の段の緑色を表し、桜でんぶで上の段のピンク色を表しました。
三色重ねてひし形に盛りつけた上に、錦糸卵やサーモンなどを使って飾りつけたら完成です。
ひし餅のようなちらし寿司をひな祭りに作ったママがいました。緑と白とピンクを重ねた上にスライスしたスモークサーモンでバラの花などを作って飾ると、ひな祭りらしい華やかな一品になりそうです。
蛤と手毬麩のお吸い物
40代ママ
ひな祭りには蛤と手毬麩のお吸い物を作りました。蛤と手毬麩を茹でて白だしで味を整えるという簡単なレシピですが、器に盛りつけて三つ葉を散らすと、女の子のお節句によくあうきれいなお吸い物になります。
ひな祭りの定番の蛤とかわいい手毬麩を使うお吸い物のレシピのようです。手毬麩の他に花の形にカットした緑やピンクの花麩を入れても、子どもが喜ぶカラフルなお吸い物になるかもしれません。
エビ入り茶碗蒸し
30代ママ
縁起のよいエビを使って子どもの好きな茶碗蒸しを作りました。玉子とだし汁をあわせて茶碗蒸しを作り、塩茹でしたエビとえんどう豆、アスパラを上に乗せたら完成です。
最後に片栗粉で作ったあんをかけると、ひな祭りらしい艶のある茶碗蒸しになりました。
ちらし寿司に入れる具材を使って茶碗蒸しを作ったママがいました。エビや豆の他に旬のグリーンアスパラを取り入れることで、春を感じることができるひな祭りのレシピになりそうです。
ひな祭りの食事を楽しむ工夫
ひな祭りの行事食が用意できたら、さらにひと工夫することで楽しい食事になるかもしれません。ひな祭りの食事を楽しむための工夫を、ママたちに聞いてみました。
ひな祭りのお菓子を用意する
20代ママ
ひな祭りには行事食といっしょにお菓子も用意しました。ちらし寿司などの傍らに、カラフルなひなあられやひし餅などを並べることで、子どもが笑顔になる華やかな食事になったと思います。
ちらし寿司やお吸い物といっしょにひなあられなどのかわいいお菓子が並ぶと、ひな祭りの食卓がいっそう楽しいものになりそうです。ママのなかからは、1年に1度のお祝いなので、子どもが喜びそうな美しいお菓子を取り寄せたという声も聞かれました。
ひな祭りにあう食器を使う
40代ママ
ひな祭りには特別な食器を使ってお祝いをしています。ひな人形が描かれたお皿や桃の花が描かれたお椀などを食卓に並べると、娘が「ひな祭りの特別なお料理だね」と嬉しそうに笑ってくれました。
ひな祭りにあう食器を使ってお祝いをするという工夫をしているママがいました。おいしい料理やお菓子が華やかな食器に盛りつけられていると、子どものひな祭りのすてきな思い出になりそうです。
ひな祭りには幸せを願う行事食を用意しよう
ひな祭りにはちらし寿司や蛤のお吸い物といった行事食を用意しているママがいました。蛤には女の子の良縁を願うという由来があるために、行事食に取り入れることがあるようです。
ひな祭りには定番のレシピをアレンジして華やかな料理にしたり、かわいいお菓子を食卓に飾ったりして、子どもの幸せを願う行事食を用意できるとよいですね。
ひな祭りには毎年定番のちらし寿司を作ります。女の子のお節句の行事食なので、子どもの幸せを願いながら縁起のよいエビやれんこん、絹さやなどを入れて作ったところ「きれいなお寿司だね」と子どもに喜ばれました。