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手作りの卒園アルバム。表紙のデザインや内容のアイデアを紹介
卒園に向けて、先生へアルバムを手作りすることになったママもいるのではないでしょうか。そこで今回の記事では、手作りアルバムを作ることになった場合、何から準備し、どう進めたらよいのか、アルバムの作り方やデザイン、表紙や内容に関するアイデアを体験談を交えてご紹介します。
卒園アルバムをクラスで手作り
卒園アルバムをクラスで手作りすることになったら、まず始めに全体のデザインを考えるところから始めましょう。どんなタイプのアルバムにするのか、手間や予算を考慮することが大事です。また、係を決めて役割分担をすると、スムーズにアルバム作りが進みます。
デザインができるママや、写真が趣味のママなど、得意分野がある場合は協力をお願いするとよいでしょう。
構成については複数のママで意見を出し合い、できるだけ偏りがなくみんながよいと思える案を取り入れましょう。
全体のデザインを考える
卒園アルバムを手作りする際のアイデアを手順に沿ってご紹介します。まずは、アルバム全体のデザインについて考えてみました。
既製のアルバムを使う
既製のアルバムは、アルバム自体は既製のもので中身を手作りするタイプがあります。
市販されているアルバムに写真を貼って綴じるタイプは、しっかりした作りの上に手作り感も出るので、温かみがあるアルバムを簡単に作りたいより場合に適しているのではないでしょうか。
バインダー式のものを選べば、内容量に合わせてページを増減できるのが利点でしょう。
既製ののアルバムは、特別感がほしい場合によいですが、費用が高くなってしまう場合があるので、予算を考慮した上で決めましょう。
画用紙で卒園アルバム作り
画用紙などを使って、心のこもったオリジナルアルバムを作ることもできます。
既製のものに比べて予算も安く済み、デザインもすべて自分たちで決めることができますが、手間がかかるのと、既製のアルバムに比べて耐久性など、保存しにくいというデメリットもあります。
小さなフォトアルバム
近年、手軽に写真をアルバムにできる「フォトブック」が人気のようです。写真やデザインを選んで、数ページのコンパクトなアルバムにできます。
写真屋さんやスマホのアプリなどで手軽に作れるうえ、金額も手ごろなのが魅力です。場所をとらないコンパクトな大きさのため、他のプレゼントに添えて渡す場合などにも適しているかもしれません。
手作り卒園アルバムの表紙アイディア
次に、卒園アルバムの表紙のアイディアについてご紹介します。
写真を貼る
クラスの集合写真やクラスのみんなで制作した作品の写真など、一目で先生が「こんなクラスだったな」とわかるものを表紙に選ぶことで、印象に残るアルバムになります。
集合写真だと手軽ですが、より手作り感やインパクトを出したい場合には、ひとりひとりの写真を切り貼りしてコラージュ風に仕上げるのもよいですね。
イラストをのせる
園児の描いたイラストを表紙にデザインすると、かわいらしい手作り絵本のような雰囲気の表紙になります。また、似顔絵が得意なママがいる場合は、先生の似顔絵や、園児の似顔絵を描いてもらうのもひとつのアイデアです。
卒園アルバムに使う写真を集める
卒園アルバムに使う写真を集める際には、どのような写真を集めればよいのでしょうか。
イベント時のもの
イベント時に撮った写真は、園での思い出を振り返ることができます。集合写真や、イベントの様子が良く分かる写真を選ぶとよいでしょう。七夕の写真なら短冊や七夕飾りの写真など、人が写っていないものも適度に交えるとメリハリのあるアルバム構成になります。
ひとりずつ撮影したもの
イベントの集合写真には、クラスの園児全員が写っているとは限りません。イベントを病欠した子や、途中から転園してきた子がいる場合もあります。個人写真を載せることで、写真の偏りを減らすことができ、クラス全員をアルバムに載せることができます。
アルバムの容量が少なく、ひとりずつの写真を使うことが厳しい場合は、数人で写っているグループごとの写真を使用するというアイディアもありますね。
卒園アルバムの構成を決める
表紙のデザインや使う写真を集めたら、アルバムの内容の構成を考えましょう。構成についてのアイディアをご紹介します。
写真の切り抜きを使う
どのページにどの写真を使うか、写真をどうレイアウトするかを考え、必要に応じて写真を切り抜いて使用します。使用する写真の数が多いほど、レイアウトは複雑になっていくので、あれもこれもと欲張りすぎない方がスッキリ見えるでしょう。
また、時系列順に貼ると、園児の成長を振り返りやすいかもしれません。
コメントを多数入れ込む
写真だけでは少し味気ない印象になりがちです。イベントに関しての説明や、思い出を綴ったコメントなどを入れることで、よいアクセントになります。コメントといっしょに子どもが描いた絵や手作りの折り紙などをいっしょに貼ると、ほのぼのした印象のあたたかみのあるアルバムに仕上がるでしょう。
卒園アルバム作りの体験談
実際に卒園アルバムを手作りしたことがあるママたちに、体験談を聞いてみました。
先生のための折り紙を添えて
「卒園式の日に園児と保護者から先生へ、花束と手作りアルバムを渡しました。使用したアルバムは、粘着式のフィルムに写真をレイアウトして綴じるタイプ。園児ひとりひとりが先生のために折ったさまざまな形の折り紙を、フィルムの中に綴じました。
凝ったデザインでではないですが、感謝とぬくもりにあふれたアルバムを作ることができ、先生に喜んでもらえました」(20代ママ)
写真選びには時間が必要
「実際にアルバムを手作りしてみて、写真を選ぶのに時間がかかることを実感しました。誰がどれだけ写っているか、使用する写真に偏りがないように選ぼうとしたところ、『この子はこのイベントに写っていない』『この子は目を瞑っていることが多い』など、チェックの量が膨大になってしまい、アルバムの完成が卒園ギリギリになってしまいました。
先生へ渡す日に合わせるように、写真選びは早めに取りかかった方がよいかもしれません」(30代ママ)
先生にしっかりと感謝の気持ちを伝えるためにも、余裕を持って準備に取り掛かる必要があるようですね。
感謝を込めた手作り卒園アルバムを先生へ
心を込めて作ったプレゼントは貰うととても嬉しいもの。
アイディアたっぷりのオリジナルデザインの表紙で、世界にひとつだけの手作りアルバムに仕上げ、卒園の記念にお世話になった先生へ感謝の想いを伝えられるとよいですね。