水が手に入らない災害時でも、すぐに赤ちゃんへミルクをあげられる自治体向け液体ミルクセット「明治ほほえみ らくらくミルク ピジョン母乳実感 防災セット」が9月1日(金)防災の日に新発売※1
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ピジョン株式会社(本社:東京、社長:北澤 憲政)は、株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也 以下、明治)と共同で、災害時にもすぐに赤ちゃんにミルクをあげられる自治体向けの乳児用液体ミルクセット「明治ほほえみ らくらくミルク ピジョン母乳実感 防災セット」を2023年9月1日(金)防災の日より販売を開始します。※1
自治体の要望から生まれた防災セット
「明治ほほえみ らくらくミルク ピジョン母乳実感 防災セット」は、当社の「母乳実感(哺乳器用乳首、キャップ・フードセット)」と、明治の「明治ほほえみ らくらくミルク(200ml×6缶)」「アタッチメント」を組み合わせて、自治体向けに発売する商品です。
当社の「母乳実感(乳首、キャップ・フード)」を使用するための「アタッチメント」は、「明治ほほえみ らくらくミルク」の企画品※2 などに付属して明治より販売をしてきましたが、「母乳実感(乳首、キャップ・フード)」は別途購入する必要がありました。しかし、複数の自治体より「『母乳実感(乳首、キャップ・フード)』を一緒に備蓄したい」という声が多くありました。今回、この要望を受け、「赤ちゃんに災害時にも安心して栄養摂取ができる環境を提供したい」という両社の共通する思いから当セットの発売に至りました。授乳に必要なものが一つの箱にまとまっていることで、自治体は災害時の混乱下でも迅速に提供することができ、哺乳びんなどの備蓄の必要もなくなるため、備蓄のためのスペース削減にもつながります。
2023年7月に明治で実施した全国自治体調査※3 では、液体ミルクを自治体自身で購入し備蓄している自治体は全体の約5割であることがわかっています。また、備蓄していない自治体においても、「液体ミルク備蓄をする予定がある・予定はないが備蓄の必要性があると認識している」と回答した自治体は約7割との結果になりました。さらに備蓄用として活用しやすいセット商品を自治体向けに提供することで、自治体の備蓄促進に貢献し、災害時の赤ちゃんの健康を守っていきたいと考えています。
当社は、今後も赤ちゃんが災害時にも安心して栄養摂取ができるよう、さらに自治体との連携を強化していきます。また災害用に開発された商品の展開だけでなく、平時にも災害時にも使用できる赤ちゃんのケア用品のラインアップを強化するとともに、乳幼児世帯に向けた防災に関する情報発信を積極的に行うことで、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にしてまいります。
※1 販売元は株式会社 明治(Amazon内 明治ショップ)
※2 アタッチメントは、当社の「母乳実感(乳首、フード・キャップ)」専用の設計です。
※3 株式会社 明治調べ(2023年7月実施、全国自治体備蓄状況調査、全国1,741自治体に調査票を送付し回答のあった474件を集計、本調査の詳細については株式会社 明治から8月中旬以降公表予定)