2022年7月22日より順次公開しているドキュメンタリー映画『こどもかいぎ』(監督:豪田トモ/ナレーション:糸井重里) の事務局は、撮影・制作を通じ、子どもたちの「対話の場づくり」に大きな必要性を感じ、誰でも、いつでも、どこでも『こどもかいぎ』を実施することのできる「『こどもかいぎ』のトリセツ」をリリースいたしました。
『こどもかいぎ』をしている間、子どもの頭の中では、お友達の意見を聴いて多様性に気づいたり、自分の考えを言葉にしていくことで、聴く力、話す力だけでなく、理解力、思考力、表現力、発想力、想像力、創造力など、非常に多様な力が育っていきます。
今後、『こどもかいぎ』が未就学児から、小中高校まで、継続的に取り組まれたら、いま、子どもたちを取り巻く、不登校やいじめ、精神疾患、自殺、ヤングケアラーなどの社会問題が改善されることが期待できます。「対話の力」を伸ばすことで、個人間の問題解決を暴力や暴言に頼ろうとする傾向が減り、虐待やDV、犯罪、ひきこもり、依存症などの予防になり、未来はより豊かなものになり、幸せな家庭やコミュニティが増え、戦争ではなく平和的な対話で物事を解決する社会につながっていくと考えています。