楽しく入浴習慣を身につけられる絵本「りすのおふろやさん」が刊行
おふろで使える繰り返しのフレーズに、心地よいオノマトペがたっぷりの、子ども自身の「おふろに入りたい」という気持ちを自然に育む1冊。12月から行われる「たなかしん作品展」では、今作含む絵本の原画も展示予定
「KADOKAWA」から、たなかしん氏が作・絵の絵本、「りすのおふろやさん」が刊行。海の砂で描かれた愛らしい動物たちが、いっしょにおふろに入る様子を描いた作品となっている。
おふろは健やかな成長にとても大切な生活習慣。この絵本では、おふろで使える繰り返しのフレーズに、心地よいオノマトペがたっぷり。「おふろは気持ちいい!」というイメージを育み、楽しく入浴習慣を身につけられる。
かわいい「りすのおふろやさん」が開店。ふわふわのしっぽで洗います。
本来、りすのしっぽは、乱暴に扱うと取れてしまうほど、とてもデリケートな部分。「りすのおふろやさん」のりすさんは、しっぽでみんなをふわふわ気持ちよく洗うために、特別な練習をしておふろやさんをはじめました。
あらいぐまくん、ひつじさん、しろくまくん……動物のお客さんが次々と登場。
動物たちがお互いを洗う場面では、子どもたちが夢中になる泡の「探し絵遊び」のしかけが。
みんながぴかぴかになってすっきりする姿は、りすさんにとって何よりのご褒美。
最後のページでは、「次は○○ちゃんの番だね」と呼びかけることで、子ども自身の「おふろに入りたい」という気持ちを自然に育む。
また、12月に阪急うめだ本店で開催される個展「たなかしん作品展」では、旅をテーマにした絵画作品や新作絵本の原画などを一堂に展示。
中でも今作「りすのおふろやさん」、「ねむねむごろん」の原画はタペストリーやパネルと共に展示され、大人も子どもも楽しめる空間が展開される予定となっている。
ぜひ子どもといっしょに読みながら、親子で楽しく入浴習慣を身につけてみては。
りすのおふろやさん
作・絵/たなかしん
対象年齢/1・2歳~
KADOKAWA刊 1,320円(税込)
問い合わせ先/KADOKAWA