小学校受験のカリスマが作問・監修した幼児向けワークブックが発売中
小学校受験問題を脳トレや謎解きのように楽しめる、有名小の図形問題や切り紙、模擬テストもついた「きりがみワーク」
「学研プラス」から、「こども知能パズルプラス きりがみワーク 3~4歳やさしい」「こども知能パズルプラス きりがみワーク 4~6歳むずかしい」の2点が発売中。
「小学校受験」問題は、幼児の思考力や生活知識を問うもので、パズルのように楽しめる問題がたくさんあり、「やってみたら楽しい!」が、学びの意欲へつながっていく。
「こども知能パズルプラス」は、小学校受験問題をより多くの子どもたちが楽しめるように編集した、新しいシリーズとなる。
今作の監修・作問は、小学校受験専門「フォレスト幼児教室」室長の武田澄子氏。丁寧な指導と、出題問題のデータベース化により、有名国立・私立小学校へ毎年高い合格率を誇る。
武田氏によると、子どもの数が減ってきていても、お受験をする子の数は、実は年々増加。とくにコロナの影響で、試験の形態が例年と大きく変わり、受験者が減るのではと思われたが、ふたを開けてみたら受験者はさらに増えていた。
休校になったときの対応、学習進度などに不安を感じた人が多く、先生の質や学習環境、学校の方針などに関心が集まったのかもしれないと語る。
最近ペーパーテストの枚数が、少ない学校では2枚ということも。そういった場合でも、1枚は「お話の記憶」(※)で、もう1枚は「図形に関する問題」と、図形問題が出題されることが多いという。
※録音音声や口頭でのお話を聞いたのち、その内容に関する質問に答えるテスト
「模写」「反転(鏡像)」「回転」「重ね図形」など、言葉で聞くと難しいが、問題を見るとパズルのようなものがほとんど。
今作では、図形問題は、「模写」「反転(鏡像)」「回転」、4~6歳は「重ね図形」まで、カラフルなイラストで楽しく取り組め、難問をクリアする面白さを実感することができる。
また、1冊あたり25点のきりがみ問題を掲載。きりがみは、反転(鏡像)の考えを自然に身につけるのに役立つ。
裏面には一見なんだかわからない模様や絵が描かれていて、切ったあとに素敵な作品に仕上がるようになっており、「絵変わりの驚き」も体験可能。
問題が進むと切り線も少しずつ複雑になっていくため、はさみづかいのトレーニングにもぴったりだ。
巻末には、有名小で出題された問題をもとに武田氏が作問した「図形模擬テスト」付き。
通常、テストには問題文は書かれておらず、1回だけ読み上げられる「課題文」を聞き取り回答する。模擬テストにも読み上げ用課題文がついているため、実際のテスト気分でチャレンジできることに加え、それぞれ武田氏による解説付きで、学習のポイントもよくわかるようになっている。
実際の受験は考えていなくとも、「ちょっとやってみたい」「うちの子がどのくらいできるか確かめてみたい」という方にもおすすめのシリーズ。
小学校に入ってからの生活や学習に大いに役立つ、「遊び」から育まれる「空間認識能力」を養うワークブックを、ぜひチェックしてみては。
こども知能パズルプラス きりがみワーク 3~4歳やさしい
https://hon.gakken.jp/book/1020540100
こども知能パズルプラス きりがみワーク 4~6歳むずかしい
https://hon.gakken.jp/book/1020540200
監修/武田澄子(フォレスト幼児教室 室長)
学研プラス刊 各880円(税込)
問い合わせ先/学研プラス