子どもと高速バスや路線バスを利用するときのマナー

子どもと高速バスや路線バスを利用するときのマナー

バスの中での飲食や声の大きさなど

2019.07.20

子どもと高速バスや路線バスなどを利用するときのマナーについて気になっているママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、バスのなかで飲食をする場合に気をつけていることや荷物の置き方など、子どもに教えているバスのマナーについて、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

子どもとバスを利用するときに気になること

子どもといっしょに高速バスや路線バスに乗る場合、どのようなことが気になるのでしょう。ママやパパに聞いてみました。

5歳児のパパ
5歳児のパパ

子どもを連れて実家に帰省するときに高速バスを利用しようと考えているのですが、長時間バスのなかで静かにすごせるか心配です。バスに乗っているときのマナーをどのように教えるとよいか知りたいと思います。

6歳児のママ
6歳児のママ

路線バスを使って子どもと買い物に行こうと思うのですが、どのようなことを約束しておくとよいか気になります。子どもにもバスのマナーを守ってほしいので教えておいた方がよいマナーを知りたいです。

高速バスや路線バスに乗る際、子どもがマナーを守ってすごすことができるか気になることもあるようです。バスのマナーについて、乗車する前に子どもと話しておけるとよいかもしれません。

実際に、バスを利用したことのあるママやパパは、子どもにどのようなマナーを教えているのでしょう。

子どもと高速バスを利用するときのマナー

バス
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子どもと高速バスを利用する場合、車内で長時間すごすために気をつけたいマナーにはどのようなものがあるのでしょう。ママやパパに聞いてみました。


汚さないように飲食をする

5歳児のパパ
5歳児のパパ

高速バスを利用するときは飲食物をこぼして汚すこともあるので、用意したマットの上で食べるように教えています。公共の乗り物では『汚さない』『汚れたらきれいに拭く』などのマナーがあることを、子どもにもわかるように話しています。

飲食をする場合のマナーについて子どもに教えているパパがいました。長時間乗ることになる高速バスのような公共交通機関では、周りの人に不快な思いをさせないように気をつけることも大切かもしれません。


声や音に気をつけて遊ぶ

4歳児のママ
4歳児のママ

高速バスには子どもの好きなおもちゃなどを持って乗りますが、他の乗客の迷惑にならないように声や音の大きさに気をつけることを教えています。遊びに夢中になって大きな声を出しそうなときには『静かに遊ぼうね』と、そっと声をかけています。

好きなおもちゃや絵本などを使ってできるだけ静かに遊ぶことも、高速バスに長時間乗るときのマナーかもしれません。「バスのなかで眠る人もいるから静かに遊ぼう」と理由も伝えることで、子どもが小さな声で遊ぼうと気をつけてくれたというママの声もありました。

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子どもと路線バスを利用するときのマナー

子どもと路線バスを利用するときには、高速バスとは違うマナーもあるようです。ママやパパが子どもに教えているバスのマナーを聞いてみました。


順番を守って待つ

© oka - Fotolia
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4歳児のママ
4歳児のママ

路線バスに乗るときには、バスが来るまで順番を守って並んで待つことがマナーになっていると子どもに教えています。バス停周辺はバスを待つ人の他に歩いている人や自転車に乗っている人などもいるので、子どもと手をつないで周りに気をつけながら待っています。

路線バスを待つときのマナーとして、順番を守って並んで待つことを子どもに教えているママがいました。バスが遅れて子どもが待ちきれないときには、小さな声で子どもの好きな手遊び歌を歌ったりなぞなぞで遊んだりするとよいかもしれません。


バスのなかでは歩きまわらない

6歳児のパパ
6歳児のパパ

路線バスでは座席が空いていないことがあるので、近くのバーにしっかりつかまって立つように教えています。バスのなかでは歩きまわったりつり革で遊んだりせず、降りるまで静かにしているというマナーがあることを話しています。

路線バスの場合は座席が全部ふさがっていて座れないこともあるかもしれません。バスのなかを歩きまわると、周りの人に迷惑をかけたりケガをしたりする心配もあるようです。バスを待つ間に、席が空いていない場合のマナーを教えているというママの声もありました。


荷物をまとめて持つ

5歳児のママ
5歳児のママ

路線バスにはさまざまな人が乗り降りするので、荷物をまとめて持つように子どもに教えています。空いている座席や床などに置かないことがマナーだということを伝え、他のお客さんも気もちよく使えるように気をつけています。

バスの座席に座るときには荷物を自分の膝の上に置くことも、子どもに教える大切なマナーのようです。路線バスの場合は大勢の人が乗り降りすることもあるので、移動の妨げにならないようにバッグやリュックを床に置かないように教えているというママの声もありました。

子どもとバスに乗るときに気をつけたいこと

子どもと高速バスや路線バスに乗るときには、どのようなことを意識するとよいのでしょう。ママやパパが気をつけていることを聞いてみました。


周りの人にひとこと声をかける

4歳児のパパ
4歳児のパパ

子どもと高速バスに乗る場合は、乗車したときと降車するときに周りのお客さんにひとこと声をかけるように心がけています。特に子どもの声で近くの座席の人がよく眠れなかったかもしれないと感じたときには、ていねいに謝罪するようにしています。

子どもはバスに乗ることが嬉しくて、マナーを教えてあってもはしゃいでしまうことがあるようです。ママやパパが「よろしくお願いします」などとあいさつをすることで、子どもも周りの人に迷惑をかけないようにしようと感じてくれるかもしれません。


しっかり準備をしてバスに乗る

3歳児のママ
3歳児のママ

バスを利用するときには、思いがけないトラブルにも対応できるように、持ち物をしっかり準備することを心がけています。バスのなかで飲食する場合は、飲み物をこぼしたときに床を拭く古いタオルやビニール袋などを忘れずに準備するようにしています。

高速バスや路線バスに乗るときに、子どもの行動を予想して必要なものを準備しているママがいました。他には、ごっこ遊びで乗り方や乗車中のマナーなどを子どもにわかりやすく伝え、バスに乗る準備をしているというパパの声もありました。

マナーを守って子どもとバスを利用しよう

バスに乗る親子
aslysun/Shutterstock.com

高速バスや路線バスを子どもといっしょに利用するときに、バスの乗り方やバスのなかでの飲食の仕方、荷物の置き方などのマナーをきちんと教えようとしているママやパパがいました。

長距離の高速バスも乗り降りが多い路線バスも、子どもが「バスに乗るのが楽しい」と感じてくれるようにマナーを守って乗れるとよいですね。

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