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離乳食はいつから?牛肉の離乳食時期別の進め方とアイディア
離乳食の牛肉はいつから始めればよいのか、離乳食初期・中期・後期・完了期別に解説していきます。
離乳食を始めるときに食材別のスタート時期や形状・硬さ、さらに進め方の目安などどう進めていくのか悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省や自治体の資料を参考にしながら、ママたちによる、いつから離乳食に取り入れたのか、メニュー例や保存方法などの体験談について紹介します。今回は牛肉です。
牛肉を離乳食で始める前に
離乳食に取り入れるときは、お粥から始め、野菜のペーストと食べ慣れた頃から鶏肉、豚肉、牛肉の順に進めるとさそうです。完了期には54.3%のママが取り入れているようです。
いつから食べさせてよい?
離乳食の開始時期の目安としては、
・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食物に興味を持つようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。
進め方の目安
離乳食初期(5~6カ月)
食事のタイミングは、体調やご機嫌が良いなど子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。厚生労働省の資料によると0.3%のママがこの時期に牛肉を離乳食で与えているようです。
離乳食中期(7~8カ月)
離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくようになるでしょう。厚生労働省の資料によると4.5%のママがこの時期に離乳食で牛肉を与えているようです。
離乳食後期(9~11カ月)
生後9カ月頃から、授乳やミルクがメインではなくなる子が増えてくるかもしれません。1日3回食に進めていくなど、大人と同じ食生活が始まる時期といえるでしょう。厚生労働省の資料によると28.7%のママがこの時期に離乳食で牛肉を与えているようです。
離乳食完了期(12~18カ月)
1日3回の食事のリズムを大切にすることが、生活リズムを整えるきっかけの一つと言えそうです。厚生労働省の資料によると54.3%のママがこの時期に離乳食で牛肉を与えているようです。
目安の量
調理用計量スプーンの大さじは15ml、小さじは5mlです。1mlを約1gとして考えれば、量の目安にできそうです。
離乳食初期(5~6カ月)
調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める
離乳食中期(7~8カ月)
調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は10~15g
離乳食後期(9~11カ月)
調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は15g
離乳食完了期(12~18カ月)
調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は15~20g
牛肉を使った離乳食のメニュー例
牛肉のトマト煮込み
「11カ月の頃に作ったメニューです。脂身を取って茹でた牛肉と湯剥きしたトマトを小さく切って、玉ねぎやにんじんをみじん切りにして煮込んだコンソメスープの中に入れました。ケチャップで味付けをして、飲み込みやすいように水溶き片栗粉を加えると、初めてでも食べやすいようでした」(20代ママ)
子どもが食べやすいようにとろみをつけたり、小さく切ったりと工夫しているママが多くいました。
牛そぼろのおにぎり
「1歳5カ月の頃、手づかみで食べられるよう意識して作りました。フライパンで炒めた牛ひき肉に醤油を少し入れて味を整えたあと、軟飯と混ぜてのりをつけておにぎりにしました。牛そぼろが大好きで、多めに作って冷凍保存していました」(30代ママ)
後期から完了期の離乳食は、子どもが自分から食事できるように、工夫して作るママもいるようです。
保存方法
「生のまま使う分だけ牛肉をラップに包んで冷凍したり、茹でて小さく切り刻んだ状態で製氷皿に入れて冷凍したりしました」(20代ママ)
調理の方法によって保存方法を分けているママもいました。
気をつけていた点
下ごしらえ
「牛肉はやわらかいモモ肉を使用するようにしています。脂の部分は切り落として、サッと下茹でしています」(20代ママ)
離乳食の時期に使う牛肉は、脂の部分が少ないモモ肉やヒレ肉の薄切りを使用するママが多くいました。
調理時
「10カ月の頃、牛肉とみじん切りにした野菜をうどんの具に入れて与えました。牛肉をしっかりと下茹でしたため、固くなり子どもは食べづらいようでした。牛肉が硬くならないように、沸騰していない熱めのお湯で下茹でするようにしました」(30代ママ)
水の状態から牛肉を入れて茹でると硬くなりにくく、アクや余分な脂もある程度取り除くことができるようです。子どもの食事の様子を見ながら食べやすいように与えられるとよいですね。
牛肉を離乳食に取り入れよう
ママたちは、牛肉を離乳食後期から頃から取り入れているようです。脂身の部分を含んでいるので、なるべく赤身の部分をひき肉や小さく切り刻んで与えるとよいでしょう。
冷凍保存もしやすいようなので、味付けや調理方法など工夫をして食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。離乳食の時期が進めば大人のメニューから取り分けて調理するなど、家族と同じようなメニューをいっしょに食べることで食事の楽しさを伝えてあげられるとよいでしょう。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2017年12月7日時点で作成した記事になります。